おはようございます。今週はなんとなく1週間が長く感じます。
米FOMCは声明で、資産購入プログラムを終了することで量的緩和の終了を発表しました。予定通りの内容で声明のなかでは低金利政策の期間についても「相当な期間」の文言をそのまま維持されましたが、景気回復に楽観的な見方、景気回復のスピードにより引き締め時期を早める可能性は否定しないことで市場が反応し、長期金利が急伸し、ドル高が加速しました。
発表後、ドル円は一時108.95円まで急伸しています。先般指摘した108円後半まで上ってきましたが、ここからが抵抗を示す水準になることが考えられ、上値の重い展開を予想します。
【NY金 日足】
本セッションは12月限1224.9ドルで終了していますが、立会い終了後にFOMC声明が発表されたことで時間外で1208.2ドルまで急落しています。その後現在時点では下ひげ線となっていますが、1220ドルを割り込んだままでいる場合は下値を窺う展開になってしまいます。
ただ、今回の量的緩和終了で今まで「国債」に向かっていた資金が資産購入プログラムが終了したことで次にどこへ向かうのか・・・?昨日の長期金利上昇はその動きの現れとなっており、ここからが新しいステージの始まりと考えています。
【東京金 日足】
東京金の下値支持線は4238円であり、押し目から崩れている段階ではありません。フロアポジションを見る限りここからは一般投資家は買い下がっていくと思われます。押し目買い方針変わらず。
【東京白金 日足】
昨日の急伸から反落。レンジは4480~4400円のなかで動いてくると思われます。昨日の上昇で階段は一段上り始めていると考え、押し目買い対応。
【東京原油 日足】
とにかく手を入れないことには始まりません。昨日斥候買いを入れられた方は乗せ場面を模索していくことになります。チャートでは上値余地が大きく少枚数でも流れに乗っていくことをお奨めします。
【東京とうもろこし 日足】
本日の入電では、エタノール生産急増の話が出てきました。上昇してくると、後付けで材料が出てきます。売る材料無し、天井に向けて買っていく考えです。24300円までは押し目範疇。
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