3連休明けの米株式市場はダウは反落、ナスダックは3営業日続落となっています。NYダウは前日比697.10ドル安の33129.59ドル、ナスダックは前日比294.971ポイント安の11492.30、S&P500は前日比81.75ポイント安の3997.34。米PMI(購買担当者景気指数)速報値が製造業・サービス業・総合全てにおいて市場予想を上回り米経済の強さが示され米FRBによる利上げ姿勢の長期化が懸念され株式市場を圧迫しました。米長期金利は米10年債利回りで3.955%まで上昇。ターミナルレート予想は8月で5.365%に相当、これは0.25%の利上げをあと3回おこなう計算となります。今晩、明日未明にFOMC議事録が公開されます。FRB高官のタカ派発言が目立ってきており米利上げの長期化観測が強まるのかどうか?
【金標準先物 日足】
NY金4月限は前日比7.7ドル安の1842.5ドルで3連休明けがスタート。米経済指標の強さから米利上げ長期化観測が強まり米長期金利上昇、ドル高がNY金価格を抑え込んでいます。ただ現物需要が下支えしていることも確認されています。スイスの税関統計では欧州での金売却の動きが見られるようですが、中国やトルコなどのアジア、中東向けの輸出が活発になっているようです。ドル円は1ドル135円 を今朝まで試し現在は134.8円辺りでの推移となって国内円建て価格をした支え。OSE金標準先物12月限は前日比23円高の7951円で日中取引を終えています。国内チャートはあくまで下値切り上げの兆候があり緩やかな上昇が続いています。本日は納会で2023年2月限が取引を終え、24日休み明け朝に新甫2月限が発会。【白金標準先物 日足】
NY白金4月限は前日比27.2ドル高の948.6ドルと大幅に反発。先週末に907.8ドルまで下げ900ドル割れに迫りましたが900ドルは維持して反発。今週に入ってから南ア鉱山会社の決算が相次いできており白金の減産が明らかになっています。2023年は供給不足に陥ると見られていますが、需給要因が材料となっての上昇となってきています。RSIが30%割れまで下げた後の材料出現で切り返すきっかけ材料となっているとみられます。OSE白金標準先物12月限は前日比99円高の4095円で終了。日足チャートで新値足は本日陽転、MACDもゴールデンクロス寸前のところ。白金の国内総取組高が21日、わずかながらに金(41,252枚)を上回る41,362枚に。売り込み型の取組内容と言えショートカバー(買戻し)が出やすい場面?
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