相変わらず気温の低い朝が続いています。
今週に入り原油価格が乱高下。それにより株価も上下波乱していますが、昨晩は今まで協調減産について意向がないサウジアラビアやロシアの態度が軟化してきているという思惑から原油価格が再び高騰。NY株も好感して前日比282.01ドル高の16167.23ドルで終了し16000ドル台を回復。ドル円もそれに乗じてドル高円安で118円中盤まで進んでいます。CFTC建玉明細のポジションから推察すると円買いドル売りの巻き戻しとなっているようです。
今晩はFOMCで明日朝未明に声明が出ます。FRBが目論んでいる年4回にわたる緩やかな引き上げのペースを維持していくのかどうか憶測が飛び交います。
【NY金 日足】
NYでは昨晩に年初来高値を更新。それによりボラティリティが高まってくることも予想されます。利上げ観測の後退により、ショートカバーが続いている流れで今週は相当数の買戻しが出ていると思われますが、CFTC建玉明細のポジション推移からみればまだ上昇余地は十分と考えます。予想レンジは1140~1090ドル。
【東京金 日足】
NYの動きをそのまま反映。目先目標は4281円(12/7)になってきそうです。このまま上昇基調が続けられるかどうか、米FOMC、日銀金融政策決定会合などイベントが続きますが円高リスクは他商品に比べて少ないと考えています。4340~4180円レンジとボラティリティの高まりを予想。
【東京白金 日足】
金に連動した動きになっています。年初水準、また昨年12月の上値ラインが見えてきています。内部要因からでも安値売玉が置いてけぼりになっているペースの上昇であり、原油価格の戻り具合によっては上昇幅も大きくなりそうです。目先は3400~3500円は抵抗が強まると考えられますが、強気を堅持していきたいところ。ただ為替リスクには敏感に対応しなければと考えます。3450~3250円レンジで予想。
【東京原油 日足】
初押し買いが功を奏すか、まだ昨日、一昨日の乱高下レンジのなかにいますので、やや持ち合い気味になるのか・・・。米石油協会(API)からの週間原油在庫は1140万バレル増の4億9660万バレルと市場予想を大きく上回る増加。ただ気になるニュースは産油国のサウジ、ロシアの協調に対する姿勢です。予想レンジは昨日同様27200~21200円。
【東京とうもろこし 日足】
シカゴでは南米の干ばつ、ロシアの穀物輸出制限などの材料が出てきていますが、昨晩は動きなし。国内も高値更新前にして足踏み。シカゴの投機筋の動き次第でしょうか。
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