おはようございます。
ECBは政策金利を0.75%引き上げ2.00%に決定。景気減速が懸念されますが、インフレ抑制を優先した政策を選んでいます。声明発表後のラガルド総裁は会見で2023年第1四半期まで景気減速の可能性があることを指摘しましたが、今後数回の会合で利上げをおこなうことを示唆しました。ただ資産購入は継続するとして内容的には市場はやや「ハト派」的と解釈し発表後ユーロは対ドルで下落しています。また米国では米7-9月期GDP速報値が発表され市場予想+2.4%を上回る+2.6%と3四半期ぶりにプラス成長を回復しましたが、GDPデフレータ、耐久財受注などインフレ関連指標では弱さが示され、利上げ幅縮小への観測がより強まっています。米長期金利は低下し米10年国債利回りは4%を下回る3.927%で取引終盤を終えています。米株式は企業決算の好調さで堅調となりNYダウは前日比194.17ドル高の32033.28ドル。しかしハイテク株中心のナスダックはアルファベットに続き、アップルのiphone販売低迷、アマゾンの収益低下などで株価は重く前日比178.318ポイント安の10792.674。S&P500も前日比23.30ポイント安の3807.30と続落。
【金標準先物 日足】
NY金12月限は前日比3.6ドル安の1665.6ドル。ドルが対ユーロで上昇しNY金にとっては重しとなりましたが、米GDP発表後には利上げ幅縮小観測が続き1660ドル台で下値を固める動きとなっています。OSE金標準先物10月限は昨日発会値7808円から円高により7756円(27日15:09)まで下振れしたものの、今朝7796円で寄り付いてから7800円を回復し発会値を上回ってきています。今日は日銀から金融政策の方針がこのあと発表されます。持ち高調整と見られる円買いドル売りで1ドル145円台まで下落後146円台中盤まで回復。為替が日銀発表後どのような動きを見せるか・・・。【白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物10月限は昨日日中の高値4300円を再び回復し、先限つなぎ、8月限一代足でも一代高値を更新。NY白金は前日比4.9ドル高の967.4ドルと200日移動平均線を上抜けてこの水準を維持しています。トレンドが形成してきており取組高増加傾向も今年の2~3月のとパターンが類似。軽く跳んで上昇してきたのではなく小さな押し目を作りながら上昇してきていますので、明らかに潮目が変わった印象。国内市場では一般個人の玉は21日現在で売りポジションを増やしています。4300円台を維持し下値を固め4500円を目指す相場と予想しています。
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