おはようございます。
遠方への訪問が続き更新できず申し訳ございませんでした。
今週に入り「金」が大幅下落。国内外ともに臨界点に達し、特にNY市場ではファンドの切り売りが多く見受けられるようです。ポンド下落によりドルインデックスの上昇、米高官による利上げタカ派発言など、条件が重なりテクニカル的にサポートとされてきた1300ドルを下回りアルゴリズムによる売りが売りを呼び込んだ流れとなり、今晩米雇用統計をむかえます。
米NYダウは前日比12.53ドル安の18268.50ドル。9月から18500~18000ドルの持ち合いになっており三角持ち合い。今週に入りISM製造業・非製造業の数字も良好で景気見通しが改善されてきましたが、逆に米利上げ観測も強まり警戒感が強くなっています。ドル円は9月初旬以来104円台に到達。年初以来一目均衡表の雲を抜けきれず続いてきたドル安円高の流れから雲を抜け出しトレンドの転換を指摘する声も出てきました。ただ目の前にまだ米大統領選挙を控えており先行きは不透明。米長期金利は利上げ観測から債券が売られ上昇。米10年国債利回りは1.74%。
【NY金 日足】
BREXITの安値、200日単純移動平均などで下値サポートとの見方もありますが、今晩の米雇用統計次第か・・・。米雇用統計で良好な数字となれば、アルゴの働きにより下振れのリスクもあります。昨年末安値1045ドル近辺でCFTC買い越しはほぼイーブン。1350ドル超えで約30万の買い越しから逆算すると1250ドル付近では買い越し枚数は約20万枚と推察。15万枚まで買い越しが減少となれば1200ドルの可能性も。米雇用統計、中国休場明けがカギ。予想レンジ1311~1251ドル。
【東京金 日足】
国内は一般投資家の買いがサポート。FOMC後の戻り高値4331円からの倍返しが4197円になりますので、現在の水準では売り込まれ過ぎと判断。4100円台は強気で買い下がりの方針です。予想レンジは4220~4150円。
【東京白金 日足】
7月の上昇から往って来い。FOMC後の戻り高値3443円からの倍返しが3223円。その後の下げ道中のなかの戻り高値3386円からの倍返しで3156円になります。BREXIT安値が3158円となり目先の安値はこの範囲までか・・・。しかし国内では「金」が反発するのが前提と考えます。予想レンジは3300~3160円。
【東京ドバイ原油 日足】
OPEC減産合意への期待に加え、米大型ハリケーンの接近が上昇を後押し。需要の回復がなければ上昇は限定的となってしまうことでしょうが、ファンダメンタルズはどうあれ流れは上向きに見えます。ただ個人的には高値買いはできず・・・。予想レンジは33900~31400円。
【東京ゴム 日足】
中国市場が国慶節でお休みのなか、ドル高原油高で上昇。175円で1/2戻りとなり一旦の抵抗。
【東京とうもろこし 日足】
内部要因による上昇にも限界。シカゴではハーベストプレッシャーの時期でもありますが、ファンドが売り越しており、その買戻し余力を警戒してもう少し上を待ち売り場探し。
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