昨晩の米市場はベテランズデー（退役軍人の日）のため為替・債券市場は休場でした。
米株式は通常通り行われNYダウは3日続伸の559.33ドル高の47927.96ドル。ナスダックは反落し前日比58.874ポイント安の23468.300。S＆P500は前日比14.18ポイント安の6846.61と小幅高で3日続伸しました。米議会上院ではつなぎ予算案を可決し、政府閉鎖が早ければ12日にも終結する見通し。下院が12日に審議する法案には農務省、退役軍人省、食品医薬品局（FDA）、軍事建設プロジェクト、議会運営などへの来年9月30日までの予算が含まれており、そのほか政府機関の大半に対する1月30日までの予算も確保される見込みとなっています。また外国為替市場では、ドルが主要通貨のほぼ全てに対して下落。ADPリサーチが発表した週次の民間雇用者数が人員削減を示し、ドル売りが膨らみました。金融緩和が一段と進むとの見方が広がっています。一方でドル円は高市政権下で円安基調となっていますが、片山さつき財務相が円安のへの動きは急激だとし、経済への影響は「マイナス面が目立ってきていることは否定できない」と市場をけん制し、日中に一時154.79円まで進んだ円安も154.49円までドル高円安の動きが抑えられました。ただ今晩にも米下院でつなぎ予算案が採決される見通しから政府機関閉鎖の解除で米景気の下振れ懸念が後退されるとの見方でドル買いが促されており、18:30現在、1ドル154.80円を超えるドル高円安の動きになっています。
【ドル円 日足】
［ SPDR金ETF残高推移 ］
【OSE金標準先物 日足】
昨晩11日のNY金12月限セツルメントは前日比5.70ドル安の4116.3ドルと小幅安。ただ本日のアジア時間では4100～4150ドルのレンジで推移し堅調な値動きが続いています。政府機関閉鎖の解除の見通しで週明けに大きく上昇し、閉鎖解除後の経済指標待ちの構えで値動きが一服している様子。民間雇用サービス会社ADPが昨晩、非農業部門の民間就業者数に関する速報値を公表し、過去4週間で平均1万1250人の雇用が減少し労働市場が安定的に雇用を創出しているのに苦戦したと分析を示したことで、延期されている米雇用統計に対する憶測から、年内の米利下げ観測は高まっている様子。OSE金標準先物10月限は本日は前日比6円安の20919円で日中取引を終えており、21000円で上値が抑えられながらも、下値を押し上げられる形での推移となっています。今晩は多くのFRB高官の発言機会もあり、米追加利下げの可能性を探る展開になるとみられます。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
セミナー 今後の予定
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
11/1（東京） 講師：三世一目山人（細田哲生）
10/18(東京） 講師：水上紀行
9/20（東京） 講師：エミン・ユルマズ
8/2（東京） 講師：藤代宏一
7/26（東京） 講師：YEN蔵
6/28（東京） 講師：水上紀行
5/17（東京） 講師：江守哲
4/5（東京） 講師：池水雄一・大橋ひろこ
1/25（東京） 講師：水上紀行
【2024年】
10/19（東京） 講師：水上紀行
9/21（東京） 講師：三次理加
9/7（東京） 講師：高野やすのり
7/20（東京） 講師：三世一目山人
7/6（東京） 講師：YEN蔵
4/6（東京） 講師：山中康司
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