週末の米株式は主要3指数がそろって反落。米雇用統計で非農業部門就業者数が市場予想(前月比55万人増)を下回る前月比21万人増と前月の54.6万人増から大幅に鈍化し早期利上げ観測が後退して一時プラス圏での動きになったものの、最終的には失業率が4.2%に改善していたことや賃金の急激な伸びもなく、またISM非製造業景況指数も過去最高の数字となっていたことで再び早期利上げ観測が株価の圧迫要因となったようです。NYダウは前日比59.71ドル安の34580.08ドル、ナスダックは前日比295.848ポイント安の15085.472、S&P500は前日比38.67ポイント安の4538.43。米債券市場もオミクロン感染拡大への警戒感から買いが優勢の展開で米長期金利は低下。
【金標準先物 日足】
NY金中心限月2月限は前日比21.2ドル高の1783.9ドルと米長期金利低下を受けて買い戻されました。オミクロン株への警戒感が安全資産としての下値で買い支えられている一方で、早期利上げ観測が上値を抑制しドル建価格は200日移動平均線が位置する1792ドル前後が抵抗となっています。今朝からの大阪取引所金先物は夜間立ち合いからやや戻した水準での動きとなっていますが動意薄で13:30現在前日比22円高の6470円。10月に上昇の際、日中立ち合い時間で出来高のなかった6464円~6422円の『窓』を先週に埋めたことで下げ足も幾分鈍化したようにも見えます。次回FOMCでテーパリング終了が前倒しされる警戒から利上げ観測が上値抑制要因となっていますが、10年債など米長期金利も低下し実質金利も以前-1.0%を保っていることから、今週末発表される米CPI(市場予想前年比+6.7%)でインフレ圧力が確認されると買い戻されやすい環境かもしれません。【白金標準先物 日足】
オミクロン感染への警戒感が強い株式市場同様、景気減速への警戒が上値を抑制。大阪取引所白金標準先物は13:44現在前日比47円安の3412円。3800円台から下げ足を速めた際に個人玉の買い拾う手口が多かったとみられ、買い方劣勢での相場展開が続いている印象。特にオミクロン株の出元が南アフリカと伝えられていることからも南アランドの通貨安も重なっていることからも上値の重い展開が続いています。ただ白金も下げが一巡したのか、下げ足もやや鈍化してきており下げ過ぎへの警戒も強いかもしれません。週末の米CPIでは先月の数値(前年比6.2%)を上回ると予想されており反発への警戒が徐々に広がってくる可能性も。相対力指数RSI14日は31.7%の11/30が今のところボトム。
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