2022年4月4日月曜日

金 米3月雇用統計 利上げペース加速か?

 週末の米株式市場は反発。NYダウは前日比139.92ドル高の34818.27ドル、ナスダックは40.981ポイント高の14261.500、S&P500は前日比15.45ポイント高の4545.86。米3月雇用統計では失業率が3.6%、非農業部門雇用者数が前月比+43.1万人、平均時給が前年同月比+5.6%といった内容で労働市場の改善が示された一方、利上げペースが加速するといった見方も強まり、債券市場では米2年債利回りが2.463%、米10年国債利回りが2.390%と長短金利差の逆転現象も起きています。労働市場のひっ迫感からFRBは次会合の5月FOMCだけでなく6月FOMCでも立て続けて50bpでの大幅な利上げをする可能性が高いとする声もあがってきています。この大幅な利上げペースが景気を冷え込ませるとの懸念が米長期金利の伸び悩みの要因。

 

【金標準先物 日足】

NY中心限月6月限は前日31日に米個人消費支出(PCE)で強い物価上昇が示され1950ドルに達しましたが、1日セツルメントは1929.2ドルと前日比で30.3ドル安の1929.2ドルに反落。米3月雇用統計発表後も軟調な動きが続いており、週明け時間外の日本時間帯でも1920ドル台前半の値動きで推移。ドル円はドル高円安基調のなかで1ドル122円台中盤の動きで、大阪取引所金標準先物は今朝から売りが先行し7500円台前半でやや弱い値動きです。先週とほぼ同水準の価格帯で大きな動きは見られず。米長短金利の逆転が終値で確認され一時的ではないとなると金へのヘッジニーズも強まってくるとみられます。

 

【白金標準先物 日足】

先週のCFTC建玉明細では3/8の週が投機筋買いポジション拡大のピークとなりポジション縮小が確認されましたが、週末4/1発表では買いポジションが若干回復。NYでは1000ドルを割り込んでくると売りの圧力も鈍くなっており、新規の売り込みは見受けられず。4000~3800円のレンジ商いの様相か?



 

 

 

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