週明け米株式市場は週末の急落の反動から買いが優勢でのスタート。NYダウは前日比236.60ドル高の35135.94ドル、ナスダックは前日比291.177ポイント高の15782.834、S&P500は前日比60.65ポイント高の4655.27。米ファウチ大統領首席医療顧問は新型コロナ変異株『オミクロン』について分析に2週間要するとして危機感を表明しましたが、ロックダウンなどの危機対応については時期尚早とし、モデルナなどの製薬会社がワクチンの早期開発を示唆したことで投資家の不安心理を和らげました。また今晩のパウエルFRB議長の議会証言を控え事前に公開される草稿で『オミクロン』に絡んで金融政策についての言及はありませんでした。しかし経済については下振れリスクをもたらし、インフレの不確実性を高めるとして市場は議会中の答弁を注目している様子。
【金標準先物 日足】
週末の急落からの切り返しはなくドル円の円高ドル安が上値を抑制しています。日本政府も外国人の新規入国を原則停止するなど水際対策を発表して先行き不安も強まり国内株価も低迷している中で円高圧力が強まっています。ただNYでは総取組高は55万枚台で落ち着きをみせており、国内総取組高でも45000枚台と今回の下落道中緩やかに増加しています。昨日発表された先週のCFTC投機筋ポジションでは買い越し縮小となりましたが、ロングが解消された動きでショートは増加していませんでした。つまり買い方の整理による下落でありこれが一巡すれば下値は限られてくるとみられます。今晩のパウエル議長の議会証言で『オミクロン』についての質問責めも想定される故、不安要素が高まる場合には再び買い直されても不思議ではありません。WGCによると11/26時点の世界全体のETF残高は3573.2トン(前週比8.3トン増)。内訳では北アメリカ圏で7.9トンの増加。
【白金標準先物 日足】
WPIC世界需給見通しでは2021年は24トンの供給超過になる見通しが示されました。半導体不足による自動車減産が続く中で鉱山の生産量が回復したことが要因になったようです。しかしながらその半導体の需給ひっ迫感は薄れてきており世界の大手各社の半導体在庫総額は9月末現在、9か月ぶりの水準まで回復してきたことが本日報道されています。「最悪期は脱した」とも見方からも各自動車メーカーも今年減産した分の挽回生産に取り組む方針で徐々に需給も締まってくるものと思われます。
こちらもクリック!
お電話、メールでのご相談はお受けしておりますので
お気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談は 0120-988-528
メールでのご相談は goto@okachi.jp
ご好評いただきいただきありがとうございます。
週末レポートをご希望の方はこちらまで。
郵便・メール ご希望のほうで
↓↓↓ クリック ↓↓↓
こちらもクリック!
0 件のコメント:
コメントを投稿