2025年6月3日火曜日

金 トランプの関税政策に対する不確実性と地政学リスク

米株式は主要3指数上昇。米政権が 米中首脳会談が今週にも開催されると明らかにし、米中貿易交渉の進展への期待から株価は上昇。NYダウは前日比35.41ドル高の42305.48ドルで2日続伸。ナスダックは前日比128.847ポイント高の19242.613、S&P500は前日比24.25ポイント高の5935.94でそれぞれ反発となりました。ただ30日にトランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムの関税を引き上げたことに対してEUが報復措置を取ることを示唆しており、米経済への下押し圧力への警戒は根強く残っているようです。
また今月6月は18日に米FOMCが開催されます。今週末7日からブラックアウト期間となるため、昨晩米パウエルFRB議長の講演での発言が注目されましたが、冒頭のあいさつのみで金融政策についての言及はありませんでした。

【ドル円 日足】

【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
OSE金標準先物4月限は前日比125円高の15608円で今朝の日中取引をスタートして2日大きく続伸です。NY金8月限セツルメントは前日比81.8ドル高の3397.2ドルと1ヶ月半ぶりの高値水準を回復。貿易摩擦への懸念や、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクを背景に上昇しています。日本時間ではドル円が143円台へと円安の傾向。本日、植田日銀総裁が参院財政委員会、内外情勢調査会の場で「将来の利下げ余地を作るために、無理に政策金利を引き上げる考えはない」との発言を受けて早期利上げ観測が後退しています。NY金、OSE金ともにギ逆ペナントからの上抜けのかたちに…。


 


【NY白金 日足】

【OSE白金標準先物 日足】
NY白金7月限は前日比8.3ドル高の1063.2ドルと3日ぶりの反発。米中首脳会談の開催への期待から株価が堅調となり、工業品などのコモディティー価格も堅調となりましたが、同時に鉄鋼・アルミ関税引き上げによる世界経済の落ち込みへの懸念もあり、まだ上値は意識されているとみられます。国内OSE白金標準先物4月限は前日比38円高の4688円(13:23)で推移してますが、円安による下支えもあり小じっかり。4600円を維持できるかどうか…。

 

 

 

 

 

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 1/25(東京) 講師:水上紀行



 

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10/19(東京) 講師:水上紀行

9/21(東京) 講師:三次理加

9/7(東京) 講師:高野やすのり

 7/20(東京) 講師:三世一目山人

7/6(東京) 講師:YEN蔵

4/6(東京) 講師:山中康司

 

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