おはようございます。
昨晩の米9月消費者物価指数は前月比で+0.4%、前年比で+5.4%とやや強い数字でしたが、ほぼ予想の範囲内ということで過度なインフレへの警戒感が和らぎ債券が買われ長期金利が低下しました。欧州時間からここ最近の金利上昇で債券に買いが入る流れが続いたとみられます。株式市場は前日の半導体不足によるiphone13の減産をは発表したアップルや金利低下で金融株が売られた一方、金利低下でハイテク株が買われまちまちの展開。NYダウが前日比0.53ドル安の34377.81ドル、ナスダックは105.710ポイント高の14571.635,S&P500は前日比13.15ポイント高の4363.80で終えています。朝方3:00に公表された9月FOMC議事録では物価面でのテーパリング開始条件はすでに満たされたと指摘され11月中旬か12月中旬にはテーパリングを開始する可能性が議論されていることが確認されましたが、市場はほぼ織り込んでいる内容となり反応は限定的だったようです。
【金標準先物 日足】
国内は10営業日続伸。NY金中心限月12月限は前日比35.4ドル高の1794.7ドル。200日移動平均線が1797.5ドルに位置しており昨晩の高値1797.4ドルは意識されているのかもしれません。欧州時間から長期金利が低下傾向となりじり高が続き。米9月CPIの強い数字で一旦急落しましたが、その後は倍返しの上昇を見せる強い展開。約1年ぶりの水準まで上昇してきたドルインデックスが一服しドル安の動きとなったことが金の買いを促した様子。推定出来高では約29万枚とみられ久しぶりに商いが膨らんでいます。新規の仕掛けが多く入ってくるかどうか?11月FOMCでのテーパリング開始決定の可能性は高くそれまではまだドル高圧力が残ると思われますが、現在投機筋のドル買いポジションも膨らんできており、この巻き戻しの動きに入るときが1800ドルを抜け上昇の勢いを強めると思われます。それまでは1800ドル手前で少し抵抗あり?
【白金標準先物 日足】
ドル安を背景に白金価格も上昇しましたが、直近高値3725円(10/12)までは到達できず。NYドル建て価格は一目均衡表雲の中での動きになってきていますが抜けきれず、またこの戻りで総取組高を減少させていることから、あくまで買戻しの上昇で新規の追随買いは少ないとみられます。インフレが一過性ではないと指摘する声が出てきていますが、自動車だけでなくアップルの携帯電話も半導体不足で減産を強いられるなど、世界的なサプライチェーンの混乱はまだ収まりを見せていない様子で需要拡大にはまだ時間を要すものと思われます。ただテクニカル上、週足でも今週でMACDがゴールデンクロスする可能性が高くなってきており、日足で一目均衡表雲を上抜けるようであれば一段の上昇を警戒。
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