おはようございます。
今朝未明に公表された米9月FOMCの議事要旨では0.5%の利下げが決定されましたが、一部では0.25%引き下げを支持する参加者もいて意見が分かれていたことが明らかとなりました。ただ市場はすでに織り込んでいたこともあり市場の動きは限定的で米株式の騰勢は続き、ソフトランディングに対する楽観的な見方が広がり続伸。NYダウは前日比431.63ドル高の42512.00ドル、ナスダックは前日比108.701ポイント高の18291.617、S&P500は前日比40.91ポイント高の5792.04。NYダウは終値での最高値更新、S&P500は取引中の史上最高値、終値での高値をともに更新しています。株式が買われ債券が売られたことで長期金利が上昇しています。今晩米9月消費者物価指数の発表では前年比2.3%(前月2.5%)の伸びが予想されています。一段とインフレが鈍化する見通しですが、コアCPIでは前年比3.2%の伸びを維持する見通し。市場予想を上回る伸びとなれば、利下げ見通しは後退しさらにドル高が進むことが予想され、株安の要因に・・・。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】
【OSE金標準先物 日足】OSE金標準先物8月限は今朝の午前中では3日ぶりの反発で前日比8円高の123544円(11:17)。NY金12月限は前日比9.4ドル安の2626.0ドルと週末4日から4営業日続落となっています。米雇用統計が堅調な内容で利下げ観測が後退し、今は年内0.25%×2回の利下げの見方から年内0.25%×1回?との見方も出てきています。ただドル円については1ドル150円が視野に入りつつあり、円建て価格はドル建て価格の値下がり分を円安が下支えしています。昨日、バイデン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相との電話会談が実施され、バイデン氏はイランへ報復については一定の理解を示しつつも核施設や石油施設への攻撃は反対を表明。ただイスラエルのガラント国防相はあらためて報復に乗り出す意向を示しており、一方イランはサウジに接近するなど、事態の収拾にはまだ程遠い状態。
【NY白金1月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】 本日午前のOSE白金標準先物8月限は前日比41円高の4600円と4日ぶりの反発。国慶節明けも中国本土における株式市場の騰勢は続いています。昨日、財政政策強化の発表が明日12日におこなわれると伝わり、政府支援での景気回復への期待が強くなっているようです。NY白金1月限のドル建て価格は950ドル台を下値に反発の兆し。
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