2015年3月25日水曜日

商品巻き戻し

こんばんは。今年度もあとわずかですね。年度末で皆様もお忙しいのではないでしょうか?


3月23日(月) <海外>
米2月中古住宅販売(23:00)
3月24日(火)  <海外>
中国3月HSBC製造業PMI【速報値】(10:45)
独3月製造業・非製造業PMI(17:30)
ユーロ圏3月製造業・非製造業PMI(18:00)
米2月消費者物価【CPI】(21:30)
米2月新築住宅販売(23:00)
米2年国債入札
3月25日(水) <海外>
独3月Ifo景気動向調査(18:00)
米2月耐久財受注(21:30)
米5年国債入札
3月26日(木) <国内>
3月末権利取り最終売買日
2年国債入札
統一地方選挙・10道県知事選告示(4/12投開票)
<海外>
米新規失業保険申請件数(21:30)
米7年国債入札
3月27日(金) <国内>
2月失業率・有効求人倍率(8:30)
2月家計調査(8:30)
2月全国消費者物価指数【CPI】(8:30)
  <海外>
米10-12月期GDP【確定値】(21:30)
米3月ミシガン大学消費者信頼感指数【確定値】(22:55)


CFTC建玉明細 2015/03/17現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
44,496
92,550
-48,054
195,913
NY
162,268
109,175
53,093
429,738
NY
61,649
37,238
24,411
178,524
NY白金
50,983
30,049
20,934
72,020
NYパラジウム
23,719
4,546
19,173
31,255
NY原油
516,956
273,468
243,488
1,760,721
シカゴコーン
386,487
323,607
62,880
1,330,967
シカゴ大豆
182,446
192,971
-10,525
716,017


先週のFOMC以後、早期の米金利引き上げ観測は後退し、為替、株式、商品など各市場で巻き戻しの動きが続いています。上記のFOMC直前のポジションの変化があらわれてきています。


【NY金 日足】
チャートとCFTC建玉 明細の「NY金」投機玉の推移を見てみましょう。

A  8/12   147,681枚 買い越し
B  11/11   56,043枚 買い越し
C  1/27   188,925枚 買い越し
D  3/17     53,093枚 買い越し
以上の通り、買い越し枚数のMAX~MINがそのまま価格にあらわれています。そうなると、先週の1,141ドル付近が安値となるのではと考えられます。

【東京金 日足】
 先週のFOMC以後転換。ドル円はドル安円高ですが、NYの上昇に乗じて上げてきています。特徴的なのは、日本時間日中では上げにくく、夜間立会いで高値を更新してきていることです。国内一般投資家の逆張り的な発想が如実にあらわれています。

【東京白金 日足】
他貴金属と同様です。FOMC以後ユーロドルは1.10台を回復してきています。

【東京原油 日足】
貴金属の動きとは異なり、チャート上での回復はまだ見られていませんが、FOMC後のドル安に対しての上昇の動きは出てきているように思います。

【東京とうもろこし 日足】
レンジ下限から上限への動き。シカゴコーンはやや上抜けてきたか?月末発表される作付け意向調査では新年度作付け減少が予想されてきています。いよいよ天候相場入りです。