2021年10月15日金曜日

金 1800ドルタッチ

おはようございます。

米経済指標を受けてインフレ、景気減速の懸念が後退しダウは大きく反発。NYダウは前日比534.75ドル高の34912.56ドル、ナスダックは前日比251.794ポイント高の14823.429で続伸。S&P500も前日比74.46ポイント高の4438.26で続伸となりました。米主要企業の決算発表も相次いで市場予想を上回り投資家心理に安心感が広がりリスクオンの展開。かたや中国では不動産業界の債務不履行の危機に戦々恐々。中国恒大集団ではなく他の不動産会社によるドル建て債の債務不履行が起きていますが、市場の関心はどこへやら…。

 

【金標準先物 日足】

35ドル高となった前日10/13のNY金の出来高は313,621枚の大商いで、総取組高は500,815枚と前日比で16,433枚の増加。昨晩はほぼレンジは変わらず上値は1800ドルで阻まれていますが、国内円建て価格は113.90円台までのドル高円安効果で上昇しています。10月に入り11営業日連続上昇になっており、さすがに新規で買いづらいのか国内総取組高は海外と異なり急減しています。長期金利低下でインフレ懸念が強まり米実質金利が再び低下しており金の押し上げ要因となっていますが200日移動平均線にぶつかり、ここはまだ完全に抜けきれず…。ただここを抜けると1830ドルを試す動きになるとみられます。上昇ペースが速く押し目を待つ買い方も多いですが、「押し目待ちに押し目無し」の展開。

 

【白金標準先物 日足】

4447円(5/11)から3185円(9/21)までの下げの1/2半値戻り3816円に昨晩夜間立ち合いで達しています。取組の推移からしても買戻し主導の相場展開ですが、そもそも買い戻されている最大の要因は何なのか?ファンダメンタルズから検証してきましたが、安値をつけた9/21は自動車メーカーの減産が一番懸念された時期にあたります。その後パンデミックのが一旦ピークアウトしたことが売り込んだ投機筋の買戻しを誘引したのかもしれません。他の貴金属と同じように金利低下、ドル安、インフレ懸念が押し上げ要因となっているようです。ドル建ての200日移動平均線は1115ドルに位置しており、ここを試すと今から200円の上昇で4000円台が想定価格となり戻りリスクはそこまで見るべきですが、経済成長率の伸びは鈍化してくるとの見通しも多く、ここからは買えない…。



 

 

 

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