米市場では相次ぐFRB高官のタカ派発言で積極的な利上げ利上げに対する警戒感が強まっている中、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの施設が攻撃を受けたことで原油価格が上昇しエネルギー株が買われダウは堅調。NYダウは前日比153.30ドル高の34861.24ドル。一方米金利上昇により割高感が強まるハイテク株中心のナスダックは前日比22.539ポイント安の14169.300。S&P500は前日比22.90ポイント高の4543.06。なお、ドル円は今朝123円台へとドル高円安が進行。日銀が先週行わなかった指し値オペを通知。0.25%で無制限に10年国債を買い入れることで日米金利差拡大観測が強まっています。日銀が金利上昇を抑制する姿勢を見せたことで円安が進むリスクが高まっています。
【金標準先物 日足】
週末のNY金4月限は前日比8.0ドル安の1954.2ドル。この日は米10年国債利回りも2.5%に上昇し、FRB高官のタカ派発言を受けて早いペースでの利上げが意識され反落。しかし一方国内円建て価格の大阪金標準先物は今朝の寄付き8:45は7671円(前日比19円高)で始まり7686円(10:23)まで一時高値をつけています。先週末につけた終値ベースの史上最高値7652円(3/25)をそのまま更新しようとしています。レポートでもお伝えしましたが週末もSPDR金ETF残高は1093.18トン(前日比5.52トン増)で根強いインフレヘッジによる増加傾向が続いています。【白金標準先物 日足】
NY白金4月限は前日比22.7ドル安の1008.5ドルで一時1000ドルを割り込む場面も。ロシアから石油や資源供給への不安からスタグフレーション(インフレと同時に起こる景気減速)観測が強まっており、需要減退への見方から反落しているとみられます。これでも円安の恩恵がないわけではありませんが、今日は円安と株安が同時に発生している場面もみられ、円安が買い材料として素直に反映されていないようです。ロシア・ウクライナの情勢悪化に加え、中国のコロナ感染が拡大しており、上海では「半封城」と呼ばれる事実上の都市封鎖(ロックダウン)を28日から行うことが嫌気されています。
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