2021年11月17日水曜日

金 米小売売上高好調でドル・株・長期金利のトリプル高

おはようございます。

米株式は発表された米10月小売売上高を受けて堅調な個人消費が景気回復を支えるとの見方が強まり反発。米小売売上高は前月比1.7%増と市場予想を上回りました。インフレ率上昇が懸念されているなかで今月末からの年末商戦に対する期待が相場を押し上げたようです。NYダウは前日比54.77ドル高の36142.22ドル、ナスダックは前日比120.009ポイント高の15973.855、S&P500は前日比18.10ポイント高の4700.90。ドル長期金利は上昇し2年債は0.522%、10年債は1.640%の利回りで11月では最大。同時に期待インフレ率も2.75%とコロナ渦後の最大値でインフレ警戒は依然強いようです。ドルは対主要通貨で全面高。

 

【金標準先物 日足】

NY金12月限は2日続落で前日比12.5ドル安の1854.1ドルのセツルメント(清算値)。一時1879.5ドル(22:15)まで直近高値を更新しましたが、米10月小売売上高の発表後、米長期金利上昇、ドル高を受けて利益確定売りに押され反落した様子。日本時間朝方に時間外で1851.0ドル(5:04)まで下げて以降、何度か1851ドルつけて持ち合っていました。国内夜間立ち合いでは6886円(22:14)まで高値更新後反落して6806円(3:54)まで安値を試し、日中立ち合い開始からは円安ドル高が進んだこともあり下支えられ6823円でスタートし現在6830円台での推移となっています。米長期金利上昇と同時に期待インフレ率も高まっていることからインフレに対するヘッジニーズは依然高いと思われます。

 

【白金標準先物 日足】

3900円台に乗せてから200日移動平均線上での推移。昨晩は夜間立ち合いで4050円(22:52)まで直近高値を更新しましたが、ドル高に押され「金」と連動安。夜間立ち合い安値は3912円(5:04)までつけ、現在の日中立ち合いは3940円台での推移。NY市場では中心限月1月限が1113.1ドル(22:55)まで上昇しましたが、NYドル建て価格のこの水準には200日移動平均線が位置しており、テクニカル的には上抜けは阻まれたかたちとなっています。少し抵抗はありそうですが、NY総取組高が増加傾向にあり投機筋買いポジションも少しずつ拡大していることから上抜けた場合の勢いは強くなるのではとみています。

 

 

 

 

 

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