2022年12月6日火曜日

金 米実質金利が低下

 昨晩の米株式市場では金融引き締めの長期化観測が再燃。米11月ISM非製造業景気指数が前月54.4から下方修正される大方の予想(53.4)に反して56.5と上昇。米長期金利は上昇し、ターミナルレート予想も再び5%に上昇。米株式は利上げ長期化を嫌い下落。NYダウは前日比482.78ドル安の33947.10ドル、ナスダックは前日比221.560ポイント安の11239.937、S&P500は前日比72.86ポイント安の3998.84。ドルは買い戻されドル円相場では1ドル136円台後半まで回復。本日の日本時間では更に137円台を覗くドル高円安の動き。

【金標準先物 日足】

NY金2月限は利上げ長期化観測からドルが買われ割高感から前日比28.3ドル安の1781.3ドル。OSE金標準先物は夜間立ち合いで7756円(04:18)まで安値をつけ、日中立ち合い寄付きは前日比46円安の7768円でスタート。午前中は1ドル136.20円台から137円を超えるドル高円安に振れ、一時前日比5円安の7809円(11:29)まで回復したものの7800円を挟んで足踏みの動きとなっています。NY市場では米長短金利差が逆転し逆イールドが拡大しておりインフレが高止まりし景気が減速するスタグフレーションの懸念も強まります。インフレ高止まりで利上げ幅が縮小していくとの見方から米実質金利もやや低下傾向でドル建て価格の下支え要因となっています。FOMC前でブラックアウト期間で要人発言もなく手掛かり材料難ですが、逆イールドが市場の異常さを映し出しています。

【白金標準先物 日足】

一目均衡表遅行線からみると向こう5営業日程は4300円の分岐点を探るような値動きが想定されます。OSE白金標準先物は3営業日の続落。NY白金1月限は1000ドルを維持している現状。4200円台は地を固めるところか?


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