2015年2月6日金曜日

米1月雇用統計を控えて

おはようございます。
予想されていた降雪もほとんどなく、今朝は冷え込みも緩んでいます。

米株式は続伸。製薬会社大手の大型買収、原油高を受けて211.86高の17884.88ドルで引けています。年初来安値をつけてからわずか4営業日で18000ドルを窺うところまで上昇。年初来の安値もほぼ昨年12月と同水準となっており、17000~18000ドルのレンジが形成されています。本日の米雇用統計を受け、抜けていくかどうか注目されます。
ドル円は本日米雇用統計発表を控え動意薄。

【NY金 日足】
1251ドルをつけた1/29から下値が1250ドル台で支えられています。本日、米雇用統計が発表されてきますが、ここ数ヶ月の発表後の動きは見ての通り。まだ上値切り下がりの形ですが、仮に1240ドル台に入っても強気で見ていきたいところ。

【東京金 日足】
昨晩は2/4安値4739円を一文下回る4738円をつけ切り返し。まるでストップロスを引っ掛けるかのような動きです。このままのレンジで推移すると来週あたりには転換線と基準線が交差してきますので、来週前半あたりまでには少し動きが欲しいところです。今晩の米雇用統計では発表前後安値をつける可能性も否定できませんが、積極的な買い方針で見て行きたいと考えています。

【東京白金 日足】
4600円台で値を固めて切り上げてきました。上に控える基準線4784円を越えれば追随買いを考えてもいいかもしれません。

【東京原油 日足】
昨日指摘した上昇相場への最低ラインと見た41000円で跳ね返り急反発しました。相変わらず値動きの激しい相場ですが、ベクトルはやはり上向き。乗せの追随買いを考えるのは、再度高値を取り出してから。遅行線が価格を上回ってくると直近の勢力図が変わってくると考えています。余談として、この原油価格が上昇してこない限り、米国の利上げが遠のいてしまいそうな気がします。今のドル高傾向のままでいくと、原油価格が上昇しないことには米国内の物価上昇は限られてしまいます。「金」とのここ最近の相関関係はその辺が原因かもしれません。

【東京とうもろこし 日足】
個人的な見方からは歯がゆい動きとなっています。関連付けている「シカゴ小麦」の相場も反転してきておりもう少し上値余地がありそうです。1/23高値29960円~基準線26890円あたりを越えるようなら考え方をリセットしなければならないと考えます。現状様子見。