金 米イエレン財務長官インフレ容認か？

おはようございます。

米株式はまちまち。NYダウは前日比126.15ドル安の34630.24。昨晩は経済指標などの材料がなく最高値圏で推移していることから高値警戒感による利益確定売りが先行した様子。一方ナスダックは前日比67.23ﾎﾟｲﾝﾄ高の13881.72でしっかり。S＆P500株価指数は前日比3.37ﾎﾟｲﾝﾄ安の4226.52で終えています。米長期金利は小幅上昇、米10年国債利回りは1.569％。

【金標準先物　日足】

NY金中心限月8月限セツルメントは前日比6.8ドル高の1898.8ドル。週末の米雇用統計後のドル安の動きを背景に続伸。国内夜間立ち合いでは7日日中値下がりした分を回復し8日の日中立ち合いで朝方6695円（10:02）まで上伸。ただ一方的な勢いもつかずドルの動きとともに方向感が掴みずらい値動きとなっています。今週は先週の雇用統計に続き、物価の推移を示す米消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードと指摘されています。来週の米FOMCでは「雇用」・「物価」の2つの要素が金融政策の方向性を決定しますが、米雇用統計は4月・5月の2か月での伸びは市場予想を下回りテーパリング観測が後退しています。「物価」については多少のインフレは容認か？と思われるイエレン米財務長官の発言もみられます。物価のインフレ圧力も強まってきているとみられます。米国のインフレはイコールドル安。

 

【白金標準先物　日足】

未だレンジ内の動きですが、週末の米雇用統計直前につけた4050円が当面の安値になりそうです。ただ5月から上値抵抗線も切り下がってきており、これが4160～70円辺りにあたっているとみられます。この水準をクリアすることができるかどうか…。

 

 

 

 

 

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