2020年12月8日火曜日

金 投機筋の勢いはないが…

おはようございます。

米株式は5日ぶりの反落。アジア株の下落や英EUの通商交渉の悲観的な見方が広がり利益確定売りが先行する展開。またNYではコロナ感染の再拡大で営業規制の可能性も出てきており売られる要因にもなったようです。NYダウは前日比148.47ドル安の30069.79ドル。しかし一方のナスダックは終値での最高値を更新。感染拡大による巣ごもり需要増加期待からハイテク株が買いが先行し終値は前日比55.72ポイント高の12519.95。今週米国ではワクチンの承認が週内に得られる見通し。その他年内政府機関封鎖を避けるための米つなぎ予算が11日(金)までに成立させる予定となっていますが追加経済対策も盛り込まれるか?が焦点。また、昨日電話協議されていた英ジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長の協議は9日(水)まで期限延長。


【NY金 日足】

先週末の雇用統計低調による追加経済対策期待とドル安が背景となり節目の1850ドルを超えヘッジ買いが押し上げてきた動き。中心限月2月限で日本時間に安値1824.8ドル(17:32)をつけてから高値は1873.0ドル(1:08)。セツルメントは前日比26.0ドル高の1866.0ドル。米国による中国当局者への制裁や英EUにおける通商交渉の難航などのリスクを総じて意識されているのかもしれません。SPDR金ETF残高はまだ減少が続いておりETF市場からの資金流出はありますが、11月のような流出は徐々に鈍化してきている様子。先物市場での投機買いがやや増えているようですがこの動きが強まっていくかどうか?上値は意識されつつも足元を固めながら段階的に上昇してきている印象で、派手さはありませんがベクトルは上向きと判断しています。

 

【金標準先物 日足】

夜間立ち合いでは高値が6248円までとなり鬼門とした6250円手前で足踏みしましたが、今朝からの日中立ち合いで6252円(10:03)をつけています。11月からの下落幅の50%以上戻してきておりテクニカル上、①新値足②MACD③RSI50%超えと条件も揃ってきているためベクトルの上向きが強まってくるとみられます。遅行線の位置から向こう5営業日は強まりやすい時間か?手じまい売りをこなしながらの展開で勢いは強くありませんが 地味に水準を切り上げてくると考えます。

 

 



 

 

 

 

 

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