2021年6月30日水曜日

金 「デルタ株」売りドル高

 おはようございます。

米株式は金融大手の増配発表を受けて上伸。NYダウは前日から反発し前日比9.02ドル高の34292.29ドル。ナスダック、S&P500株価指数はともに続伸し過去最高値を連日更新。ナスダックは前日比27.83ポイント高の14528.34。S&P500株価指数は前日比1.19ポイント高の4291.80。一方、債券は6月雇用統計を控えていることもあり小動き。米長期金利は低下し米10年国債利回りは1.475%。新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の感染拡大懸念が話題となっているにもかかわらず、米株価はお構いなしの上昇。モデルナ社ワクチンが「デルタ株」の抗体も作り出す作用があると発表されており、リスクオンが強まりました。一方「デルタ株」感染拡大が懸念される南アフリカでは警戒レベルが引き上げられ通貨ランドが売られており国によって受け止め方は様々な様子。その他オーストラリアでも感染拡大が懸念されており豪ドル安につながっていたようです。

 

【金標準先物 日足】

<大阪取引所 金 投資部門建玉内容>
昨日、夜間立ち合い開始から下げ足を速めました。南アランドや豪ドル、ポンドなど新型コロナウイルス「デルタ株」の感染拡大が懸念される地域の通貨が対ドルで売られる展開となり、これが貴金属価格に反映されたようです。ドル高に対する割高感がドル建て金価格を押し下げています。NY開始直後に売られ中心限月8月限は1750.1ドル(21:56)の安値をつけ国内は6228円(23:20)が安値となりFOMC後の安値とほぼ面合わせ。その後は上昇していたドルインデックスも一服し、金は買い戻されましたが反発の勢いはなく朝を迎えています。今朝の寄付き6258円からは今のところ上下幅は小幅な動きにおさまっています。国内は今週、28日の新甫発会後取組高が減少。ただそれ以外の一般投資家は全体的にポジションの変更は少ないとみられ、月末期末要因から海外投資家部門での玉整理の可能性が推測されます。期末要因による下げとみて反転を待つ局面と考えます。

 

 【白金標準先物 日足】

<大阪取引所 白金 投資部門別建玉内容>
昨日夜間立ち合いから南アランド安も重なり下値追いの動きとなりました。ただ白金はFOMC後の安値3617円とは離れた水準にとどまっています。国内の投資部門別建玉内容をみると6/18現在で白金ではすでに海外投資家部門での買いポジションが整理一巡されており若干売り越しになっています。その後先週一週間でどれだけ変化しているかは明らかではありませんが、期末と考えると大きなポジションは取っていないように思われます。取組高が増加していますが、引き続き一般投資家買い法人売りが膨らんでいるとみられます。こちらも四半期替わりの変化を待ち、次の流れを見極めたいと考えます。

 

 

 

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