おはようございます。
米株式は米利上げへの警戒が強まり反落。NY連銀製造業景気指数は予想より上振れでしたがフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想より下振れ、米小売売上高も内容的には強弱まちまちといったところ。ただ市場のコンセンサスはFEDウォッチでも75bpの利上げ予想が76%、100bpの利上げ予想が24%と75bpか100bpかの選択肢となっておりいずれも速いペースでの利上げ予想となっているため株式市場では警戒が強まっています。米長短金利は2年債利回りが3.863%、10年債利回りで3.449%と上昇しておりドル金利上昇が際立ちますが、ドル円は今週の日本当局の円安けん制もあり143円台で膠着。
【NY金 週足】
<FRBバランスシート>【金標準先物 日足】昨晩のNY金12月限は前日比31.8ドル安の1677.3ドルと大幅に値下がりし3営業日続落。清算値(セツルメント)で1700ドルを割り込んだのは2021年3月以来となります。米CPIなどでインフレの高止まりが示されているもののやや鈍化の兆候が見られますが、FRBの強い金融引き締め姿勢は変わらず速いペースでの利上げ観測が強まっています。インフレ率よりも名目金利上昇率が上回り、米実質金利が上昇しているためドル建ての金価格の下押し圧力が強まったものとみられます。ただ「1700ドル」はコロナショック前につけている高値ラインであり、コロナショック後に世界的な緩和マネーの膨張で2000ドル以上まで押し上げられています。FRBバランスシートで見た場合、コロナショック前にNY金が1700ドルに達した時のFRB総資産は4兆2000億ドル弱・・・、それが現在は縮小が開始されたとはいえ、2倍以上の8兆8000億ドルです。市場にばらまかれた緩和マネーがそれだけまだ流通しているなかでドルが高いのも異常な状況と思えます。投機マネーの動きと言えばそれまでとなりますが、債券を売り、金(ドル建て)を売り、ドルを買う投機的な動きが強まっている結果。2021年3/8のNY金セツルメントが1678.0ドル、その時のドル円は108.90円でした。円建て金価格の下げは円高ドル安の動きに転じることがない限りは限定的と考えます。【白金標準先物 日足】
NY白金が一時919.1ドルまで上昇しNY市場では総取組高が減少しながらの上昇の動きが連日続いており8月高値の950ドル付近を目指す動きと捉えています。ドル円が高止まりしながらもドル高円安の勢いが鈍っていることから4000円近辺で足踏みしている内容ですが、買戻し余地はまだありと考えます。
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