2014年3月20日木曜日

「金」はこれで終わりか・・・?

おはようございます。
雨雲に覆われて暗い朝を迎えています。

注目の米FOMCでは金利据え置き、100億ドル規模の資産買取縮小が発表されこちらはほぼ予想どおりの内容。しかし、利上げのガイダンスから「失業率6.5%」を削除、また大半のメンバーが2015年からの利上げを見込んでいることが明らかとなり、こちらに対しては市場はサプライズな反応を示すことになりました。
ドルは急騰し101円前半の水準から約1円のドル高・円安。「NY金」は量的緩和縮小観測からジリジリと値下がりしていましたが、発表を受けて約10ドルの下落となり、1,330ドルを割り込んでいます。

「東京金」は今日このままの下げで3日続落となります。MACDはデッドクロスが3度目の正直となり、急下降。2月から6週続いたトレンドは一旦崩れ、下値模索の動きを余儀なくされることになります。ただ、シグナル線が完全に下降に向かっているとは言い切れず、即ここから下降トレンド入っていくかどうかについてはもう少し経過を見定める必要があるように考えます。

株式市場では「NYダウ」が反落。早期利上げ観測の浮上で高値へは届かず、チャートは戻り売りの展開です。

来週には核安全保障サミットが予定されており、G7各国がウクライナ問題を協議すると見られています。国内3連休中には新たな材料が浮上されてくる可能性も否定できず、波乱の展開が予想されます。