2014年8月12日火曜日

天候相場は折り返し地点へ

おはようございます。
台風は過ぎ去りましたが、まだ風が強く空もどんよりしています。

NY株価は2日続伸。ウクライナ情勢の落ち着きを見てリスク選好の動き。国際商品市況はあまり活発な動きは見られません。
また、本日は米農務省の需給報告があります。今回注目すべき点は、前月、上方修正されなかったとうもろこしのイールド(単収)が今月引き上げられるかどうか?市場は平均170.0busが予想されていますが、果たして?また前月下方修正された生産高は再び上方修正されるか?ほぼクライマックスの受粉期を終え、とうもろこしの天候相場は折り返しに入ります。

【シカゴとうもろこし 日足】
 【東京とうもろこし 日足】


【8/11発表 USDAクロッププログレス】

トウモロコシ(8/10現在)    今週発表(前週比)   前年同期    過去5年平均
シルキング率           96%( +6ポイント )      93%       95%
ドウ率             54%( +18ポイント )    30%       46% 
デント率            11%( ------- )     16%        5% 
作柄「優」「良」        73%( 変わらず )    64%       

大豆(8/10現在)      今週発表(前週比)    前年同期    過去5年平均
開花率            92%( +7ポイント )      87%        91% 
着さや率           72%( +15ポイント )    55%        65% 
作柄「優」「良」        70%( -1ポイント )     64%   

【 8/12発表 USDA需給報告 市場予想 】

◎米国2014/15生産高予想(単位:100万ブッシェル)

            予想平均(レンジ)    前月発表
コーン      14,239(14,018~14,446)   13,860 
大豆        3,823(3,595~3,951)     3,800       

◎米国2014/15期末在庫(単位:100万ブッシェル)
             
                      予想平均(レンジ)   前月発表 
コーン         2,003(1,777~2,275)    1,801  
大豆          409(208~480)       415