2014年2月28日金曜日

BRENT原油 デッドクロス

おはようございます。
本日は2月最終営業日。来週からはもう3月です。

昨晩はNY市場が始まる前にロシアの軍事演習によるウクライナ情勢の緊張からユーロ安ドル高の動きが強まり、一時1.3643ユーロドルまで下落し、株・商品全般に下げ足を強めましたが、その後NY市場が始まると動きは一巡し回復基調へ。IMFによるウクライナへの金融支援が下支え要因となったようですが、今後このウクライナ情勢は相場に影響を与える可能性もあり注目しておきたいところです。
イエレンFRB議長の上院での議会証言は、下院での証言内容と違わずサプライズはなし。NY金は別段大きな動きではありませんが、堅調な動き。NY白金・パラジウムはインパラ社の減産報告を受け高値を更新しました。

「NY金」のMACDは22.0945に低下。9日シグナルは21.0630に位置しており、流れ次第ではデッドクロスへと向かっていくかもしれません。「東京金」もMACDは下降してきていますが、NYほどまだ乖離は近づいてはいませんがこちらも推移を注意していくところです。
その他、「ブレント原油」がMACDとシグナルがデッドクロス。1月中旬と2月初めの下げでW底を形成し、二段上げした後もたついていましたが、昨晩の下げで軟調な流れとなってきました。目先、軟調な展開が予想されます。

フロアポジションは目立って大きな変化はありません。

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 満員御礼 お申し込みありがとうございます! 



2014年2月27日木曜日

今夜は要人発言に注意!!

全体的に軟調だった東京タイムの商品市場でした
今夜は、イエレンFRB議長の議会証言の他に
要人の発言が続く、特殊要因として
ウクライナに対するロシアの軍事介入の噂もある
インデックスにも注意が必要だ

22:00 バイトマン独連銀総裁 講演
23:15 リッカネン・フィンランド中銀総裁 講演

28日
00:00 イエレンFRB議長 上院銀行委員会議会証言
00:30 フィッシャー・ダラス地区連銀総裁 講演
03:00 米7年債入札
03:30 ドラギECB総裁 講演
03:30 マイルズ英中銀政策委員 講演
05:15 ロックハート・アトランタ地区連銀総裁、ジョージ・カンザスシティ地区連銀総裁 講演

金融の安定と中銀の役割に関するシンポジウム(28日まで)

「金」 天井売らず、底買わず。

おはようございます。
もう春の漂いです。雨はぱらつきましたが、何故か心地よい気分です。

ウクライナの情勢緊迫化でユーロが対ドルで急落。ドル高から貴金属は反落しました。NY金4月限は1328.0ドルの-14.7ドル、NY銀5月限は2128.9セントの-71.2セントで引けています。「有事の金買い」ならぬ「有事のドル買い」。
米新築住宅販売件数は予想外の増加。また本日は延期されてきたイエレンFRB議長の上院での議会証言が控えているこもあり、ドルは堅調。

NY金は久々にしっかりとした陰線がつきました。東京金も現在下ヒゲを引いていますが、陰線の模様。
『相対力74?』『シンポ天井?』売りたい気持ちに駆られます。しかし、普段お伝えしているMACDではここが売り場とは言えません。ここ目先のブレは相場師の勘に頼るしかないのでしょうか?

相場は「金取りゲーム」みたいなものですから、もちろん損するのはどなたも嫌で儲けたいわけですが、賭け事のような要素も当然あり、「相場を張る」ことに楽しみを求めるお客様も実際いらっしゃいます。“どれが正しい、間違っている”はなく、市場参加者のスタンスはそれぞれです。

「金」MACDは国内外上昇はストップ。下向くか、再び上向くか推移を見るしかありません。 ここから押しに入る場合の目安は12日EMA4,328円、26日EMA4,263円。2/21の押しは4,290円です。



2014年2月26日水曜日

「NY金」1350ドル間近

おはようございます。
朝の冷え込みは緩くなりましたが、くしゃみ・鼻水が気になります。花粉の季節です。

米S&Pケースシラー住宅価格指数は前年同月比+13.42%で伸び率が鈍化、米消費者信頼感指数も78.1と事前予想を下回る内容となり、ドル相場を圧迫。ドル円はややドル安円高に振れる一方、NY金はしっかり、4月限は+4.7ドルの1342.7ドルで引けています。年初来高値は更新し、高値1343.6ドル。
また気になるところでは、昨日中国人民元が対円でも年初来安値を更新。対ドルでも人民元安が続いており、人民銀が外為制度改革に向けた準備として、人民元にボラティリティーを加えるため為替介入しているとの見方もあるようです。ドル高人民元安が一方的に続くと米景気にも影響が出てくるので要注意です。

「NYドル円 」は大きな動きはなく12日EMAを挟んだ持ち合い。「NYダウ」は高値警戒はあるものの、高い水準を維持、S&P500は前日の高値は取れなかったものの引値ベースで高値更新。

「NY金」のMACDは23.1368まで拡大、上昇中。昨年1432.9ドルの高値をつけた8/28のMACDは27.3860です。上値余地もあり、MACD上昇しているときは素直についていくほうが賢明。
「東京金」は本日先限2月限シンポです。



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2014年2月25日火曜日

「金」 東京は裁定買い

お疲れ様です。

本日指摘した『当業者買い』は更に拡大し、2分類カテゴリーの当業者建玉は1,430枚の買いとなっています。この内訳は

市場取引参加者 自己玉    売り 13,403   :  買い 14,154
当業者 委託玉          売り 7      :  買い 11
市場参加者 委託玉       売り 556    :  買い 558
一般・準取引参加者 委託玉  売り 361    :  買い 1,034

となっています。市場・一般参加者とはどういった会社なのか?TOCOMのHPで見ることができますので参考に。

普段、東京市場では一般投資家の方々は「買い」から市場参加するケースが圧倒的に多く、国内が割高となり海外市場と裁定取引をする商社・ディーラーなどは『海外買い:東京売り』のポジションになることが殆どだと認識しています。しかし上記7分類カテゴリー別取組を見る限りでは、通常とは逆のオペレーションが行なわれていると推察できます。つまり、一般投資家のポジションがあまりに「売り」に偏っているため、国内が割安の状態となり、裁定取引をする業者が『海外売り:東京買い』のポジションを取っているのではないでしょうか。
過去、一般大衆パワーが相場を押し上げ裁定業者を苦しめた東京主導による急騰相場は記憶にありますが、その逆となる裁定業者の“東京投げ売り ”を誘う昨年4月のような東京主導による急落相場でもない限り、一般投資家は劣勢な立場と見られます。


ブレント原油 建玉明細

【2/24発表 ICE Commitments of Traders Report~2/18現在~】

              ロング    ショート   ネット
  ブレント原油    232,067   105,586   126,481(前週比 +13,673) 
[マネージドマネー]

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが2週連続の増加。


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「金」 当業者『買い』に

おはようございます。
今週はかなり気温が温暖になるそうです。もう春はそこに来ています。

マーケットの関心は貴金属。NY貴金属は高値更新して続伸。ウクライナやタイの政情不安などファンダメンタルズで買い材料となるものがありますが、テクニカルの面でもしっかりとしたトレンドが形成されています。

昨日のTOCOMカテゴリー別取組高を見ると、[当業者10買い:非当業者10売り]となっています。

 当業者  =  市場取引参加者自己玉、当業者委託玉、市場取引参加者委託玉、
           一般・準取引参加者委託玉
 非当業者 =  受託取引参加者自己玉、非当業者委託玉、受託取引参加者委託玉

つまり、一般の投資家の方々が売り手となり、現物を扱う業者が買い手となる構図になっています。通常のパターンとは逆の状態です。フロアのポジションが売りになるのは珍しくありませんが、取引所全体で当業者が買いになるのは、過去記憶がありません。今回の建玉バランスは極めて稀な状態であることは間違いありません。

「NY金」は2/18の高値1332.8ドルを上抜き、MACDは再び上昇。ヒストグラムは5手縮小していましたが、再び高値を更新したことでこれからもうひとヤマを形成する可能性があります。一旦、アクセルを戻していた買い方は、再度アクセルを踏んでいくところと考えます。
「東京金」も昨日終値ベースでも高値を更新し、再度オシレーターが拡大。MACDも急上昇です。もう一段高いレンジを形成してくる展開が予想されます。

昨日指摘した2012年12月21日から2013年2月7日まで29営業日の上昇局面で私の記録では、3日目12/27(大納会前日)からフロアポジションが売り越しとなり、その後売り越しを拡大させ、2/7高値を取ったその日に売り越しが買いドテンとなっています。その後また3/4の安値4683円まで値下がりの道中買い下がっていくというポジション取りとなり、一般投資家のポジションは全般的に大やられの展開だったというのは記憶に新しいところです。
その後、4月大暴落という展開はありましたが、それは後の祭りで3ヶ月以上も経過した後のこと。ここ最近は昔に比べ一般投資家の方々の手のほうが良く当るというケースも見られますが、それは絶対ではないということです(その逆も然り)。

資金配分はそれぞれ違いますので、ご自身の投資資金の範囲を十分認識し、それに見合ったポジション取り、建玉枚数、損切りラインを設定することが必要です。

2014年2月24日月曜日

「金」2013年1月以来の売り越し

おはようございます。
今週からは暖かくなる気配です。

週末は大きな経済指標もなく、引き続き日米金融政策の違いからドル高円安の流れが継続。ドル円102.50円、NYダウ16103.30(-29.93)ドルと方向性のない動き、NY貴金属はテクニカル上の流れか、しっかりした動きとなりNY金1326.6(+6.7)ドル、NY銀2178.2(+9.8)セント、NY白金1427.9(+15.4)ドルで引けています。

【2/21発表 CFTC建玉明細 ~2/18現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    16,736    96,520    -79,784
NY金       164,478    79,847   84,631 
NY銀        40,506   16,971   23,535     
NY白金      43,167    9,709   33,458
NYパラジウム  23,454      6,126     17,328
NY原油     512,044     95,603    416,441
CBOTコーン  352,188   298,684    53,504
CBOT大豆   277,727    78,396     199,331

「金」「銀」「原油」「コーン」の買い越し増加が顕著です。先週の値動きにそのまま表れています。

「東京金」は夜間立会いで再び高値を取り、更新。もう一段上昇し、トップアウトしているヒストグラム(MACDとシグナルの乖離)が再び拡大していくのかどうか・・・、流れは俄然、買い方優勢となっています。「NY金」では2/18の高値1332.4ドルはまだ取りきれず。

金のフロアポジションは更に売り越しが拡大。ここまで売り越しが増加したのは2013年1月以来。当時は先限12/21の4,433円から2/7の5,081円まで29営業日で+648円の上昇相場でした。
果たして今回は・・・?

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今週の予定

ソチ五輪も終わり、週末月末の週です
寒波の影響で悪い指標に対してポジティブな米株だが、
住宅関連の指標に注目したい
このところの住宅指標は、寒波の影響のある東側より
西側の方が悪いように感じる住宅関連の指標には
気を付けたい

24日(月)
独Ifo景況感指数(2月)
ユーロ圏消費者物価(1月)
グリーンスパン元FRB議長、講演

25日(火)
米消費者信頼感(2月)
米S&Pケースシラー住宅価格(12月)
欧州委員会、経済見通し公表
ラガルドIMF専務理事、講演

26日(水)
米新築住宅販売件数(1月)
ボストン連銀総裁・クリーブランド連銀総裁、講演

27日(木)
米耐久財受注(1月)
米新規失業保険申請件数(22日までの週)
ドラギECB総裁、講演
イエレンFRB議長、上院銀行委員会で証言
アトランタ連銀総裁・カンザスシティー連銀総裁、講演

28日(金)
黒田日銀総裁、講演
日本雇用統計・全国消費者物価・鉱工業生産(1月)
ユーロ圏失業率(1月)
ユーロ圏消費者物価・速報(2月)
米GDP改定(第4四半期)
米中古住宅販売成約指数(1月)
米ミシガン大学消費者信頼感(2月)
カーニー英中銀総裁、講演
スタインFRB理事・ミネアポリス連銀総裁・シカゴ連銀総裁・フィラデルフィア連銀総裁、講演

1日(土)
中国製造業PMI(2月)

2014年2月21日金曜日

「金」 売り買い錯綜

おはようございます。

ソチ五輪女子フィギュアで前日SPで16位と自己最悪の順位となっていた浅田真央選手が昨晩のFSで奮闘しました。FS単独では3位の自己最高得点を叩き出し、結果総合6位入賞しました。前日の失敗を挽回する見事な滑走です。前日の失敗で、昨晩の滑走を見なくなってしまっていた方も多かったと思います。まるで期待していた相場に失望し、見放していたら『やっぱり!』と相場に乗り遅れてしまったような気分ではないでしょうか。

米経済指標は概ね悪化している内容ではありましたが、FOMC議事録による緩和縮小継続、日銀の資金供給倍増などのドル高円安要素が根強く残っており、ドル円は102.30円台まで持ち直しています。NYダウは2日連続の下げから反発。
NY貴金属は引値ベースでは前日比続落とはなっていますが、FOMC議事録の利上げ言及により東京時間に1,307ドルまで下げたNY金4月限は1,320ドルまで反発。
穀物は引き続き地味に続伸しています。

4,300円を割り込み崩れたと見られた「東京金」は夜間立会いで再び反発。下に向きかけたMACDもこの動きでまた上を向いています。しかしながら、昨日も指摘したようにヒストグラムではまだトップアウトされている状態。このトップアウトを覆すには2/18の引値4,349円(あるいは高値4,366円)を越える動きが必要でしょうか。売り方買い方のせめぎ合い中です。4,350円を越えてくれば上げが加速するでしょうが、これを取りきれないようであればやはり調整局面、押し目を形成してきます。

貴金属に限らず、「株式」「ゴム」「石油」も押しに入ったかに見せかけて反発。本日週末は売り買い錯綜の一日となりそうです。
堅調なのは「とうもろこし」です・・・・。


2014年2月20日木曜日

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今夜の注目!!

東京タイムは、HSBCの中国のPMIの悪化により、株安円高のスパイラル

東京商品市場も下落しました

特に上海の在庫の増えているゴムの下げが一番強力でした。

早朝のFOMCの議事録は、QE縮小に対するハードルが高いことが

わかり、サプライズだったのは、年内のFFレートの引き上げが議論されて

いることでした。

今夜は、今までと違い経済指標が悪化で買われる図式が変わる可能性が

あり、悪い指標に対してのマーケットの反応が注目です

【米国】
*消費者物価指数(1月)22:30
予想 0.1% 前回 0.2%(0.3%から修正)(前月比)
予想 1.6% 前回 1.5%(前年比)
予想 0.1% 前回 0.1%(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
予想 1.6% 前回 1.7%(食品・エネルギー除くコア)(前年比)

*新規失業保険申請件数(15日までの週)22:30
予想 335千件 前回 339千件

*フィラデルフィア連銀景況指数(2月)21日0:00
予想 8.0 前回 9.4

*景気先行指数(1月)21日0:00
予想 0.3% 前回 0.1%(前月比)

「金」 トップアウトに!?

おはようございます。
関東は降雪の予報は消え去ったものの、厳しい冷え込みが続いています。

米1月住宅着工件数は前月比-16.0%の88万件で予想の95万件を下回りました。ここのところ経済指標の悪化が続いています。
FOMC議事録の公開で利上げについての言及があったことを受けてNY金4月限は1320.4ドルのセツルメントから時間外で下落し1314ドルあたりへ。ドル円はあまり大きく反応していません。

NYドル円はMACDはまた上向きだしたものの12日EMAを上下する動きとなっており、展開を読むのが難しいところです。東京市場もともに26日EMAの下での推移となっており、ややドル売り円買いが優勢でしょうか。

「金」を見ると、NYでは高値こそ2/18に1332.4ドルをつけていますが、終値ベースで高値となった2/14でヒストグラムは目先トップアウトしています。東京では高値4,366円をつけた2/18にヒストグラムで目先トップアウトしている状態です。このまま下がれば押し目局面に入りますが一筋縄でいくかどうか。高値警戒感で重くなっているのは確かです。

日経平均は初押しが入った後切り返して上値をとり、形としては「さぁこれから」という感じですが、いかんせんNYダウ・S&P500は昨晩上ヒゲ陰線を引いており、ヒストグラムでも2/18でトップアウトになる可能性があります。調整安があって然るべきです。

罫線で見れば、「石油」「とうもろこし」が良く見えます。「石油」はここから上は年末高値水準となり、やや因果玉の抵抗も。「とうもろこし」も11月限、1月限が一代高値を取ってくると相場も軽くなり上昇スピードが加速するかもしれません。余裕のある方はゆっくりこちらを仕込んでいってもいいのでは。

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2014年2月19日水曜日

彷徨うドル円

おはようございます。

昨日の日銀が発表した「成長基盤強化を支援するための資金供給倍増」は強いインパクトを与え、東京時間では102.70円台までドル高円安が進行しました。しかしNY時間ではNY連銀製造業景指数が予想を下回り、米景気の先行き不透明感からドルは圧迫され、ドル高進行は続かず。
NY貴金属はドル高円安の進行と同時に下げ足を早め、NY金4月限は一時1312.3ドルまで高値1332.4ドルから約20ドル下げましたが、その後為替市場がドル安の動きに転じると再び切り返し1324.4ドル(+5.8ドル)で引けています。時間外で1322ドル台となっており、切り返すも高値までは取りきれていません。その他、NY銀が激しい動きになっており、前日比+47.7セント。高値安値で約65セント上下しています。
シカゴ穀物もコーン、大豆ともに上昇。コーンは一昨日指摘したとおり、ファンドなどによる買戻しの動きが続いていると見られ地味に値を切り上げてきています。

「金」フロアポジションは、2/12以降売り越しが拡大しています。つまり4,200円を越えてからの売り上がり状態。4,200円を下回らないと思惑どおりとならないため売り方にはまだ厳しい展開。


【 8:18現在 換算 】
ドル円    102.36円
NY金     1322.4ドル    +7円
NY銀     2189.3セント  +1.1円
NY白金   1426.2ドル    +14円
NYパラ    737.8ドル     +5円
BRENT原油 110.56ドル   +830円
コーン    449.00セント   +50円
大豆     1360.25セント  +540円




2014年2月18日火曜日

ドル建て「金」 続伸

おはようございます。

本日は昨日から開かれている日銀金融政策決定会合を終えたあと、恒例の黒田総裁の記者会見が控えています。追加緩和について言及することがあれば当然市場は反応しますが果たして。

NY市場はプレジデントデーのため本セッションは休場でしたが、電子取引において引き続き貴金属はしっかりした値動きになっています。

今の「金」で売りチャンス到来!と見ている方は多くはないと思いますが、何故か一般の方々の手口は売り越しに・・・。昨日でオンライン取引も含め全体売り越しとなり、フロアポジションは売り越しが更に拡大しています。しこりにしこった因果玉の整理が中心ですが、手の内にはまた新たな因果玉が・・・。

今週、明日・明後日(あと一手二手)がひとまずのヤマと考えますが、強気で見ていることには変わりありません。


【2/17発表 ICE Commitments of Traders Report~2/11現在~】

              ロング    ショート   ネット
  ブレント原油    222,129   109,321   112,808(前週比 +26,385) 
[マネージドマネー]

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが増加。


2014年2月17日月曜日

ドル円再び100円割れを試す!?

おはようございます。

週末の米経済指標は鉱工業生産指数は前月比-0.3%と予想を下回りましたが、ミシガン大消費者信頼感指数速報値は81.2と事前予想を上回り、また決算報告なども好感されNYダウは+126.80ドルの16154.39ドル。しかし、ドル円は停滞し101.60~101.80台の小動き。金融緩和縮小のムードが先日のイエレンFRB議長の議会証言以降後退しており、ドルが重たい動きとなり、「金」に資金が戻っている様子です。

【2/14発表 CFTC建玉明細 ~2/11現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    13,686   92,472   -78,786
NY金       156,786   85,585   71,201 
NY銀        41,279   28,645   12,634     
NY白金      43,186   10,788   32,398
NYパラジウム  24,385      7,449      16,936
NY原油     486,742   104,408    382,334
CBOTコーン  347,214   311,803   35,411
CBOT大豆   263,240    73,477     189,763

2/14に発表されたCFTC建玉明細では、「金」の買い越しが増加。ロングの建玉が増えており、新規に買いを積み上げてきている様子です。「白金」「パラジウム」はややショートが増えて買い越しが減少。「原油」は昨年夏以来、ほぼピークに近い買い越し。「コーン」「大豆」は共に買い越し増加。特に「コーン」は半年以上に渡って続いた売り越しから買い越しに転換。今後もショートカバーによる買い越し増加傾向が続きそうです。

「NYドル円」のMACDが再び下降し始めました。またシグナルとのデッドクロスということになると2/3の100.77円を割り込んでしまいます。緩和縮小の後退観測が残るうちはまだ切り返しは厳しいでしょうか。そうなると、100円割れも想定しておかないといけなくなります。

「金」は一般投資家の手口に逆らい、国内外共にMACD上昇中、RSIなどどこ吹く風、天井打つまで買いにいくつもりで、利の乗った玉は利を伸ばしましょう。100円割れのドル安円高の際は、更に上昇が加速するかもしれません。


2014年2月14日金曜日

1300ドル 「金」買い

おはようございます。
東京は朝から雪。まだ道路は濡れていて積もってはいませんが、郊外では早くも道路は薄っすら白くなってきているようです。晩から明日未明にかけて降り続くそうですので、ご帰宅の時間は十分お気をつけ下さい。

米小売売上高、新規失業保険申請件数はともに予想を下回る悪化となり、NY市場はドル安・株安で始まりました。株式市場が早々に反発し出し、株価上昇とともに101円台にドル安になっていたドル円も102円台に戻り、102.20円あたりで終了しています。
NY金は1290台から着々と値を上げ、昨年11月以来3ヶ月ぶりに1300ドル台に乗せています。

【NY金 週足】
 NY金は年末に安値をつけ、その後2ヶ月間上昇を続けきれいな上昇トレンドが形成されています。この間、昨年12月FOMCで金融緩和縮小開始が発 表され 1月、2月と徐々にマネーの蛇口が締められ始めたのですが、相場としては昨年の下げで織り込んでいる結果となっています。

【東京金 週足】
東京金は、ドル建て金とドル円の挟み合いで、昨年10月以降、約4ヶ月レンジ内の相場で動いていましたが、今回の上昇で12週EMA、26週EMAを上回り、買い方の制空圏内に入ってきました。EMAのゴールデンクロスまでには至っていませんが、着実にMACDは上昇しゼロライン越えにむかってきています。中期的に買いの流れになっていると考えています。
個人的には、3ヶ月以上持ち合いが続いてから抜けた相場は大きくなるという経験則があり、「金」買いを強く推奨します。

懸念している株価の調整安はまだなく、昨晩も上昇しています。ただやはり、ヒストグラム(MACDとシグナル線の乖離)が急激に立ち上がっているので、一時的な調整安は警戒する必要があると思います。

「白金 」はこのまま高く終われば、MACDとシグナルがゴールデンクロスします。こちらもクロスはしても下から立ち上がってのクロスですので、一時的な押しは要警戒です。

週明け月曜日はプレジデントデーのため、米国は三連休になります。

2014年2月13日木曜日

今夜は、円高注意!!

東京タイムは、SQ絡みと思われるテクニカル的な要因で株安円高で
商品市場は、ジリ安でした
まあ、600円近い戻りの後だけに利食い売りの範囲内でしょうが、
今夜は、イエレンFRB議長の上院の議会証言が、大雪のため延期
になり、米小売上げ高に注目です
12月の季節要因で良かった後だけに、その反動と寒波の
影響が気になります。
経済指標の時間のドル円の動きに注意したい

*小売売上高(1月)22:30
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
予想 0.1% 前回 0.7%(自動車除くコア・前月比)

*新規失業保険申請件数(8日までの週)22:30
予想 330千件 前回 331千件

*企業在庫(12月)14日0:00
予想 0.4% 前回 0.4%(前月比)

責任は誰に?

おはようございます。

TVでもご覧になった方も多いと思います。
衆議院予算委員会審議の質疑のなかで安倍首相が、集団的自衛権の行使について憲法解釈の変更で認められるかどうかという点で、内閣法制局法制次長ばかりに答弁を求める民主党議員に対して「政府の最高責任者は私だ。政府の答弁には私が責任を持ち、選挙で国民から審判をうける」と堂々と発言していました。
憲法解釈についての論点は別にして、このような発言には力強さを感じますし、国のリーダーとして信頼されるに値する人物だと感じました。支持政党が云々という話ではなく、個人的には見習いたい姿勢です。

前日のイエレン新FRB議長の議会証言に加え、ECBによるマイナス金利の導入論議がはやされ貴金属が上昇。NY金+5.2ドル、NY銀+18.8セント、NY白金+19.5ドル、NYパラジウム+12.7ドル。
NYダウは小動きで-30.83ドルの15963.94ドルで引け、ドル円は102.40~60円の動き。

NYダウは一気に駆け上がってきたため、少々休憩、一旦押し目も入るでしょうか。ドル円は着々と足固め。
また、昨日指摘した「白金」が大きく上げました。結局は出遅れ感から拾われてきた様子ですが、南ア情勢も買われた要因のようです。ただこちらは他商品と違い、MACDは上向きになったものの、シグナルとのゴールデンクロスには、本日と同じような上げがもう1日は必要と思われます。
まだ上げについて行くには、振られるリスクがありそうです。株価の展開を考えると、「ガソリン」「ゴム」あたりは押し目警戒ですが、押す場面では積極的に買いに行きたいところ。「金」はコツコツ買い増していきたいと考えます。

フロアポジションは、昨日日中売り越しとなった「金」が昨晩の上げで更に売り越し増加。「白金」「ゴム」は大量の買い越し。「石油」はやや売り越しが増えています。




2014年2月12日水曜日

東京金 8万枚割れ

約3ヶ月ぶりの水準まで上昇してきた「東京金」ですが、買玉手仕舞い売りの動きが多く見られ、ついに8万枚を割れる総取組高となり、79,168枚。今月25日には貴金属は納会を迎えますので、今週一般玉は当限の因果玉整理を余儀なくされ一段と取組高が減少しそうです。
新規建玉を呼び込む動きに期待したいところ・・・。


【2/10発表 Commitments of Traders Report・ICE Brent Crude Futures ~2/4現在~】
[マネージドマネー] 
ロング    ショート   ネット
203,114   116,691   86,423(前週比 -8,920) 

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが減少。





今夜の注目!!

イエレンFRB議長の米議会デビューは、バーナンキ路線継承ハト派な内容で
成功だったように感じます。
NYダウも、今年一番の上げ幅でした。
早朝、米国下院本会議にて、債務上限の問題も一応の決着もつき
マーケットは、リスクオンムードです

今夜は、経済指標より、米議会証言後だけに要人発言に
気をつけたい

0:10 プラートECB専務理事 講演
22:45 ブラード米セントルイス連銀総裁 講演

13日
00:30 ドラギECB総裁 講演
03:30 クーレECB理事 講演

想定外


米国各州政府は所得税や販売税などをそれぞれ州の重要な財源としています。景気の順調な回復でこの税収が想像以上の伸びを見せ、降ってわいたボーナスの使い道を巡って議論になっています。ウィスコンシン州では歳入が見通しより900億円以上多くなり、知事はこのうち500億円余りを財源に所得税率などの1年半引き下げを打ち出しましたが議会は慎重な姿勢を示しています。2013年の税収が想定を超えた州は37に上り、各州の歳入はリーマンショック前のレベルにほぼ回復しています。他の州でも教育やインフラの投資に使う、または景気後退の日に備えて基金に積み増すなど、使い道を巡って活発な議論が行われています。ただ専門家はこの思わぬボーナスの使い道には慎重になるべきだと指摘しています。

QE頼み

おはようございます。

米下院金融委員会でのイエレン新FRB議長の証言が再び「金」価格を持ち上げました。「NY金」4月限は1289.1ドル+15.1ドルの引値。高値は1300ドル間近の1294.4ドルまで上昇。
また、「NYダウ」も+192.98ドル15994.77ドルで引けています。
イエレン議長の金融政策に対する慎重な姿勢が投機資金を「金」市場に向かせ、また同時に「株式」市場にも楽観的なムードを作っています。「金」だけならまだしも、株式市場もこの発言によって今回のように反応するのは、いかに米経済の回復がいまだ金融緩和頼みなのかが窺えます。
真の実力で本格的に回復していくにはまだかなりの時間を要するのでしょうか。

これで「NYドル円」「NYダウ」はMACDとシグナルがコールデンクロスして買い転換しました。しばらく上値を窺っていく展開になりそうです。一方の「NY金」もゼロラインの上で再びゴールデンクロスした後MACD上昇中。買いの流れが強まる動きです。
「東京金」は本日現在値先限4243円で見ると、ゼロライン上でのゴールデンクロス。1/21の今年高値を上抜き、次の目標は10/31の4298円。「NY金」と「ドル円」が足並み揃うか・・・。
国内他商品も「ゴム」「石油」「コーン」「大豆」で強い展開が予想されます(全てMACDとシグナルのゴールデンクロスに )。
ここで「白金」が置いてけぼり。まだ上がっていないという見方もできますが、本日の動きで上げが鈍いのはそれなりの理由がありそうです。MACDも下げから横ばいになっており、下げ止まりから上昇していくことも可能性としてありますが、現段階では買いの因果玉を一番多く抱え込んでいる銘柄です。個人的には「白金」を買うなら、「金」あるいは「パラジウム」のほうが・・・。

今週は大きな経済指標などはありませんが、先週雇用統計あとで、流れを形作る大切な1週間になると思います。


【2/10発表 USDA需給報告】
◎期末在庫(単位:100万ブッシェル)
        今月発表     予想平均(レンジ)    前月発表
コーン      1,481     1,606(1,574~1,667)     1,631   
大豆       150       143(130~151)       150

米国下院本会議 債務上限の適用停止法案可決!!

米下院本会議 連邦債務上限の適用停止法案を可決、2015年3月まで

上院の本会議の行方が気になるところ

2014年2月10日月曜日

快速列車は通過

おはようございます。
週末の降雪はいつ以来でしょうか?あんなに降ったのは初めてとお感じになる方もいたのではないでしょうか。土日だったのが幸いでした。

週末の米雇用統計は数字だけ見れば決して好感される内容ではありませんでした。しかし、市場は先月来、寒波の影響などを織り込んでおり際立った反応はなく、発表後はドル高・株高の流れとなりました。テクニカル上重要な時間帯での発表で、これを難なく通過したように考えられます。
今朝も立会い始めから円安・ドル高の動きとなり、102.60円台まで進みました。

国内商品市場は本日、立会い当初から全般しっかりした動きとなっています。今現在値で見る限り
「東京原油」「コーン」「大豆」「銀」は MACDとシグナルがゴールデンクロスしています。下げ局面状態から買い転換したといえます。さらに本日の終値次第では「ガソリン」「ゴム」にもその可能性がでてきます。
「NYドル円」「NYダウ」もゴールデンクロスはまだですが、MACDは上向きとなり、オシレーターも縮小から転換へと向かっていると見られます。

おそらく一番値動きをしてもらいたいと市場が待っている「金」ですが、「NY金」ではここ1ヶ月1,240~1,280ドルのレンジ内の動きであり、「東京金」もおおよそ4,100~4,200円のレンジから抜け出せないでいます。CFTC建玉明細から見て年明けからのショートカバーは一旦収まっていますので、今後新規買いが積みあがっていくかどうかがレンジを抜けれるかどうかのポイントです。


【2/7発表 CFTC建玉明細 ~2/4現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    15,896   92,725   -76,829
NY金       147,754   82,815   64,939 
NY銀        41,321   34,333   6,988      
NY白金      41,751    8,435   33,316
NYパラジウム  23,905      6,492      17,413
NY原油     471,978   111,761    360,217
CBOTコーン  340,871   342,164   -1,293
CBOT大豆   235,941    70,582     165,359


また、今晩はUSDA需給報告の発表があります。
穀物の動きにも期待したいところです。

2014年2月7日金曜日

1月米雇用統計

失業率 6.6% (事前予想 6.7%)
非農業部門雇用者数 113,000人増加 (事前予想 180,000人増加)
民間雇用者数 142,000人増加 (事前予想 185,000人増加)



全ては米雇用統計の発表後に

おはようございます。
今晩からは雪?今のところ東京は晴れています。

米新規失業保険申請件数は予想を下回る33万1000件。景気の先行きに対する不安も和らぐ内容となり、ドル円はドル高円安が進行して102円台に乗せました。NYダウも待ってましたと言わんばかりに反発して+188.23ドルの15628.46ドルで引けています。
商品では素直に原油相場が反応してます。ICEブレント原油が107.30ドルまで上昇。まだ前月1月の戻り高値108ドル台は抜けていませんが、年明け急落後の安値105ドル前半のところでWボトムを形成して反発してきていますので、株式市場の切り返しが大きいと面白いかもしれません。

下げのきつかった「ドル円」「NYダウ」はMACDが上向きに。シグナルとのゴールデンクロスに着々と 近づいてきています。
国内市場も全体的に転換しつつありますが、ゴールデンクロス(MACDとシグナル)が近そうなのが、実は「コーン」「大豆」。次いで、「銀」。それから「石油」「ゴム」「金」がようやくMACDが下向きから横ばいに。「白金」はまだ下向き。

このまま切り返しの相場になるか、それとも戻り売りの相場になるか、絶妙なタイミングで今晩の米雇用統計を迎えます。発表は22:30です。

米雇用統計のリアルな反応を「知りたい!」「売買したい!」という方は事前にご予約ください。

お問い合わせは 03-3639-0538  担当 後藤まで



2014年2月6日木曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、ゴム以外の市場は、緩い動きで、週末待ちです
ただ、今夜は、ユーロタイムにECB理事会があり、何らかの
緩和の観測もあり、ユーロ安になるようだと、不安定な状況なだけに
ボラの高い動きになるかも知れない
NYタイムには、重要経済指標もあるので注意したい

*ECB政策金利 21:45
予想 0.25% 現行 0.25%

22:30 ドラギECB総裁 会見


米国
*貿易収支(12月)22:30
予想 -360億ドル 前回 -343億ドル

*新規失業保険申請件数(1日までの週)22:30
予想 335千件 前回 348千件

メインは週末

おはようございます。
今日も冷え込みの厳しい朝です。

昨晩、米ADP全国雇用者数は事前予想の185,000人増加を下回って175,000人増加にとどまり、
景気先行きに慎重な見方からドル円は再びドル安円高に振れ一時100.80円まで下落。NY金4月限も一時1274.5ドルまで値を飛ばしましたが、1/27高値1280.1ドルは抜くことはできず。
その後の1月米ISM非製造業景況指数は54.0と改善し、結局はドル円、また金などの貴金属は元のレンジで収まった動きになっています。

NYドル円日足のMACDオシレーター(MACDとシグナルの乖離)は-0.3146に縮小。今のところは2/3につけた-0.3926でボトムアウトになっています。NYダウ日足も同じく、昨晩MACDオシレーターは-105.042に縮小し、2/3の-119.1723でボトムアウトしている状態です。
今週のメイン材料は週末の雇用統計ですので、それまでは試し試しの動きに。このボトムアウトを決定づけるのはやはり週末になりそうです。
今日はECB理事会、米新規失業保険申請件数、米貿易収支が予定されています。

フロアのポジションは、「金」「白金」「ゴム」「コーン」買い、「石油」売りです。そのうちここ最近大きく
ポジションが膨らんだのは「ゴム」です。反発はまだか・・まだか・・と待っています。
MACDヒストグラムではボトムアウトしているものの縮小しては拡大し、また今縮小はしていますが、
MACD、シグナルは下降を続けています。まずは上海市場の休み明けを見てからでしょうか。

2014年2月5日水曜日

ICEブレント原油 建玉明細

2/3発表 ICEブレント原油 建玉明細~1/28現在~

総取組高    [マネージドマネー] ロング  ショート  ネット
1,476,358(+9,827)           207,109  108,766  98,343(+8,821) 

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが2週連続の増加。



今夜の注目!!

一昨日のNYダウ安から、軽いリバウンドで始まった東京タイムだったが、
春節明けの台湾株式市場の暴落を見ると、週末の春節明けの上海市場の
動向が気になるところだ。
さて、今夜は、ADPとISM非製造業の数字に注目が集まる
月曜日のISMの数字をキッカケに世界同時株安になっただけに
大寒波の影響に疑心難儀市場は、反応しやすいと思われる
再びNY株の大幅安なら、ゴールド以外の市場は、下振れしやすい
指標の時間帯には注意したい

【米国】
*MBA住宅ローン申請指数(31日までの週)21:00
予想 N/A 前回 -0.2%(前週比)

*ADP雇用者数(1月)22:15
予想 185千人 前回 238千人(前月比)

*ISM非製造業景気指数(1月)6日0:00
予想 53.7 前回 53.0

ドル円・NYダウ ボトムアウト

おはようございます。

昨晩はNY市場では大きな経済指標の発表はありませんでした。
昨日は家でTVのニュースを見ると、株式暴落が多く取り上げられていました。ある番組では、昨日の下げの要因として、『信用取引の「追証」』を挙げていました。追証の必要に駆られて、売却の動きが加速されたと・・・言われるまでもなく当然のことですが・・・。
きっかけは前日に発表された米経済指標の予想を下回る内容でしたが、春節でお休み中の中国市場が休み明けにどう反応してくるかと不安も煽られたと、当社セミナーでお世話になっている
真壁信州大教授も「報道ステーション」でコメントされていました。

NYダウは昨年10/19安値14719.43ドルから12/31高値16588.25ドルまで1868.82ドル上昇。この高値から2/3安値15356.17ドルまで1232.08ドル(65.9%)下落しました。日柄は高値から22日。
「ドル円」「NYダウ」はここで下げ止まり、昨日の下げでヒストグラムがボトムアウトする展開になる
シナリオが想定できます。今晩の米ADP、明日のECB理事会、週末米雇用統計と重要なイベントが
続きますが、テクニカルの面から見ても重要な時間帯でのイベントということになりそうです。

CRB指数(最近聞きませんが・・・)が上昇し、12月の年末高値を超えてきています。ドル建てで見ると穀物の足も良くなりつつあります。

ただ国内はボラティリティが低下中・・・



2014年2月4日火曜日

今夜の予定

世界的な同時株安から、緊急G7電話会合の可能性も

出てきている要人発言に注意したい

19:00 ユーロ圏・12月生産者物価指数(前年比予想:-0.8%、11月:-1.2%)
22:30 米リッチモンド連銀のラッカー総裁が講演予定(経済見通し)
23:00 ルー米財務長官講演(債務上限引き上げの必要性)
24:00 米・12月製造業受注指数(前月比予想:-1.8%、11月:+1.8%)
02:30 米シカゴ連銀のエバンス総裁が講演予定(経済情勢と金融政策)

ドル円 101円割れ

おはようございます。
今日は雪の観測もありますが、まだ朝の段階では暖かいですね。

昨晩はドル安円高が進行。米ISM製造業景況指数が予想以上の低下だったことも要因ですが
チャート(テクニカル)上の流れからきているものではと考えられます。ドル円はNYで101円を
割り込み100.78円まで下落しています。
昨年11/21に日本市場で、晩に発表されるFOMC議事録について量的緩和の早期縮小観測から
ドル円は日中100円前半から100.80円代へとドル高円安が進み、それまで3ヶ月の持ち合いを上抜けました。
NYドル円市場では、日足でここに窓がありますので窓埋めするのであれば、100.20~30円ぐらいを
試すかもしれません。MACD、シグナルともにゼロラインを下回りました。

「金」はドル安に対して「ドル建て金 」は反発していますが、大きなものではないため、国内市場を押し上げるほどには至っていません。「東京金」はMACDがゼロラインを割るスレスレのところにあり、踏ん張りきれるかどうか・・・。

時間的には、今週末の米雇用統計がまた、重要なポイントになりそうです。

2014年2月3日月曜日

2/3節分 新甫

おはようございます。
気温も暖かくなり、春の到来を感じます。

週末の米経済指標は好感される内容でしたが、新興国経済に対する不安は強く、株価は反落。
ドル高の動きも勢いなく102円前半での推移です。
今週は中国が春節で休みが続きます。アジア時間はやや流動性が薄くなり、乱高下しやすく
なりそうです。


【1/31発表 CFTC建玉明細 ~1/28現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    15,977   102,169   -86,192
NY金       150,158   83,817   66,341 
NY銀        40,816   30,324   10,492      
NY白金      43,110    6,221   36,889
NYパラジウム  24,853      5,148      19,705
NY原油     471,470   120,324    351,146
CBOTコーン  324,400   379,982   -55,582
CBOT大豆   226,057    73,107     152,950