金融緩和縮小に期待が集まるユーロ相場ですが、昨晩ECBドラギ総裁は「基調インフレ圧力は抑制されている」「引き続き金融安定リスクを警戒」と述べ緩和縮小を議論する段階ではないことを前回同様示唆しました。結果、上昇を続けてきたユーロは売られドルが買い戻される流れになりました。しかし、FOMC議事録では「6月利上げは適切」「年内にバランスシートを縮小」としながらも弱い経済指標が続きインフレ圧力が弱まっていることを懸念し、「一時的なものであることの確証が必要」として高まってきていた利上げ観測は一服。公表後、ドルは売られました。
NYダウは前日比74.51ドル高の21012.42ドル。議事録公表後、利上げペースが緩やかなものになるとの見方から21,000ドルを6日ぶりに回復。ドル円も利上げペース鈍化でドル安円高の動き。米長期金利も低下し、米10年国債利回りは2.25%
6月FOMCのFEDウォッチは78.5%に低下。
12月FOMCのFEDウォッチでは年内あと2回以上を見込む向きは45.4%
【NY金 日足】
FOMC議事録公表後、利上げペース鈍化の見通しから小反発。先週から週足ベースで一目均衡表の雲が意識されており抵抗になっている様子。今週の週足雲上限が1,290ドルにあります。日足でもその辺りが遅行線が実線と交わる辺りか・・・。SPDR金ETF残高5/24時点は前日比変わらず。予想レンジは1,280~1,245ドル。
【東京金 日足】
近くて遠い4,500円・・・。ドル円では112.10円がボリンジャー中心線にあり、昨晩のドル高はそこまで・・・。ドル高基調でもなく、かといってドル安でもなくガップリオツ。となればドル建て相場の吹き上げに期待したいところですが、6月FOMCが近づいており利上げ観測後退とは言いつつも6月利上げはほぼ確実視されていますので、その後の利上げペースがどうなるかに焦点が移ってきています。予想レンジは4,525~4,480円変わらず。
【東京白金 日足】
昨日発表された南ア消費者物価指数は5.3%に低下。インフレ圧力は見られませんでしたが逆に安定しているとの見方からランドは買われて上昇しています。これは白金にとってはプラス要因となりますのでNY市場は堅調推移と見れます。いずれにしても東京はレンジ内の動きで売り方買い方双方動けない状態が続いています。大きな動きはブレイク後・・・。予想レンジは3,435~3,380円。
【東京ドバイ原油 日足】
NYでは4月高値53.76ドルに迫る動き。OPEC総会を本日25日に控え、主要産油国からなる減産監視委員会は協調減産を7月以降9ヶ月間延長するよう勧告しました。米国原油在庫も米エネルギー情報局(EIA)発表では前週比440万バレル減の5億1630万バレルとされ、市場予想を超える減少幅。NYでは投機筋のショートの膨らみから買戻し圧力が強いと見られます。年後半は需給見通しから逼迫感が高まりますので場合によったら今回の上昇で60ドル超えを目指すか・・・。予想レンジは38,500~37,000円変わらず。
【東京ゴム 日足】
本日、納会をむかえ期近は急落し逆ザヤは潰れてきています。チャートでみればテクニカルで下げてきているようにも見えますが、テクニカルを重要視していいものかは疑問・・・。しかし、需給面でいけば上昇は限界があると考えられます。ちなみに私の趣味であるオートバイのタイヤについてここにきて価格上昇となってきています。末端に昨年の価格高騰が転嫁されてきているようです。どうも半年毎に見直しがあるようです・・・。
【東京とうもろこし 日足】
コメントなし・・・。
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