おはようございます。
22日未明にFOMCで発表される米政策金利の引き上げ見通しでは利上げペースが加速することが見込まれており米長期金利は上昇し米株式は上値を抑えられる動きとなっています。米8月住宅着工件数は前月比でプラスに転じていましたが、先行指標の建設許可件数は-10.0%と米住宅金利上昇が負担となっていることが明らかにされています。米株式は前日から反落となり、NYダウは前日比313.45ドル安の30706.23ドル、ナスダックは前日比109.968ポイント安の11425.051、S&P500は前日比43.96ポイント安の3855.93。米長期金利は10年債利回りが一時3.60%を超える局面もあり取引終了では3.569%となりました。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】NY金12月限は米長期金利上昇を背景に上値の重い展開が続き前日比7.1ドル安の1671.1ドルのセツルメント。1688.8~1668.1ドルでの高安レンジで終えFOMC前で出来高は手控えられた様子。OSE金標準先物は7663円(前日比12円安)で日中取引がスタートし小動きとなっています。今晩(明朝03:00)に米FOMCで政策金利発表があります。FEDウォッチで見る市場予想は0.75%引き上げの見方が82.0%を占めています。NY金の値動きはFOMC声明発表が節目となることが少なくありません。今年の3月ゼロ金利解除からこれまででも利上げ発表後には一時的な反発が見られました。ただ5月の場合のように6・7月の利上げについて明確なフォワードガイダンスが示されたため下押し圧力が強まることもあります。今回9月発表ではおそらく0.75%引き上げが予想されますが、その後も11月0.75%12月0.50%引き上げの予想が市場のコンセンサスであり、明確な見通しが示されるかどうかがカギとなります。ドル円でのドル高の調整がどれくらいになるかで、国内円建て価格が上振れるか下振れるかということとなります。【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】9月に入ってからNY白金の上昇が勢い強くなってきています。投機筋が売り込んだ反動もありますが、中国の輸入増加を背景に現物のひっ迫感も無視できず国内白金相場は当限>先限の逆ザヤが大きく拡大してきています。加えて先週14日におこなわれた欧州委員会でのフォン・デア・ライエン委員長の一般教書演説から反応が大きくなっているのが「欧州水素銀行の設置」。欧州ではエネルギー供給の緊迫感からロシアへの依存度を将来的に大幅に低下させる『リパワーEU』を5月に公表。14日の演説では2030年の再生エネルギー比率目標を当初の40%から45%に引き上げることを提案しています。演説では「電力削減義務」や「エネルギー企業からの資金徴収」が論点となっており「欧州水素銀行の設置」のために水素経済規模拡大のため30億ユーロを投じるとしています。水素から電力を生み出すための触媒需要で白金の需給に大きな変化があらわれる可能性を秘めており相場の押し上げ要因になってきているとみられます。ドル建て価格で950ドルの200日移動平均線を試し突破となると1000~1050ドルレンジが視野に入りそうです。
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