おはようございます。
米商務省が発表した米4-6月期GDP速報値は前期比で-0.9%となり、2四半期連続でのマイナス成長となりました。個人消費や住宅投資、設備投資が落ち込んでおり、テクニカル的には「リセッション」とみなされますが、一方で失業率は歴史的な低水準であり、単純にリセッション(景気後退)と判断するのも早計と言えそうです。ただ株式市場でも解釈に変化がみられ、景気後退の懸念が高まることによって来年には「利上げ方針を転換せざるを得なくなる」といった見方から金融引き締め観測が後退し、米長期金利は低下。米株式は利上げペース鈍化を期待する買いが先行する展開となり2日続伸となりました。NYダウは前日比332.04ドル高の32529.63ドル、ナスダックは130.170ポイント高の12162.593、S&P500は前日比48.82ポイント高の4072.43。
【金標準先物 日足】
NYは売買の中心となる中心限月が12月限に移行され、限月乗り換え時に膨らむスプレッド取引が落ち着いたことから総取組高も48万枚台まで減少したとみられます。FOMC後のパウエルFRB議長の会見後は金融引き締め観測が後退しており、NY金には買戻しの動きが見られ昨晩のNY金12月限は前日比31.7ドル高の1769.2ドルと大きく上昇。金ETF残高の減少もこの数日は止まってきました。ただドル円は昨晩134円台まで円高ドル安が進んでおり、NY金の上げ幅が相殺されて国内の円建て価格は夜間立ち合い終了時で前日比6円高の7539円と小幅高。NY金は反発した一方で、ドル円相場がチャート上、下値(円高)模索の基調に変わりつつあり6月の134.36円(6/24)、132.19円(6/17)が意識されるところ。【白金標準先物 日足】
昨日、国内日足チャートは新値足陽転となりテクニカル上は買い転換と判断しています。本日は欧州での経済指標発表があり、アジア時間後半からのユーロ相場の動きが警戒。独GDP速報値やユーロ圏消費者物価指数(HICP)でインフレが強まる兆候、景気に対する悲観的な見方となるとユーロ安に悩まされる場面が警戒されます。金同様に国内円建てはレンジが抜けられない現況。
セミナー予定
お電話、メールでのご相談はお受けしておりますので
お気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談は 0120-988-528
メールでのご相談は goto@okachi.jp
ご好評いただきいただきありがとうございます。
週末レポートをご希望の方はこちらまで。
郵便・メール ご希望のほうで
↓↓↓ クリック ↓↓↓
こちらもクリック!
0 件のコメント:
コメントを投稿