おはようございます。
中国コロナ対策の隔離措置撤廃がリスク選好ムードを煽る流れ。特に債券売りが強まっておりドル金利上昇を招いています。米10年国債利回りは3.849%と約1か月ぶりに3.8%台を回復。ターミナルレート予想も4.98%と5%に迫りドル高要因になっているとみられます。株式はハイテク株こそ金利上昇で上値を抑えられていますが、概ねリスクオン。NYダウは前日比37.63ドル高の33241.56ドル、ナスダックは前日比144.636ポイント安の10353.226、S&P500は前日比15.57ポイント安の3829.25。
今朝の日銀金融政策決定会合「主な意見」では、長期金利の許容幅上限を引き上げたことは金融緩和の方向性を変更するものではないとする見解を示し、金融緩和継続の必要性を伝えています。公表後、ドル円はゆるやかに円安ドル高の動きとなり133円後半に。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】NY金2月限は一時直近高値を更新し1841.9ドルまで上昇。セツルメントは連休前の前日比18.9ドル高の1823.1ドルと200日移動平均線上を固める値動き。金利上昇は圧迫要因となりますが、このような状況でも1800ドル台を固めつつあります。米国の利上げ打ち止めが今後意識されてくる中で、金ETFも徐々に増加傾向となってきており債券売りが強まるなかで安全資産としての価値を取り戻してきているとみられます。年明けにはウクライナ侵攻から1年となり、ロシアがウクライナに降伏を求めるなど地政学リスクも高まってくる可能性も。
【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】OSE白金標準先物は2営業日続伸の後、昨晩一時4342円(18:50)まで上伸しました。中国のコロナ規制緩和が需要拡大が見込まれるところですが、米電気自動車大手テスラが来年1月上海工場の減産を計画していると報じられたことからテスラ株が11%急落しています。そのためか、NY白金は金、銀など他の貴金属とは異なった値動きとなり前日比でマイナスまで落ち込んでいます。NY総取組高は12/13をピークに減少傾向に転じており現在は追随買いに勢いが見られず。4300円が鬼門となり目先はやや上値の重い展開。
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