2010年4月23日金曜日

GM(ゼネラル・モーターズ)じゃなくGM(ガバメント・モーターズ)?

 アメリカ自動車大手のGMは、受けていた公的支援のうち融資分については返済したとのこと。1月の時点では6月末までに完済するとの予想でしたが、2ヶ月前倒しでの完済。

 実際、1-3月期のアメリカでの自動車販売台数

   47万5000台(前年比+16.8%)

   乗用車 +15.2%   トラック +18%
                  (乗用車より利益率が高い)

 ただ、同社は米国・カナダ両政府から多額の出資を受けていて株式の大半が保有されたままとなっているので再上場はまだ先の話し。1-3月期のような状況が今後続けば可能性もあるが、懸念材料もある。
 
 1、1-3月期がよい数字が出るための米国の策略だったとは言わないが、たまたまトヨタの問題があり、客が流れた。もう一度言うが、たまたまである。しかしトヨタは急回復して、販売台数を伸ばしているので次の決算期はガチンコ勝負である。最後にもう一度言うがたまたまである。

 2、原油上昇によりガソリン価格も上昇している。トヨタのハイブリットカーの燃費はぬきにでている。本当に1-3月期並のまたそれ以上の販売台数を続けていけるのか?

あとは高級車の販売動向がどうなるかがポイントだと思います。因みに、トヨタ自動車の車が運転中に突然、急加速するとされる問題をめぐり、米運輸省が電子制御システムなどを詳しく調べるため、航空宇宙局(NASA)の専門家9人に協力を仰ぐことを決めたそうです。リコール問題でNASAがでてきたのは初めてだそうです。これもたまたま?  

 ガバメント【government】→政府

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