2016年9月21日水曜日

日米金融政策の行方

おはようございます。

昨日、TOCOMで新システムが稼働となりましたが、市場はシステム変更のせいなのか本日の金融政策発表で手控えムードだったのか、国内では飛び石の連休でもあり出来高は低調となっています。ただ本日は注目されてきた日米の金融政策発表もありアルゴリズムが働く高速取引が猛威を奮う乱高下も予想されます。

米株式は小動き。米9月利上げは先送りされる見方は強まっていますが、日銀の「総括的な検証」や米FOMCの12月に向けたスタンスを見極めたいと手控えムード。NYダウは前日比9.79ドル高の18129.96ドル。ドル円も手控えムードで政策発表待ちで動かず。米長期金利は小幅に低下。米10年国債利回りは1.69%。日銀がイールドカーブのスティープ化を図るとの見方も出ており長短金利差が拡大してきました。超長期での金利先高観を市場に持たせることにより直近の緩和政策は維持しながら金利先高観により物価を押し上げるのが目的ということでしょうが果たして・・・。


【NY金 日足】
 FOMC発表前にして手控えムードながら下支えされているような動き。ボリンジャー、一目均衡表雲の下限に位置しており本日の金融政策発表を待ちます。CFTC建玉明細での買い越しの膨らみを指摘する向きもありますが、BREXIT前から総取組高が50~60万枚まで増加しておりその状態がすでに3か月が経過しています。この買い越しまたは取組高がこれ以上縮小することはレンジが一段引き下がることにもなり、いわゆる現在の世界的な低金利状態では可能性は低いのではと考えています。予想レンジは1345~1300ドル。


【東京金 日足】
 前回安値4250円(8/26)から日柄にして本日18本目。下げ日柄27本に対して66.6%の日柄。私どもがおこなっている外務員セミナーにご参加されている方はピンとくるものがあるかもしれません。ここで反発となれば合致しますが、果たして・・・。予想レンジは4350~4250円。


【東京白金 日足】
南アの全国鉱山労働者組合(NUM)は、アングロ・アメリカン・プラチナム(アンプラッツ)に対して労働争議を宣言したとの報道が入っています。しかし、一部の鉱山での動きでもあり、アンプラッツは同国最大の労組である鉱業建設労働組合(AMCU)との賃金交渉を続けているため、全体に波及するかはまだ不明です。{詳しくはプラティニの相場観で}
「白金」も「金」同様、金融政策がカギを握ることになりそうです。相対力指数の水準は1月安値3045円(1/21)、6月安値3158円(6/24)とほぼ同水準。予想レンジは3490~3320円。


【東京ドバイ原油 日足】
米石油協会(API)発表の原油在庫は前週比750万バレル減の5億720万バレル。市場予想の340万バレルを上回る減少となりました。26~28日に行われるOPEC非公式会合に向けて思惑の絡んだ動き。決め手に欠けるなかの小幅な動き。予想レンジは29200~27500円とやや下降気味。


【東京ゴム 日足】
  テクニカルで上放れ。1/2戻しの175円目標。


【東京とうもろこし 日足】
                                                                      
安値は追わず戻り売りを徹底。






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