今週11/3(火)いよいよ米大統領選挙投票日を迎えます。日本時間4日午前中から開票作業が始まり結果が明らかになる予定です。ただ今回は郵便投票の多さもあり両陣営が投票結果を素直に受け止めない可能性も…。
前回2016年米大統領選投票日前後の動き
【日経平均株価 日足】
日経平均株価は投票日の翌日日本時間11/9は一時前日比1000円安を超えるところまでうられ、その日の終値では919.84円安。しかしその翌日からは年明けまで安値からは約3500円の大幅上昇となりました。
【NY金 日足】
NY金は投票日から年末まで約200ドルの下落。急激なドル金利上昇、ドル高によってNY金は下落しています。
【ドル円 日足】
ドル円はサプライズにトランプ勝利となったことで一時リスク回避の円高ドルで101.19円まで円高が進みました。しかしトランプ政権誕生による『高圧相場』によりドル金利上昇やリスクオンムードで101円台から118円まで約17円のドル高円安へ。
【東京金 日足】
東京の円建て金価格は開票直後は200円弱の乱高下はあったもののドルの上昇、長期金利の上昇でドル建て価格が上値を抑えられた一方でドル円の円安ドル高の動きがNY価格の下落を相殺することで年明ける前までは横ばいを続けましたが、年明け大統領就任後は「金」にも高圧相場の影響から押し上げられ、円建ては円安による効果もあり3月までに2か月で約220円の上昇となりました。
米大統領選は大方のヒラリークリントン勝利の予想を覆しトランプ大統領が選挙戦を制しました。相場は乱高下しましたが、なるべくしてなった動きだったのではないでしょうか?リーマンショック後の世界的な金融緩和時代から2014年世界の中で先駆けてテーパリング(緩和縮小)を開始した米国。2015年末にゼロ金利を解除し大統領選後の2016年12月からFRBは金利の引き上げをおこない本格的な景気回復が始まるタイミングでの新大統領誕生でした。では今回の米大統領選はどんな潮流が始まる局面なのか?世界的な新型コロナウイルスのパンデミックのなかで人々の生活は変化し、 追い求めるものも変わってきているのではないでしょうか?衰退する産業もあれば新しい産業も生まれてきます。コモディティーにもその変化が現れるかもしれません。
米大統領はどっち!?
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