2010年2月26日金曜日

【尊王討奸】 【昭和維新】

 今日は2.26事件があった日です。その日、帝都は30年ぶりの大雪に見舞われていたそうです。昭和11年2月26日未明のことである。我が国の近代史上最大のクーデター二・二六事件の始まりである。このクーデターにおいての反乱軍将校のスローガンが、「尊皇討奸」と「昭和維新」なんです。「尊皇討奸」とは、天皇陛下ご自身による政治を実現する為、私腹を肥やし悪政をしている重臣どもを、殺さなければならないという事。「昭和維新」とは、「明治維新」のように、政治の主体が変わるのだという意味。高橋是清大蔵大臣、斉藤実内大臣、渡辺錠太郎教育総監ら政府要人に天誅を下し、鈴木貫太侍従長、牧野伸顕前内大臣にも重傷を負わせた。憂国の至情に駆られ、天皇ご親政を目指した右派クーデターだった。
 「昭和維新の歌」なんてのもあるそうです。また、三島由紀夫は文学者の中で最もこの2.26事件をに関心があった人物だといわれています。

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