2025年7月30日水曜日

金 米中貿易協議は停止期限延長で合意

スウェーデンのストックホルムで開かれていた米中両政府の閣僚級通商協議では8月12日を期限としている一部関税の停止期間を延長することで合意。ベッセント財務長官は、トランプ大統領が最終的な判断を下すとした上で、関税措置の延長については90日間が一つの選択肢になると述べています。合意されたことは投資家心理を改善するわけですが、具体的な合意については今後交渉は継続されることとなり、ほぼ織り込み済みといった市場の反応。
米株式は労働関連指標を受けて軟調。米6月雇用動態調査(JOLTS)で求人、採用件数がいずれも市場予想を下回り、今晩の米FOMC終了前に利益確定売りが促された様子。今晩の米FOMCでは政策金利の据え置きが予想されています。ただトランプ政権が利下げを求めていることに対して、FRBが今後の利下げについてどのような姿勢(スタンス)を見せるのか注目されます。

【ドル円 日足】

【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
29日のNY金8月限セツルメントは前日比14.0ドル高の3324.0ドルと5日ぶりに反発。新しく中心限月が移行する12月限は前日比14.4ドル高の3381.2ドルです。NY、OSEいずれの日足チャートでも26日前に現在の価格を表示する遅行線がローソク実線に沿うとなると向こう4~5日間は下値探りの展開となるかどうか?明日未明(31日3:00)に米政策金利発表、また明日には日銀金融政策決定会合が控える他、今晩は米7月ADP雇用者数や米第2四半期GDP速報値などの重要指標の発表もあり、情勢を見極めようとするムードの展開か?

【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】 
OSE白金標準先物6月限は前日比7円安の6096円で小安く、レンジはほぼ横這い。リースレートも落ち着きを見せており、NYとロコロンドンの乖離も縮小してNYの割高感は解消され、NY指定倉庫在庫はやや減少の動きがみられました。8/1を期限として交渉されてきましたが、逆に言えば日本や欧州(EU)からの輸入品については15%の関税が賦課されることになります。8月以降、その影響が聞いてくるのかどうかは不透明であり、現在の水準が維持されている要因なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

8月30日に日本取引所グループ主催のInvestor & Trader EXPO 先物・オプション36周年記念イベントが開催され、弊社も協賛・ブース出展します。

 

 

セミナー 今後の予定

 

8/2(土)岡地セミナー(東京)
講師:藤代宏一

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過去開催の相場セミナー
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【2025年】

7/26(東京) 講師:YEN蔵

 

6/28(東京) 講師:水上紀行

 

5/17(東京) 講師:江守哲

 

4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ


 1/25(東京) 講師:水上紀行



 

【2024年】 

10/19(東京) 講師:水上紀行

9/21(東京) 講師:三次理加

9/7(東京) 講師:高野やすのり

 7/20(東京) 講師:三世一目山人

7/6(東京) 講師:YEN蔵

4/6(東京) 講師:山中康司

 

以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます


 
 
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