3連休前22日の夕方17:00過ぎに金融市場が大きく動揺。財務省は日銀を通して円買いドル売り介入を実施したことを公表。円買い介入は1998年以来となります。その晩の米国市場では日本の円買い介入では米国債が売られているのではないかといった憶測も呼び債券売りから金利も上昇しやすい状態になり米10年国債利回りは3.7%台まで上昇し、株価は続落。23日秋分の日には日本が休場でしたが、英国新首相のトラス政権での大規模減税、国債増発懸念により英ポンドが急落し、金融市場が動揺。リスク回避によってふたたびドルが対主要通貨で上昇しています。米株式は23日晩も続落となり4営業日連続の下落し年初来安値を更新。2020年11月以来の水準となっています。
【金標準先物 日足】
9/23(金)よりOSE大阪取引所では祝日取引が始まりました。祝日取引については取引業者によって参加しているところ、していないところがあります。弊社は一般顧客の委託玉についてはまだ参加を見送っているため祝日取引時間の取引はできません。その祝日取引時間につけた安値は7534円(23日20:11)でしたが、本日の日中立ち合い時間中、ポンド売りによりドル高が進みドル建て価格が一時1633.8ドル(09:59)まで急落し、国内円建て価格は7506円(09:56)の安値をつけました。連休前の日本の財務省における円買い介入は米国債の売却の憶測も立ちNY時間もドル金利が大きく上昇しています。日本の円買い介入がドル円市場において過度なドル高円安に警戒を強めています。ただ日本の円買い介入については限界があるとの見立ても海外市場では広がっていると言われています。円売りドル買い介入と異なり、円買いドル売り介入には手持ちのドル資産に限りがあるからです。「外貨準備高1兆2921億ドル・外貨預金1361億ドル・米国債1兆2343億ドル」このドル資産をどこまで切り売りできるのか・・・?目下、ドル金利上昇がネックとなるドル建て価格ですが、年内の利上げ幅はFOMCの金利予測で言えば残り1.25%といったところで4.25-4.50%。すでに米2年債の短期金利利回りは4.2%を超えています。7500円台は円建て金価格踏ん張りどころと考えます。【白金標準先物 日足】
白金も22日晩は円高の影響を大きく受け下落しましたが、23日にポンド急落がきっかけとなって欧州通貨も下落。ユーロ圏での景気後退リスクに加え、米株式市場もリスク回避による続落となり年初来安値を更新したことで、景気商品といった側面から過度に売り込まれた印象です。ドル建て価格では200日移動平均線が位置する950ドルを試しに行くと考えていましたが、その手前で腰折れた動き。商品そのものの需給を反映しているよりも、ドル円やポンドなど為替の動きによって振り回されています。国内の逆ザヤは幾分縮小しましたが変化してくるのかどうか…。投資家心理が弱まっていますが国内の一般玉は建玉内容を見る限り4000円を売り抜けた様子。3800円以下は値ごろ買いが入りやすくなるか…?
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