NY金 上抜け寸前

おはようございます。

ここのところ、米金融政策の行方には「保有資産の縮小」について話題となり注目されてきています。先週ダドリーNY連銀総裁が発言したのを発端に市場が意識を強くし、FOMC議事録で市場の思惑に反し「保有資産の縮小」が議論されていることで市場がさらに意識することとなっています。元々FRBは利上げの際も市場が混乱すないように事前に十分織り込ませてから利上げを実施していますので、この「保有資産の縮小」もいきなりサプライズでするのではなく、ほぼ市場に織り込ませた状態で実施してくると思われます。昨晩のウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の講演でも「保有資産の縮小」について触れています。今後、要人発言でその兆候が読み取れていくのかもしれません。

米株式は小反発。米雇用統計を控え小動きですが、完全雇用への期待、原油高などで堅調。NYダウは前日比14.80ドル高の20662.95ドル。ドル円はほぼ変わらず。米長期金利も横ばい、米10年国債利回りは2.34％。


【NY金　日足】

転換線に沿って小反発の動きとなりました。SPDR金ETF残高は横ばい変わらず。取組高もほぼ横ばい。○印のように遅行線が実線をクロスしようとしています。時間的な調整が終了段階とみます。ズバリ今晩上抜けとみますが、いかに!?。予想レンジは1,280～1,245ドル。


【東京金　日足】

国内は持ち合いが続きその幅はかなり細くなってきています。持ち合い放れを待ち、ついていく方法が吉。持ち合いレンジは4,466～4,428円。このレンジを抜け出したほうについていく考え。予想レンジは4,500～4,430円。


【東京白金　日足】

 反発の兆し見えず・・・。一般投資家の買いは首の皮一枚でぶら下がっている印象。安値更新は売り乗せていきたいと考えています。予想レンジは3,440～3,360円。



【東京ドバイ原油　日足】

 相対力指数も50％を越え、ボリンジャー中心線もすでに越えてから3日。上昇基調の動きに転換しており上値追い。押し目買い方針で良いと判断しています。3月売り込まれた投機筋のショートカバーが中心の動きと見られます。予想レンジは38,000～36,500円。


【東京ゴム　日足】

 昨晩、上海夜間市場は急落。9月限15,830元となっており、日中取引終値から5.86％安と大幅安。国内では約14円の下げとなります。期近下がらず、期先の買いがさらに因果玉となる流れ。


【東京とうもろこし　日足】

パッとしません・・・。

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