2013年12月30日月曜日

今週の予定

30日(月)
大納会
米中古住宅販売成約指数(11月)

31日(火)
大晦日(世界的に半日取引・休場が多い)
米シカゴ購買部協会景気指数(12月)
米消費者信頼感指数(12月)

1日(水)
元旦・新年のため世界的に休場
中国製造業PMI(12月)
ギリシャがEU議長国(上半期)に就任
ラトビアがユーロ導入、欧州通貨同盟18カ国体制に

2日(木)
英・欧州各国の製造業PMI(12月)
米新規失業保険申請件数(12/28までの週)
米ISM製造業景況指数(12月)

3日(金)
バーナンキFRB議長 講演
プロッサー、ラッカー米地区連銀総裁 講演

2013年12月27日金曜日

貴金属 反発の兆し?

おはようございます。

昨晩、NY立会い開始時間前からドル建て「金」「白金」などの貴金属が続伸しています。

   NY金  2014/2 1212.3 +9.0
   NY銀  2014/3 19.916 +0.432
   NY白金 2014/4 1363.8 +27.2
   NYパラ 2014/3 700.75 +5.30

先日12/25国内貴金属シンポ発会の日に寄り付き直後、一瞬で白金が100円近く上昇する
場面がありました。「間違い玉?」と思わせるような動きで本当のところは分かりませんが、
こういった現象は得てして、その後の値動きを示すことがよくあります。
事実として大きな玉が動いていますので、あながち偶然というわけではないようです。
昨晩の白金の上昇は来年の欧州自動車販売の回復予想がきっかけのようですが、
いずれにしてもここ数ヶ月くすぶっている貴金属が動き出すきっかけになればと
期待しています。


2013年12月26日木曜日

インド業者の金輸入規制の対抗策

-結婚式シーズンに金需要が増えるインドでは、政府の輸入規制に対応しようと、1キロまでの金の持ち込みを非居住インド人に認める規則を利用した金の持ち込みが増えている。
中国と並ぶ金の大量消費国であるインドは、貿易赤字を縮小し、ドルの流出を防ぐため、金の輸入を制限する措置を講じている。これには金の輸入関税を過去最高の10%まで引き上げることや、金輸入総量の20%を宝飾品として再輸出することの義務付けが含まれる。

ただ、インド国外に6カ月以上滞在した非居住インド人には、その使用目的にかかわらず、輸入関税を支払うことで金の持ち込みが認められている。これに目を付けた一部の取引業者は、非居住インド人に対し、航空運賃を肩代わりする見返りに金の持ち込みを依頼している。

匿名希望の空港当局者によると、12月に中東ドバイからインド南部ケララ州のカリカットに到着した便で約80キロの金が持ち込まれた。

インド国内の宝石宝飾品取引業者の団体を率いるBachhrajBamalwa氏は「金を持ち込む非居住インド人は輸入関税を支払うので、なんら違法性はない」述べた。同氏によると、その大半は航空運賃を肩代わりしてもらったタミルナド州やケララ州の労働者という。

政府当局者の試算では、非居住インド人を通じた金の持ち込みは11月半ば以降で1トンにのぼる。それまではほぼゼロだった。

貴金属コンサルタント会社トムソン・ロイターGFMSのデータによると、11月の公式な金輸入は約21トンに減少し、月間需要の半分以下だった。

12月に入り、ロンドン市場に対するインドの金相場のプレミアムは過去最高となる1オンスあたり160ドルに上昇した。

トムソン・ロイターGFMSのアナリスト、SudheeshNambiath氏は「高水準のプレミアムに乗じて、業者は非居住インド人に金の持ち込みを依頼し、見返りに航空運賃の一部あるいは全額を負担している」と指摘する。

業界関係者によると、非居住インド人は、輸入関税を支払った後でも、1キロの金持ち込みで12万5000─15万ルピー(2000─2400ドル)のコスト減になる。

密輸が増えたと言われる同国だが、合法にビジネスする知恵者がいるものだ

2013年12月25日水曜日

また、また、中国が、きな臭い

金利の動きに注目したい

     
上海銀行間取引金利(SHIBOR)およびローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)の一覧は以下の通り。現地時間午前11:30に公表される。


===================================================================
               12月25日   12月24日   12月23日   12月20日   12月19日
                   2013       2013       2013       2013       2013
===================================================================
LPR         
 1年            5.7300     5.7300     5.7300     5.7300     5.7300
-------------------------------------------------------------------
SHIBOR      
 翌日物          4.0500     4.1450     4.5150     3.9270     3.8460
 1週間          5.6160     6.1970     8.8430     7.6540     6.4720
 2週間          5.9410     5.7610     8.2460     7.0030     6.2180
 1カ月          6.5090     6.6050     7.6560     7.5300     7.1012
 3カ月          5.5220     5.5174     5.5160     5.4580     5.4239
 6カ月          4.8588     4.8369     4.8151     4.7818     4.7487
 9カ月          4.8823     4.8622     4.8422     4.8135     4.7816
 1年            4.9034     4.8856     4.8656     4.8353     4.8013
===================================================================
               12月25日   12月24日   12月23日   12月20日   12月19日
                   2013       2013       2013       2013       2013
===================================================================

年明けのお年玉は?

おはようございます。

今年も残すところ、今日を含め4営業日です。
年明けに向けて、玉は仕込まれてますでしょうか?

過去10年間主要銘柄の大発会の値動き(前日比)をまとめてみました。
あらためて見ると、株価はご祝儀相場という言葉のとおり、年明け上昇する傾向が強い
ようです。商品もここ数年では、上昇の傾向が強いようです。これも2008年のリーマンショック
による世界的な不況から脱出 するために行なわれた、『金融緩和』の恩恵によるものと
推測されます。
しかし年明け1月からは今月の米FOMCで決定された金融緩和縮小が実施されます。
果たして、この米金融政策は年明け相場にどんな影響をあたえるでしょうか?
ご参考まで・・・




日経平均 白金 ガソリン ゴム コーン
2013/1/4 △ 292.93 △ 42 △ 107 △ 1,160 △ 4.9 △ 50
2012/1/4 △ 104.76 △ 57 △ 85 △ 770 △ 3.0 △ 0
2011/1/4 △ 169.18 △ 38 △ 47 △ 1,060 △ 12.1 △ 300





(※CB)
2010/1/4 △ 108.35 △ 47 △ 66 △ 410 △ 7.8 △ 260





(※CB)
2009/1/5 △ 183.56 △ 21 △ 114 △ 3,600 △ 8.9 △ 320




(H)

2008/1/4 ▲ 616.37 ▲ 5 ▲ 33 ▲ 130 △ 0.5 ▲ 50
2007/1/4 △ 127.84 ▲ 3 △ 45 ▲ 1,800 ▲ 2.8 ▲ 500




(L)
(L)
2006/1/4 △ 250.11 △ 41 △ 45 △ 1,600 ▲ 1.0 △ 310




(H)
(※H)
2005/1/4 △ 28.99 ▲ 40 ▲ 77 △ 920 ▲ 3.9 ▲ 500


(L) (※L)

(L)
2004/1/5 △ 148.53 △ 14 △ 28 △ 120 ▲ 2.9 △ 400








(H)


2013年12月24日火曜日

これからの経済指標

今夜は、クリスマスムードのため、商いも閑散か?

ユーロタイム、NYタイムも取引は短縮される

【ユーロ圏】
*フランス実質GDP・確報値(第3四半期)16:45
予想 -0.1% 前回 -0.1%(前期比)

【米国】
*MBA住宅ローン申請指数(20日までの週)21:00
予想 N/A 前回 -5.5%(前週比)

*耐久財受注(11月)22:30
予想 2.0% 前回 -1.6%(-2.0%から修正)(前月比)
予想 0.7% 前回 0.4%(-0.1%から修正)(輸送除くコア・前月比)

*新築住宅販売件数(11月)25日0:00
予想 440千件 前回 444千件

2013年12月21日土曜日

金下落、まだ終わっていない 米ゴールドマン

12月20日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策の縮小を開始すると発表したことを受け、トレーダーらは金投資を断念せざるを得ない状況となり、金相場は3年ぶりの安値を付けた。年間ベースの下落率は1981年以降で最大となりそうだ。米ゴールドマン・サックス・グループは、下落は終わっていないと指摘する。
金現物相場はニューヨーク時間19日午後5時(日本時間20日午前7時)時点で前日比2.4%安の1オンス当たり1188.68ドルと、2010年8月3日以来の安値を付けた。ゴールドマンは今年11月20日に、金相場が来年末までに1050ドルに下落するとの見通しを示している。
投資家の間で価値の保存手段としての金への信頼感が低下したことを受け、年間ベースの金相場は今年、2000年以降で最大の下落となりつつある。FRBは18日、債券の購入規模を毎月850億ドルから750億ドルとし、量的緩和策を縮小する方針を示した。米株式相場は過去最高値に上昇。金に裏付けされた上場取引型金融商品(ETP)の価値は今年に入って計約730億ドル減少し、産金会社が計上した評価損は少なくとも総額260億ドルに上っている。
ゴールドマンの商品調査責任者、ジェフリー・カリー氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで「金相場は14年に年間を通じて下落する可能性が高まっている」と指摘。「FRBのQE(量的緩和)の縮小では、ずっと緩やかな過程とは対照的に予想される下落の大部分は価格に織り込まれている。金市場はこうした材料については通常、直ちに価格に織り込もうとする」と述べた。
週明けの市場の反応に注目したい

来週の予定

キリスト教圏では休場になる為、市場参加者が少なくなり

緩い動きになりそうだ

年末特有の動きに気をつけたい

23日(月)
日本は天皇誕生日で休場
米ミシガン大学消費者信頼感(12月)

24日(火)
日銀月報
英国・米国市場は短縮取引
米耐久財受注・新築住宅販売件数(11月)

25日(水)
黒田日銀総裁、講演
英国・ドイツ・米国市場は休場

26日(木)
日銀議事録
英国・ドイツ市場は休場
米新規失業保険申請件数(21日までの週)

27日(金)
日本雇用統計・全国消費者物価・鉱工業生産(11月)

2013年12月20日金曜日

NYタイムの予定

NYメタルは、6月の安値を試す展開で、東京タイムのNY夜間取引は

小戻りした。

黒田日銀総裁の会見内容も、気になるところ

NYタイムは、主要ファンドはクリスマス休暇入りと思われ

値が飛びやすいと考えられる経済指標の時間に注意したい

【米国】
*GDP・確報値(第3四半期)22:30
予想 3.6% 前回 3.6%(前期比年率)

*GDPデフレータ・確報値(第3四半期)22:30
予想 2.0% 前回 2.0%(前期比年率)

*個人消費・確報値(第3四半期)22:30
予想 1.4% 前回 1.4%(前期比年率)

金 急落

おはようございます。
国内は週明け3連休となりますが、貴金属の買い方側にとっては非常に厳しい
週末となっています。

昨日、国内が夜間立会いに入る時間帯あたりから、ドル建て金価格が徐々に下落し、
今月の安値1,210ドル辺りを割り込むと、ストップロスを巻き込んだと思われる下げとなり、
一気に1,200ドル割れまでタッチし、その後は一旦落ち着いた動きとなりました。
国内市場では18:00前に先限4,018円まで安値をつけましたが、その後の緩やかな円安で
4,050円を回復。
しかしその後は1,200ドルを割り込むと ズルズルと下げ続け、1193.6ドルで引けましたが、
更にその後の時間外で1,187ドルまで下落しています。
こうなると、ポイントは6/28の今年の安値1179.4ドルを維持できるかどうかとなります。
年末相場ですので、売り方買い方ともにポジション整理が出やすい時期ではありますが、
流れとすると1179.4ドルを試す懸念も拡がりそうです。

国内の今年安値ポイントは下記のとおり。
  12/5  4,001円  出来高 39,851
  10/16  3,975円 出来高 44,926
  8/8   3,975円 出来高 39,394
  6/28  3,750円 出来高 83,996

夜間立会い現在で、国内出来高は32,015枚。NY金は推定出来高で190,756枚。
昨晩のうちにフロアポジションは大幅な買い越しとなっており、今年の8月以降 の
ほぼピークの水準となっており、買い下がりの様子が窺えます。
踏ん張りどころか・・・


8:31現在
ドル円 104.28円
NY金 1189.7ドル 換算 -95円
NY白金 1314.9ドル 換算 -59円
BRENT 109.98ドル 換算 +630円
コーン 換算 +310円
大豆 換算 +170円



2013年12月19日木曜日

QE縮小 スタート

おはようございます。
都心では心配してた降雪はなく、問題はないようです。

米FOMCの声明で、FRBは年明け1月から米国債とMBS(住宅ローン担保証券)の
買取りをそれぞれ50億ドルずつ減額し、現在の月々総額850億ドルから750億ドルへ
資産買取り規模100億ドルの量的緩和縮小の決定を発表しました。
今回、ややサプライズ的な反応もしていますが、「いつ縮小開始か?」という不透明な部分は
市場からは消え去り、なおかつ縮小開始するほど米国経済は回復しているという見方から
NYダウは急上昇。292.71ドル高の16167.97ドルで引けています。
日本では今日明日と日銀金融政策決定会合が開かれますが、あらためて日米金融政策の
方向性の違いからドル高・円安の動きが加速する可能性もあります。

国内商品市場においては、当然株高・円安の恩恵を受けやすいエネルギー、ゴムなどの
銘柄が大きく影響を受けるものと思われます。一方、貴金属は今後ドル高が進むと見られるため
ドル建てでは頭の重い展開が予想され、円安が国内をどれだけ下支えしてくれるかと
いった見方になってしまいます。ただ貴金属に関しては、海外ではファンドポジションの
買い越し幅はかなり縮小しており、懸念するほどの下げになってしまうかどうかは微妙なところ
です。NY金1200ドル割れを見越したショートポジションはもう既に入っていると思われるため、
逆に「知ったら終い」の買い戻しも警戒されます。

来週のクリスマスにかけて、より活発な動きになってきそうです。
年内、また年明けにかけて積極的にポジションをつくっていただきたいところです。


2013年12月18日水曜日

FOMC前の波乱に注意!!

いよいよ、FOMCですが、事前の予想は、二分している

緩和縮小に対して、折り込み済みと思われるが、

株式市場、外為市場、商品市場の動きは読みずらい

当然、憶測で動く筋も多いと思われ波乱が予想される

発表時間が日本時間の明け方のため

ナイトセッションの終値と東京タイムの寄り付きが

大きく乖離する可能性が高いので注意したい

04:00 FRB経済・金利見通し
04:30 バーナンキFRB議長 会見

何年ぶりかの降雪

おはようございます。

今朝の気温は3℃。午後から降雪とのことですが、通勤中、玉突き事故を2件見ました。
雪はまだですが、年末忙しなくなってきているのでしょうか?気をつけないと・・・。

日本時間明日朝方にFOMC声明文が発表されますが、ドル円相場はファンドのポジション
調整によりドル安円高の展開。現在102.64円/ドルで推移しています。
NY金は前日の買戻しが一巡となり再び反落し、2月限1230.1(-14.3)ドルで引けています。
貴金属同様、エネルギーも上値の重い展開。唯一、穀物がしっかり・・・。

フロアのポジションも大きく傾いてはいません。



2013年12月17日火曜日

エジプトのカイロで・・・

エジプトのカイロでなんと122年ぶりの雪。。異常気象が顕著な昨今、今後気象ビジネスが盛り上がるか

ゴム買い

おはようございます。

昨日のコメントのように、週末のセミナーは今年一番の盛況となりました。
これだけ熱心な投資家の方々がいるかぎり、市場も活況を取り戻してくることと感じました。
今回はいつものようなファンダメンタルズだけのセミナーではなく、テクニカル分析100%の
講演もあり、お客様だけではなく、私どもも改めて勉強となる内容でした。

さて、相場は今日明日の米FOMCを控えて、ポジション整理中心の動きになっています。
年内最後の大きな材料とあって売り買いともに警戒感が強いです。

【12/13発表 CFTC建玉明細 ~12/10現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    18,085   147,796   -129,711
NY金       133,866   107,486   26,380 
NY銀        42,551   32,598    9,953      
NY白金      41,918   18,297   23,621
NYパラジウム  24,497      2,709      21,788
NY原油     460,410   111,407    349,003
CBOTコーン  314,147   394,706  -80,559
CBOT大豆   241,719    68,345     173,374

ドル円、貴金属はポジション調整か、往ったり来たり。原油はロング増加が続いています。
穀物においては10月末からコーンがショートカバー、大豆が新規ロング増加が続いて
います。米収穫期も終わり、需給相場の時期に入っているようです。

今年も残すところ、あと9営業日です。



2013年12月16日月曜日

今夜の予定

東京タイムは、中国のPMIの悪い数字から、日経平均株安から

円高になり、商品市場は軟調でした

ナイトセッションは、経済指標を通して、FOMCに対する憶測の

動きになると思われる。

経済指標の時間には注意したい

【ユーロ圏】
*ドイツ製造業PMI・速報値(12月)17:30
予想 53.0 前回 52.7

*ドイツ非製造業PMI・速報値(12月)17:30
予想 55.3 前回 55.7

*ユーロ圏製造業PMI・速報値(12月)18:00
予想 51.9 前回 51.6

*ユーロ圏非製造業PMI・速報値(12月)18:00
予想 51.5 前回 51.2

*ユーロ圏貿易収支(10月)19:00
予想 150億ユーロ 前回 131億ユーロ(季調前)
予想 145億ユーロ 前回 143億ユーロ(季調済)

【米国】
*NY連銀製造業景気指数(12月)22:30
予想 5.00 前回 -2.21

*対米証券投資(10月)23:00
予想 400億ドル 前回 255億ドル

*鉱工業生産(11月)23:15
予想 0.6% 前回 -0.1%(前月比)

*設備稼働率(11月)23:15
予想 78.4% 前回 78.1%

岡地セミナー

 先日、12/14(土)に行われた岡地セミナー。講師は、YEN蔵こと田代岳氏と小次郎講師こと手塚宏二氏でした。この師走のお忙しい中、またお寒い中お越し頂き誠にありがとうございました。満員御礼!!今後の相場展望や来年のマーケット予想など、とても内容の濃いものでした。

資料をご希望の方は、メール・電話にてお問い合わせ下さい。


セミナー盛況!!ありがとうございました

12月14日岡地セミナーに、ご来場のお客様 誠にありがとうございました

「円の行方を占う!!」YEN蔵こと田代岳氏

「使えるテクニカル講座」小次郎こと手塚宏二氏

とても内容の濃い講演でした

セミナー資料や内容については、スタッフにお問い合わせ下さい

フリーダイヤル 0120-324-988 まで

また、懇談会では、商品データの古川社長と中山編集長による

新春の一押し銘柄のお話がありました

とても参考になりました 

またのご参加お待ちしております

2013年12月14日土曜日

来週の予定

16日(月)
日銀短観(第4四半期)
中国HSBC製造業PMI(12月)
米鉱工業生産(11月)
米NY連銀製造業景気指数(12月)
ドラギECB総裁、議会証言

17日(火)
独ZEW景況感指数(12月)
ユーロ圏消費者物価指数(11月)
英消費者物価・生産者物価・小売物価(11月)
米消費者物価指数(11月)

18日(水)
日本通関ベース貿易収支(11月)
独Ifo景況感指数(12月)
英失業率(11月)
英中銀議事録
米住宅着工件数(9月、10月、11月)
EU財務相理事会
米FOMC・バーナンキFRB議長の記者会見・経済予測公表

19日(木)
英小売売上高(11月)
米景気先行指数・中古住宅販売件数(11月)
米フィラデルフィア連銀景況指数(12月)
米新規失業保険申請件数(13日までの週)
EU首脳会議

20日(金)
日銀会合・黒田日銀総裁の記者会見
英GDP確報(第3四半期)
米GDP確報(第3四半期)

2013年12月12日木曜日

FRB人事に関する憶測

東京タイムの寄り付きは、世界的の株安で、円買いが入りやすい地合い

商品市場全体に軟調なスタートです

マーケットは、来週のFOMCと、FRB人事に注目している

来年1月末に任期を終えるバーナンキFRB議長が来週のイエレン副議長の議長承認採決を受けて早期辞任とのうわさが流れている。米上院は来週にイエレン氏の指名承認を採決する見込み。
また、副議長候補にフィッシャー前イスラエル中銀総裁の名前が挙がっているという。前総裁は量的緩和策に理解があり、副議長に就任した場合は量的緩和策の終了は先送りになるとの見方がある。

今月もしかしたら?

おはようございます。

本日の値動きはちょっと小休止といったところでしょうか。
「金」は米議会超党派委員会が予算案で合意したことでリスク回避の見方が後退し反落。
また、「コーン」は前日のUSDA期末在庫の下方修正が見直され、再び買われています。

今日は『今月もしかしたら?』という銘柄のご紹介です。
あくまで過去のデータですので参考までにとどめておいてください。
11月末から12月末にかけて過去10年間80%以上の確率で上昇している主要銘柄は・・・

日経平均株価   東京・シカゴとうもろこし  東京ゴム

そう言われてみれば、そんな兆候が出てきているような・・・???
ファンダメンタルズ、テクニカルの両分析でふらついているため、過去のデータを
引っ張り出してきています。しかし、それなりの根拠があるのも事実。

個人的には、「ゴム」を買っておいたら面白いのでは?と考えています。
いかがでしょうか?



2013年12月11日水曜日

ファンド巻き戻し

おはようございます。

昨晩はお客様の要望によりお泊りでした。
読みどおり相場が久々に動いてくれています。

今週は来週のFOMCを控え、目立った大きな材料はありません。しかし、昨晩はNY金が急上昇。
昨日、CFTC建玉明細をお伝えしていますが、「金」の新規売り建てにより買い越し残は2万枚
まで減少。一方、ドル円のポジションも13万枚の売り越し残となり、かなり偏ったポジションと
なっていました。ボルカールールを警戒などの材料も出ていましたが、いわゆるファンドの
巻き戻しが相場の主な変動要因となっている様子です。そうなると、来週のFOMCまでこの
流れが続いていくでしょうか。

また、米USDA需給報告が発表されています。

期末在庫(単位:百万BUS)
コーン 今回12月 1,792  予想平均(レンジ) 1,861(1,737~2,013)  前回11月 1,887
大豆  今回12月 150  予想平均(レンジ) 153(130~170)  前回11月 141

発表後、一旦は上昇したものの、そのあとが続かず、強材料出尽くしとなっています。
円高の動きもあり、国内も反落。コーンのファンドポジションは膨らんでいた売り越しの
ポジションはかなり整理されていましたので、一旦このあたりで落ち着きそう。
国内市場は目先、為替どおりの展開と予想します。

動かないと思うと動く。思い通りには決してならない。
だから、相場には魅力があるのでしょうか・・・。


 

2013年12月10日火曜日

これからのファンドの動きは?

おはようございます。
来週のFOMCを控えて、目新しい材料はありません。
日米当局の金融政策の方向性を受けて、ドル高・円安の流れが続いています。
しかしながら、ドル円、金、原油などのファンドポジションも、これ以上一方的に傾くのも
できず、積極的な手口は手控えられている様子です。


【12/7発表 CFTC建玉明細 ~12/03現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    21,290   154,673   -133,383
NY金       134,546   111,855   26,555 
NY銀        40,438   38,537    1,901      
NY白金      41,375   17,938   23,437
NYパラジウム  24,900      3,093      21,807
NY原油     457,545   136,697    320,848
CBOTコーン  314,950   414,372  -99,422
CBOT大豆   228,604    69,058     159,546

本日は米USDA需給報告があります。期末在庫の事前予想は以下のとおり。

(単位:ブッシェル※訂正)
        予想平均       予想レンジ       11月発表
コーン  18億6100万  17億3700万~20億1300万  18億8700万   
大豆    1億5300万   1億3000万~1億7000万   1億7000万



2013年12月9日月曜日

今夜の注目!!

今週は先週に比べイベントが少なく、来週のFOMCに対する思惑で、

マーケットが動くことが想定される

当局者の発言に注意したい

特にセントルイス連銀総裁の講演時間には気をつけたい

10日
02:50 ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
03:05 ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
04:15 フィッシャー・ダラス連銀総裁 講演

今週の予定

米雇用統計は良い数字でした今週は米当局者の発言に注意したい

9日(月)
日本GDP・2次速報(第3四半期)
日本国際収支(10月)
中国消費者物価・生産者物価(11月)
カーニー英中銀総裁、講演
ユーロ圏財務相会合
ダラス連銀総裁・セントルイス連銀総裁・リッチモンド連銀総裁、講演

10日(火)
中国小売売上高・鉱工業生産(11月)
EU財務相理事会
ドラギECB総裁、講演
世銀総裁、講演
ボルカールール最終案採択に向け金融監督機関が会合開催

11日(水)
NZ中銀政策金利
ルー米財務長官、IMFについて議会証言

12日(木)
豪雇用統計(11月)
ECB月報
米小売売上高(11月)
米新規失業保険申請件数(6日までの週)

13日(金)
米生産者物価(11月)


2013年12月6日金曜日

今夜は、米雇用統計!!

東京タイムは、年金運用の改革をめぐる有識者会議の伊藤座長の

発言により日経平均株高、円安で商品市場は下げ幅を圧縮した

今夜は、月に1度のビックイベント米雇用統計

イベント前の動きとイベント後の反応に注意したい

【ユーロ圏】
*ドイツ製造業受注(10月)20:00
予想 -1.0% 前回 3.3%(前月比)
予想 4.1% 前回 7.9%(前年比)

【米国】
*失業率(11月)22:30
予想 7.2% 前回 7.3%

*非農業部門雇用者数(11月)22:30
予想 185千人 前回 204千人

*個人所得(10月)22:30
予想 0.3% 前回 0.5%(前月比)

*個人支出(10月)22:30
予想 0.2% 前回 0.2%(前月比)

*PCEデフレータ(10月)22:30
予想 0.0% 前回 0.1%(前月比)
予想 0.7% 前回 0.9%(前年比)

*PCEコアデフレータ(10月)22:30
予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.1% 前回 1.2%(前年比)

*ミシガン大学消費者信頼感・速報値(12月)23:55
予想 76.0 前回 75.1

円高調整続く・・・

おはようございます。

昨晩の米(7~9月)GDP改定値は前期比+3.6%と大幅な高い伸びとなりました。景気楽観
ムードも台頭し、早期金融緩和縮小観測が強まってきています。
NYダウは15821.51ドル(-68.26ドル)で上値を圧迫されています。
為替ドル円は101円台となり、今週に入ってから円高調整の動きになっています。 やはり
ファンドポジションが膨らみ過ぎていたのでしょうか・・・?

今晩は米雇用統計!

8:53現在
ドル円 101.76円
NY金 1224.9ドル 換算 -56円
NY白金 1360.4ドル 換算 -26円
BRENT 110.94ドル 換算 -560円
コーン(期近) 換算 -120円
大豆(期近) 換算 -120円

2013年12月5日木曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、日経平均株価の下落で円高に振れて商品市場は

軟調な地合でした

今夜は、ECB理事会です。

11月の理事会ではサプライズの利下げで、今回も追加の緩和策が

でるのでは?との観測もある

ドラギ総裁の定例会見(日本時間22:30)の内容が注目される

また、NYタイムの経済指標にも気をつけたい

【米国】
*新規失業保険申請件数(30日までの週)22:30
予想 320千件 前回 316千件

*GDP・改定値(第3四半期)22:30
予想 3.1% 前回 2.8%(前期比年率)

*GDPデフレータ・改定値(第3四半期)22:30
予想 1.9% 前回 1.9%

*個人消費・改定値(第3四半期)22:30
予想 1.5% 前回 1.5%(前期比年率)

*製造業新規受注(10月)6日0:00
予想 -1.0% 前回 1.7%(前月比)

NYタイムの経済指標結果

ADPはサプライズな強い数字でした他指標は弱含み

*MBA住宅ローン申請指数(29日までの週)21:00
結果 -12.8%
予想 N/A 前回 -0.3%(前週比)

*ADP雇用者数(11月)22:15
結果 215千人
予想 170千人 前回 184千人(130千人から修正)

*貿易収支(10月)22:30
結果 -406億ドル
予想 -400億ドル 前回 -430億ドル(-418億ドルから修正)

*新築住宅販売件数(10月)5日0:00
結果 444千件
予想 429千件 前回 354千件

*新築住宅販売件数(9月)5日0:00
結果 354千件
予想 N/A 前回 379千件

*ISM非製造業景気指数(11月)5日0:00
結果 53.9
予想 55.0 前回 55.4

*EIA週間石油在庫統計(バレル)5日0:30
原油在庫 -560万
ガソリン +180万
精製品  +260万
製油所稼働率 92.4(+3.0)(%)

2013年12月4日水曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、日経平均株価を見ながら、ドル円による影響で

いったりきたり緩い動きでした

さて、今夜から週末まで、イベントラッシュです

経済指標の時間帯に気をつけたい

今夜の注目は、やはり、ADP雇用者数になる

*MBA住宅ローン申請指数(29日までの週)21:00
予想 N/A 前回 -0.3%(前週比)

*ADP雇用者数(11月)22:15
予想 170千人 前回 130千人

*貿易収支(10月)22:30
予想 -400億ドル 前回 -418億ドル

*新築住宅販売件数(10月)5日0:00
予想 429千件 前回 N/A

*新築住宅販売件数(9月)5日0:00
予想 N/A 前回 421千件

*ISM非製造業景気指数(11月)5日0:00
予想 55.0 前回 55.4

円高調整

おはようございます。

今晩から週末にかけてNY市場では、重要な経済指標が相次いで発表されます。
イベントリスクを避ける為か、今まで進行してきたドル高円安の動きが調整されています。
昨晩は102円を一時的に割り込んでいます。
IMM円のファンドポジションはかなり円売りポジションに傾いていることからすると、一時的には
もう少し円高調整があるかもしれません。

「金」のフロアポジションは夜間立会いでやや買い越しが増加。
他には、やはりガソリンの売り越しが目立ちます。 今晩OPEC総会もありますが、国内の
仕切り価格の動向も気になるところであり、今後ますます注目度が高まりそうです。

8:44現在
ドル円 102.37円
NY金 1223.8ドル 換算 -30円
NY白金 1355.7ドル 換算 -6円
BRENT 112.67ドル 換算 +180円
コーン 換算 +40円
大豆 換算 -530円


 

2013年12月3日火曜日

円売りポジション増大!

おはようございます。
今朝は、体感で今年一番の冷え込みだったような気がします。

昨日は黒田日銀総裁の量的緩和継続の発言、また米ISM製造業景気指数の予想外の
高い伸びを受けて為替はドル高・円安の動きに拍車がかかり、103円台へと進みました。
商品市場では、世界景気への楽観的な見方からエネルギー相場は上昇していますが、
貴金属はどうしてもドル高で頭を抑えられてしまっています。

【CFTC建玉明細~11/26現在~】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    23,999   147,201   -123,202
NY金       133,414   106,859   26,555    
NY銀        39,270   32,648    6,622      
NY白金      41,072   14,353       26,719
NYパラジウム  25,349      3,124      22,225
NY原油     439,091   131,552    307,539
CBOTコーン  310,512   420,579   -110,067
CBOT大豆   216,727    61,933     154,794

先週は休日がありましたので、CFTC建玉明細は週明け、昨日発表されています。
やはり、目立つのは円売りのポジションです。昨年から今年にかけて、これ以上の
ポジションの膨らみはありません。またこの逆で、貴金属の新規売り建玉が増加して
います。今年6~7月と同程度まで売り込まれてきました。

いよいよ年末相場です。
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2013年12月2日月曜日

今週の予定

月初は、重要経済指標や、要人発言が続く

2日(月)
黒田日銀総裁、講演
米ISM製造業景況指数(11月)
バーナンキFRB議長、あいさつ

3日(火)
豪中銀政策金利
中国非製造業PMI(11月)
ユーロ圏生産者物価(10月)
米自動車販売台数(11月)

4日(水)
豪GDP(第3四半期)
中国HSBCサービス業PMI(11月)
ユーロ圏GDP改定(第3四半期)
米新築住宅販売件数(9月、10月分)
米ADP雇用者数・ISM非製造業景況指数(11月)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
オバマ米大統領、講演
OPEC総会

5日(木)
ECB政策金利・ドラギECB総裁、記者会見
英中銀政策金利・英財務相、秋季予算方針発表
米GDP改定(第3四半期)
米新規失業保険申請件数(29日までの週)
米ダラス連銀総裁・アトランタ連銀総裁、講演

6日(金)
臨時国会、会期末
英中銀インフレ期待調査報告
米雇用統計(11月)
米ミシガン大学消費者信頼感・速報(12月)
米グリーンスパン前FRB議長・フィラデルフィア連銀総裁・シカゴ連銀総裁、講演

7日(土)
黒田日銀総裁、講演

8日(日)
中国貿易収支(11月)

2013年11月29日金曜日

ロシア インドに金塊直接提供する銀行設立

VTB銀行は、世界でも貴金属の最大の輸入国であるインドの消費者向けに金塊および銀塊を直接提供する最初のロシアの銀行となった。
最初の金塊および銀塊が無事、デリー、ハイダラバード、ジャイプール、アグラに到着したという。アジアの発展途上国各国における貴金属市場においてVTB銀行は政府から認定された輸入者ら、銀行、消費者らと協力する。VTB銀行はロシアおよび海外諸国の貴金属市場において長年の実績を有しており、アジア太平洋地域における事業拡大を狙っている。
インドは金の消費国としては世界最大であり、銀市場でも指導的立場を有している。金価格の下落以降はインドへの輸入はさらに増えた。2012年、インドの金輸入は11%下落し、860トンとなったものの、その前年の2011年には969トンと記録的数字となっていた。
バーゲンハントは続きそうなニュースです

環境上々↑↑↑

おはようございます。

昨晩は米国感謝祭のため、休場。
本日の日本経済新聞の一面見出しは『日本株高、世界で際立つ』でした。昨日、株価は
15727.12円(+277.49円)まで上昇、5/23の高値15942.60円に迫っています。
全部が全部とは言いませんが、やはり日本の環境は確実に良くなっているようです。

また、TOCOMがCMEと業務提携をしてLNG先物市場の創設を目指すとのこと。今までも、
そしてこれから日本の将来にとってもエネルギーの問題は切り離すことの出来ない課題です。
投資家の方々にとって選択肢が広がることは大歓迎。ただ、そのためには我々も市場を
盛り上げるために、市場参加者が増えるよう現在の法制下での最大限の努力が必要です。



2013年11月28日木曜日

今夜の注目!!

今週のマーケットは、東京タイムに買われ、ユーロタイム以降に
売られる展開が続いている
今夜は、良好と思われるドイツの経済指標に注目する
ユーロ高となれば商品マーケットは強ぶくむ
NYタイムは感謝祭で休場する翌営業日は、時間短縮での取引になり
市場参加者が閑散になるため、板が薄くなり強引な動きにも
注意したい

【ユーロ圏】
*ドイツ失業率(11月)17:55
予想 6.9% 前回 6.9%

*ドイツ失業者数(11月)17:55
予想 0千人 前回 2千人

*ユーロ圏消費者信頼感・確報値(11月)18:30
予想 -15.4 前回 -15.4

*ドイツ消費者物価指数・速報値(11月)22:00
予想 0.1% 前回 -0.2%(前月比)
予想 1.2% 前回 1.2%(前年比)

*ドイツ調和消費者物価指数・速報値(11月)22:00
予想 -0.1% 前回 -0.3%(前月比)
予想 1.3% 前回 1.2%(前年比)

日本とアメリカ

2010年末時点での、日本とアメリカの差


【日本】

 現金・預金55% 株式・出資金6% 投信4% 

 債券3% 年金・保険28% その他4%

【アメリカ】

 現金・預金14% 株式・出資金32% 投信12% 
 
 債券9% 年金・保険30% その他3%


今後、NISA(ニーサ)により、貯蓄から投資へとなるか?

ドル高円安 要注意

おはようございます。

今晩は米国感謝祭により祝日です。
休み前の市場は、経済指標が軒並み事前予想を上回る数字結果となり、ドル高が進行。
NYダウもまたまた最高値更新し、高値16107.99ドル、引値では+24.53ドルの16097.33ドル。

NY金はドル高に押され、下落。セツルメントは2月限1237.9ドルで-3.6ドル。 昨日、東京時間中、
中国が尖閣諸島を含む空域に防空識別圏を設定と発表したことに反発して米軍機が中国への
通告なしに防空識別圏を飛行したことで軍事緊張がはやされましたが、NY時間では続かず。

シカゴコーンは3月限で+1.75セントの426.50セントで引けています。韓国からの買い付け、また
週間エタノールの生産増加で反発。

それにしても、商品市場は今だちゃぶついていますが、為替はドル高円安が グングン進んで
います。今年の円安値は5/23の103.57円ですが、そこに迫る勢いです。
この勢いですと当然ファンドのポジションが膨らんでいますが、果たしてこのまま膨らみ続ける
のでしょうか・・・?大局ではドル高円安を否定できませんが、目先ではやはり警戒が必要と
考えます。この為替については、来月セミナーでじっくり解説していただけますので、ご興味の
ある方はぜひご参加ください。

年内最後のセミナー開催となります。
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2013年11月27日水曜日

ギヤ入らず・・・

おはようございます。
朝はどんより曇り空。予報は晴れですが、すっきりしません。

米国市場では、住宅着工件数が好調で2008年6月以来の高水準、またS&Pケースシラー
住宅価格指数も前年同期比13.29%とこれも2006年2月以来の高い伸びとなりました。
ドル円は一時101.88円まで上昇、NYダウも小刻みに過去最高値を更新。

NY金はUBSの金相場見通しの下方修正を受け、先安観が強まり下落。2月限で1241.5ドルで
引けています。UBSは1ヶ月見通しを1450ドルから1180ドルに、3ヶ月見通しを1375ドルから
1100ドルに引き下げました。

シカゴコーンは米国生産高の上方修正観測、また南米の生育に良好な天候が続く予報から
再び下落。3月限で424.75セントの-6.50セントで取引を終えています。

昨日、夜間立会いスタートで何とか4,100円まできた「金」も再び、押し込まれちゃぶつきからは
脱せず。フロアポジションは昨日の上げでは若干買いが減少した程度で、昨晩の下げで
また買いが若干増えており、細かい逆張りの手口。


8:54現在
ドル円 101.22円
NY金 1242.7ドル 換算 -45円
NY白金 1374.3ドル 換算 -59円
BRENT 110.95ドル 換算 -130円
コーン 換算 -300円
大豆 換算 +30円



2013年11月26日火曜日

そろそろギヤを入れて

おはようございます。

昨晩の海外市況は週末に主要6ヵ国とイランの核協議が合意されたことが好感されて
地政学リスクが後退し、リスクオンムードで始まりましたが勢いは続かず小幅高に留まりました。
米中古住宅販売成約指数が若干低下しており、今晩の米住宅価格指数、S&Pケースシラー
住宅価格指数の数字がどう出てくるか、発表が待たれます。

NY金2月限は1241.6ドルと前日比-3.0ドルで引けたものの、その後の時間外取引で1254.4ドル
まで伸びています。増加傾向にあった取組高は約6000枚の減少です。

シカゴコーンは買い戻し中心で値を保ち、3月限で431.25セントの+2.00セントで引けています。
豊作人気で売り込まれていますが、数字を見る限りでは輸出も好調。昨日発表された週間
輸出検証高は事前予想を上回る3024万bus。今年度累計は前年同期比で43%上回っています。

感謝祭前で整理商い中心のような動きになっていますが、一方ではドル円相場は101円台に
乗せ、おそらくファンドポジションも膨らんでいます。米国では年末商戦に入っていくことからも、
そろそろ株式市場を中心にちゃぶつき相場から脱してくるのではないでしょうか。

8:24現在
ドル円 101.46円
NY金 1256.0ドル 換算 +63円
NY白金 1389.5ドル 換算 +23円
BRENT 110.86ドル 換算 +1,510円
コーン 換算 -60円
大豆 換算 +410円


2013年11月25日月曜日

GPIF

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIS)の改革を議論する有識者会議で先週20日、改革が必要でどのような運用が良いのかという最終報告書が政府に提出された。運用規模は120兆円。

 どのようなお金かというと下の図で示したようなお金である。

今年6月末時点のポートフォリオと今後の展望を見ると

     国内債  国内株  外国債  外国株  その他(現金など)

現在   60%   12%   11%   11%   5%

直ちに  52%   17%   13%   13%   5%

1~2   35%   20%   20%   20%   5%
年後

 このような現状と今後の展望が最終報告として上げられた。ちなみに、一番下は、世界の年金基金の平均的なポートフォリオであるそうです。

 安倍政権では、アベノミクスの名の下にインフレ率を2%としている中で、今までのようなデフレ下の中での保守的な国内債券に偏重したポートフォリオではだめで、改革が必要だと提言。

 この会議の中で、今回の提言書をまとめるのにも意見がわかれ大変だったそうです。年金という性格のお金である以上、リスクアセットを増やす事に反対する人もいたとか。

 今回の提言では、ポートフォリオの変更以外に新たな運用対象を組み入れていくべきだと提言書にはある。いわゆる、オルタナティブ投資である。リート・インフラ投資・プライベートエクイティー・コモディティーなどである。

 そして更に、ベビーファンドのようなものを作り内部だけで運用をやるのではなく外部に委託して運用を任せるのも有りではないかと。。

 また、上のような運用方法だけではなく全体を見守るマネージメント部分の改革も必要だとしている。例えば、現在GPIFの職員は76人。有名なカルパース(カルフォルニア州年金基金)では数百名の職員がいるそうです。

 具体的な改革として現在GPIFでは、理事長・理事が1人ずつ。長は1人でよいが理事は複数人いるべきだと。また、この年金基金の管轄官庁である厚生労働省の役人ではなくプロが入るべきだと。また、現在でも運用委員会というものがあるが、パートタイムで2ヶ月に1度2時間程度のプロのアドバイスだけだそうです。これを、常勤にすべきであると。提言書の指摘はは簡単で、普通の組織形態でないものを普通の組織にしようと言っているだけの事。

 しかし、問題は実効性である。案としてはマーケットにとってはとても素晴らしいものだが、現段階ではこれはあくまで有識者会議で話されただけである。これを、政府で話し合い法律にし法案を通し新たな組織を発足させれまでには、今までのような日本的な流れからいうと1~2年は掛かりそうである。実際、1~2年後に発足され出来上がった時点でインフレ率2%となってからでは遅い。今後、安倍総理の手腕が試されるところである。
四の五の言っている場合では・・・

今週の注目

イラン協議の合意に伴い日米欧ともにリスクオンムード

今週後半の米感謝祭やクリスマスシーズンに入る欧米勢の手仕舞い売りが警戒されるとドル円やクロス円には重石となる。円売りポジションがつみあがっていることは懸念材料。

月末特有の動きに気をつけたい

12/14(土) 年末特別企画

おはようございます。
冷え込みも厳しくなってきて、コートが必須のいよいよ冬本番です。

【CFTC建玉明細~11/19現在~】

           ロング     ショート     ネット
CME円先物    19,424  131,640    -112,216
NY金       140,853   92,733       48,120
NY銀        38,586   28,555   10,031      
NY白金      41,512    8,926       32,586
NYパラジウム  27,657      3,330      24,327
NY原油     431,042   117,882    313,160
CBOTコーン  386,258   456,757   -70,499
CBOT大豆   200,297    57,135     143,162


円売りのポジションが大幅に増えてきました。ここ数ヶ月の持ち合いから放れてファンドが
ドル買い円売りに傾いてきたのが、この数字で見て取れます。このまま年末までポジションを
膨らませていくのか、それとも年内に一旦大きな調整があるのか・・・?
年末相場を乗り越えていく上で大事なキーポイントになりそうですが、もしかしたら下記の
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年内最後のセミナー開催となります。
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今週は28日(木)米国は感謝祭(サンクスギビングデー)です。



全米エコノミストランキング34年連続1位

 全米エコノミストランキング34年連続1位のエド・ハイマン氏。今後の世界経済の見通しについて3つのキーワードを上げた。

1.SGE(Synchronized Global Expansion)→世界同時拡大

2.Grannd Rotation→資金大移動

3.American Renaissance→アメリカ・ルネサンス

だと。

1は世界同時拡大

→ある地域が爆発的な好景気(ブーム)により世界経済を引っ張っていくというような流れではなく世界全体の拡大。

・アメリカ→株式を見れば分かるように好調

・EU→ドイツ中心だが全体としてみればマイナスからプラスの経済状況

・日本→こちらも株式で見れば好調

・悪いといわれていたが思ったよりも悪くはない

2は債券から株式

→債券投資から株式投資への流れ

3はアメリカの中長期に対する成長見込み。

→アメリカ経済が短期的というよりも中長期的な経済回復が見込める状況。住宅市場の回復、IT分野の活発化、シェールガス革命、人口が毎年300万人の増加

とのこと。





今週の予定

今週は、米国市場の休日も入り動きにくい展開か?

メリマンの重要変化日は27日です

25日(月)
米中古住宅販売成約指数(10月)
黒田日銀総裁、講演

26日(火)
日銀議事録
米住宅着工件数(9月、10月)
米S&Pケースシラー住宅価格(9月)
米消費者信頼感指数(11月)
カーニー総裁他、英中銀政策委員が議会証言

27日(水)
独GFK消費者信頼感(12月)
英GDP改定値(7-9月)
米耐久財受注・景気先行指数(10月)
シカゴ購買部協会景気指数(11月)
米ミシガン大学消費者信頼感(11月)
米新規失業保険申請件数(23日までの週)

28日(木)
独失業率・失業者数(11月)
英中銀金融安定報告書発表・カーニー英中銀総裁会見
米国株式・債券・商品市場は感謝祭祝日で休場

29日(金)
日本雇用統計・全国消費者物価(10月)
ユーロ圏失業率(10月)
ユーロ圏消費者物価(11月)
米国株式市場と債券市場は短縮取引

1日(日)
中国製造業PMI(11月)

2013年11月22日金曜日

米ゴールドマン・サックス 来年、金価格大幅下落見通し!!

11月21日ブルームバーグよると、米ゴールドマン・サックス・グループは、鉄鉱石や金、大豆、銅の価格が来年、少なくとも15%下落する可能性が高いとの見方を示した。米国の経済成長が加速しても商品市場の下落リスクが高まるためとしている。
ジェフリー・カリー氏らゴールドマンのアナリストは20日、同行の来年の市場テーマトップ10と題したリポートで、鉄鉱石価格の下落リスクが最も高く、供給の増加リスクも高いと予想。下押し圧力の大半は2014年後半に顕在化するとの見通しを示した。
ゴールドマンは、鉄鉱石や金、大豆、銅の価格について、大幅に下落すると予測。これにより、オーストラリア・ドルや南アフリカ共和国のランドなど生産国の通貨が軟化する可能性があると指摘した。
アナリストらは「当行は昨年、商品市場についての見方を継続的に変えてきたが、最終的に価格下落リスクを予想している。価格に極めて強い圧力がかかる局面に対して供給が反応する影響が続くだろう」と述べた。
リポートは金相場が来年末までに1オンス当たり1050ドルに下落すると予想。

さあ、年末です!

おはようございます。

昨日、東京市場では、株安どころか、株高で日経平均株価は+289.52円15365.60円
日銀の金融政策決定会合で現状の量的緩和を継続されることが確認されました。
ユーロ圏においても、ここ数日囁かれていたマイナス金利の導入については、ドラギ総裁が
講演で否定したものの、依然として景気回復は弱く、低金利を持続していく方針を明らかに
しています。
一方、米国市場では週間新規失業保険申請件数が市場予想よりも低水準となり、前日の
FOMC議事録でQE縮小の可能性が示唆された流れから、ドル高の動きになっています。
NYダウは16009.99ドルとなり史上最高値更新。
米国、ユーロ圏、日本(ドル、ユーロ、円)の金融政策の方向性の違いが顕著に為替の動きに
現れてきています。

NY金は続落して12月限1243.6ドルで引けました。安値も1235.8ドルまで下げており、
買い材料が乏しい外部環境なか売り人気が高まっているのか、相場が下落でも取り組み高が
増加しています。

株高の恩恵を受けるには、貴金属よりも現在はエネルギー相場のようです。
ただ、フロアポジションでは、石油三品は『売り越し』となっているので要注意。
金は夜間立会いでは若干利食い売り(戻り売り?)の手が出ていたようですが、それほど
大きな変化はありません。

日経平均株価と東京ガソリンの日足チャート が比較的同じような動きになっています。
日経平均で言えば5/23の高値15942.60円を年内超えることができるのか、そして超えた場合
エネルギーの相場は?
いずれにしても、株価が元気を出してくれると市況全体が活況となってくれます。


8:42現在
ドル円 101.31円
NY金 1244.40ドル 換算 +16円
NY白金 1391.20ドル 換算 +7円
BRENT 110.10ドル 換算 +1,960円
コーン(期近) 換算 +330円
大豆(期近) 換算 +770円





2013年11月21日木曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、ユーロのマイナス金利の話や、ブラード総裁の講演内容、

FOMCの議事録とゴールドの売り材料の3連発で下落スタートで、

日経株高で円安で切り替えした格好です

ユーロ下落のキッカケのEU当局者の発言に注意したい

19:00 ドラギECB総裁、メルケル首相 講演
23:45 パウエルFRB理事 講演

22日
01:00 バイトマン独連銀総裁 講演
02:30 ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
02:50 ブラード・セントルイス連銀総裁 講演

正念場か

おはようございます。

昨晩はQE縮小の議論についての思惑が錯綜し、相場を導いています。
欧州時間では本日のECB理事会を控え、追加金融緩和の必要性からマイナス金利の
可能性も指摘され、対ドルでユーロ相場が下落しています。ECB理事会、ドラギ総裁の会見
内容が注目されます。また、米国市場ではブラード・セントルイス連銀総裁の講演で来月の
FOMCでQE縮小が議論される可能性を示し、株式、貴金属相場が下落。更にFOMC議事録
の内容から早期のQE縮小観測が高まり、時間外に入り一段と下落。NY金12月限は10/15の
安値1251.0ドルを下回るとストップロスを誘い1240.2ドルまで下げました。

夜間立会いでのフロアポジションは買い越しが膨らんでいます。本日、日本株も売られると、
ともに円高が進む可能性もあり、金は4,000円割れを試す場面もあるかもしれません。
ただ、フロア手口を見る限りでは下値拾いも多く見受けられるため、一旦の4,000割れもしくは
本日の4,000円前半は積極的に買い拾うかたちで見ていく方針です。


8:53現在
ドル円 100.20円
NY金 1246.10ドル 換算 -85円
NY白金 1394.10ドル 換算 -55円
BRENT 107.70ドル 換算 +490円
コーン(期近) 換算 +20円
大豆(期近) 換算 -80円


2013年11月20日水曜日

17:30発表

公的年金の改革を議論している政府の有識者会議(座長:東京大学大学院教授・伊藤隆敏氏)が本日午後4時から5時まで会合を開かれます。そのあと伊藤座長が午後5時半 から正式発表する
予定となっています。
市場では、インフラファンドや物価連動国債などに運用対象を広げるよう提案する見通しとして
おり、リスクテイクの範囲 が広がることが期待されているのですが・・・。

Mchael Kors(マイケル・コース)

 マイケル・コースは、アメリカのファッションデザイナーであり、自身がプロデュースするファッションブランド名である。最近ハンドバックが売れているそうです。株価はここ一年で58%の上昇。1位のコーチとの差を徐々に埋めているそうで。

 リーマンショック前では、HERMES(エルメス)のバーキンのような超高級バックなどが年末商戦では売れていたそうだが、リーマンショック後では中心価格帯が200ドル~500ドルのバックが売れているそうです。。

 確かに一昔前だとCOACH(コーチ)は高級バックというイメージがあったが、今はどこのショッピングモールにも店舗があり価格もお手ごろ。

プレステ4

 先週15日、北米で販売がスタートしたプレステ4。プレステ3からの7年ぶりの刷新。販売後24時間で100万台を売り上げた。ちなみに、プレステ3は100万台売り上げるのに6週間かかったのでその好調さが分かる。

 最近では、携帯での簡易ゲームアプリが好調の中、家庭用据え置き型ゲーム機の売れ行きはいかに。。

 他社では米マイクロソフトが22日に『X box One』を発売予定。昨年末、任天堂が発売した『Wii U』もあるが、これからの年末商戦でどれに軍配があがるか??

ややドル売りのスタート!

日本時間9時発表予定のバーナンキFRB議長講演だったが、事前原稿の内容が報道各社から伝わったことでユーロドルを中心にドル安方向への値動きがみられた。このあと、イベント参加者によるFRB議長との質疑応答が報じられる可能性もあり、注目したい。
夜間NY金、NY原油は様子見の動き

小反発

おはようございます。

米国市場はバーナンキFRB議長の講演を控えて目新しい材料もなく、前日下げた
貴金属はファンダメンタルズが見直されて買い戻し。
ドル円は再び100円台に戻してきました。

昨日のフロアポジションは「金」は横ばい、 「白金」「とうもろこし」が買いを増やしています。
動きも細かいため、目先取りの逆張りの様相です。
本日は手口どおりの反発になっています。





史上最高値!!

ブドウ品種カベルネ・ソービニヨンを原料とする米カリフォルニア州ナパバレー産の1997年のビンテージワイン、スクリーミング・イーグル1本に今月、ニューヨークで開かれたオークションで3936ドル(約39万円)の値が付いた。このワインとしては92年産以来の高値。需要拡大により希少ワインの価格は上昇している。

2013年11月19日火曜日

要人発言は続く!!

昨夜は、ダドリーNY連銀総裁の講演内容に反応して

ゴールドは売られました

日本時間の明け方から、要人の発言が続く

20日

04:00 サマーズ元米財務長官 講演
04:15 エバンス・シカゴ連銀総裁 講演
09:00 バーナンキFRB議長 講演

この他、オバマ大統領や、ルー財務長官の講演も
予定されている

2013年11月18日月曜日

今夜の注目!!

ドル円は、100円をキープしているものの膠着している

日本株も、東京金は横ばいでした

今夜は、当局者の発言に注意したい

タカ派のフィアデルフィア連銀総裁の講演内容には

気をつけたい

19日
02:15 ダドリーNY連銀総裁 講演
03:30 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 講演

CFTC建玉明細 金 買い越し減少

おはようございます。
今朝はそう冷え込みもなく、心地良い感じです。

週末はマチマチ、割とおとなしい展開でした。

【CFTC建玉明細 ~11/12現在~】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    20,977   116,084    -73,792
NY金       144,062   82,710      61,352
NY銀        37,380   24,344      13,036
NY白金      42,455    6,198       36,257
NYパラジウム  30,787      3,126      27,661
NY原油     454,010   148,444    305,566
CBOTコーン  383,398   454,532    -71,134
CBOT大豆   194,944    64,980     129,964

金が買い越し減少、コーンは売り越し減少となっています。
値動きと照らし合わせると、11/12は金が直近の安値、コーンは直近の戻り高値です。
11/12現在だけでは、買い売りどちらにも良い(悪い)解釈ができるので判断は
難しいところです。今週のポジション推移がまた重要になりそうです。



今週の予定

今週は、FOMCの議事録や、日銀の政策決定会合が予定されている

要人発言にも注意したい

18日(月)
NY連銀総裁・フィラデルフィア連銀総裁・ミネアポリス連銀総裁、講演

19日(火)
独ZEW景況感指数(11月)
日・EU定期首脳協議
シカゴ連銀総裁・バーナンキFRB議長、講演

20日(水)
日本貿易収支(10月)
英中銀議事録
米FOMC議事録
米消費者物価・小売売上高・中古住宅販売件数(10月)
NY連銀総裁・セントルイス連銀総裁、講演

21日(木)
日銀会合・黒田日銀総裁、記者会見
中国HSBC製造業PMI(11月)
米生産者物価(10月)
米新規失業保険申請件数(15日までの週)
中・EU首脳会議
ドラギECB総裁、講演
セントルイス連銀総裁・リッチモンド連銀総裁、講演

22日(金)
日銀月報
独Ifo景況感指数(11月)
米カンザスシティー連銀総裁、講演

ドルインデックス

ドルインデックスを見ると、ドル売り他通貨買い。金は目先強そう。。

2013年11月15日金曜日

今夜の予定

ジャネット・イエレン効果でしょうか?

日経平均株価は、半年ぶりの15000円超え、ドル円も100円にのって

きました。国内商品は、円安効果で前面高です

今夜は、ユーロタイムも、NYタイムま、経済指標が並びますが、

週末の調整の動きや、ヘッジファンドの45日前ルールによる

リスクオンムードに水を差す動きに注意したい

【ユーロ圏】
*ユーロ圏消費者物価指数(10月)19:00
予想 -0.1% 前回 0.5%(前月比)
予想 0.7% 前回 1.1%(前年比)

【米国】
*輸入物価指数(10月)22:30
予想 -0.5% 前回 0.2%(前月比)
予想 -1.6% 前回 -1.0%(前年比)

*NY連銀製造業景気指数(11月)22:30
予想 5.00 前回 1.52

*鉱工業生産(10月)23:15
予想 0.2% 前回 0.6%(前月比)

*設備稼働率(10月)23:15
予想 78.3% 前回 78.3%

*卸売在庫(9月)16日0:00
予想 0.4% 前回 0.5%(前月比)

米大手銀行格下げ!!ムーディーズ

ムーディーズが米大手銀を格下げ、連邦政府の救済余力乏しく
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、ゴールドマン・サックス(GS)やモルガン・スタンレー(MS)、JPモルガン・チェース(JPM)を含む大手米銀の信用格付けを引き下げました。上記3行の長期無担保シニア債の格付けは、それぞれ1ノッチ引き下げられて「Baa1」「Baa2」「A3」に。また、各行の劣後債についても1ノッチの格下げが決定されています。
格下げの理由として、ムーディーズは「ドッド・フランク法」に伴う米金融機関への規制監督強化を踏まえたものだと説明。この体制下では銀行救済に税金を利用することが禁じられ、もし銀行が破綻危機に直面すれば解決機関が設立され、預金者にも損失を分担してもらう可能性が生じます。
今回、格下げされた銀行の大部分について、ムーディーズは昨年にも格付けを引き下げた経緯があります。NYダウは新高値更新中ですが、水を差さなければ良いにですが・・・・・・

ドル円 100円クリア

おはようございます。

昨日の草稿公表のとおり、イエレン次期FRB議長は議会での公聴会において、議員からの
質疑応答のなかでもハト派的な姿勢をしっかりと示し、あらためて金融緩和継続の見方が
強まりました。

NYダウは小幅ながら最高値を更新し、15876.22ドルの+54.59ドル高。
ドル円はNY株式市場の上昇、また日本の麻生発言による追加金融緩和観測から100円台を
維持しています。本日の日本株の動き次第では、更に円安の動きが強まるかもしれません。

NY金12月限は高値1,293.8ドルまで伸びましたが、1,300ドルには届かず、セツルメントは
1,286.3ドルで引けています。金融緩和継続は上昇要因となりますが、ドル高の動きが頭を
重たくしているようです。

フロアでは夜間立会いで、一部利食いの動きが出ており、買い越し減少。週末要因、一旦の
材料出尽くし感から、日中はやや重たいかもしれません。
しかし、持ち合いから上放れたかたちになっているドル円、日経平均の動き次第では円安が
加速する可能性もあり、面白い展開になってきたようです。


8:42現在
ドル円 100.16円
NY金 1287.0ドル 換算 +26円
NY白金 1448.8ドル 換算 +35円
BRENT 108.30ドル 換算 +1,200円
コーン(期近) 換算 +50円
大豆(期近) 換算 +520円
※シカゴ時間外は日本時間AM9:00から始まります。

2013年11月14日木曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、NY引け後のジャネット・イエレン次期FRB議長の

準備原稿の内容が明らかになり、長期QE期待の買いで

東京株高、ゴールド高で終わりました

講演ではなく、公聴会と言うのが、重要で、当然、野党の

質疑応答がある訳です、更なるハト派な内容なのか、

タカ派に配慮した内容になるのか注目です

15日
00:00 イエレン次期FRB議長指名承認に関する上院公聴会

日経平均 300円超高

今朝のイエレン副議長の公聴会における証言の草稿が公表されてから、
日本の株価も上昇して 7/19 14953.29円を一時突破しました。(現在14874.20円)
株価上昇に伴ない、ドル円も上昇し円安ドル高の99.70円までつけました。
今晩の発言内容がもうすでに出てしまっているため、今晩の公聴会では織り込み済みと
なる可能性も否めませんが、チャートでは三角持合いから上抜ける動きになってきています。

【ドル円】
ドル円は日経平均株価とほぼ連動しています。つまり、株高=円安。

『迷わず行けよ、行けばわかるさ』の心境です。


草稿公表

おはようございます。

標準時間では日本時間でAM8:00にNY市場の電子取引が動き出します。
今朝は早くもイエレン次期FRB議長の議会証言を先取りしています。
本日バーナンキ議長、明日イエレン副議長の公聴会が控えていますが、昨晩のうちに
イエレン副議長の公聴会での証言内容が公表されたようです。その草稿のなかで「米経済と
労働市場は潜在力を大きく下回っており金融刺激策の縮小が可能になる前に改善が必要」
と、やはりハト派的内容となっており、金融緩和長期化の見方から時間外取引では
ドル安、株高、金高の動きになっています。
NY金は12月限1268.4ドルで終わっていたものの、8:45今現在1285.80ドルと上昇しています。
今日から週末にかけて、市場が元気になってくれそうです。

フロアポジションは大幅に買い越し。10月初旬ごろの買い越し幅になっています。
先月同様、一般投資家の粘り勝ちか?今週末まで、注目!

8:50
ドル円 99.24円 
NY金 1284.50ドル 換算+26円
NY白金 1438.40ドル 換算+1円
BRENT 106.80ドル 換算+470円
コーン(期近) 換算-200円
大豆(期近) 換算-70円


2013年11月13日水曜日

ふらふら相場

おはようございます。
今朝、出勤するときの気温は4℃、軽く霜が降りていました。
空気は澄んでいて、キレイな富士山が拝めました。

アトランタ連銀のロックハート総裁が報道機関のインタビューで、金融緩和縮小は12月に
実施する可能性も十分あるとの見解を示し、貴金属は警戒感から売られ下落しました。
14日公聴会でのイエレン次期FRB議長の証言内容が注目されますが、ハト派であるがゆえ、
バランスの取れた政策運営をアピールするために、ややタカ派的な発言をするのでは
との憶測が貴金属の下落につながっているようです。

フロアの手口は夜間立会いで買い下がっており、買い越し増加。

2013年11月12日火曜日

今夜の予定

オイル以外は、比較的に静かな動きでした。

イエレン次期FRB議長の公聴会まで、こんな調子でしょうか?

今夜は、米国の政策変更にかかわる要人発言に注意したい

17:00 フィッシャー・ダラス連銀総裁 講演
17:25 ノボトニー・オーストリア中銀総裁 講演
19:00 バイトマン独連銀総裁 講演
19:00 ギリシャ短期債入札
19:00 イタリア短期債入札

13日
01:00 アスムセンECB専務理事 講演
03:00 米3年債入札
03:00 ロックハート・アトランタ連銀総裁 講演
03:00 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁 講演
05:00 ニュージーランド中銀 金融安定化報告

10月の雇用統計ってもともと

 先週末発表された雇用統計は、一部政府機関閉鎖の影響により悪い数字が予想されていたが、予想に反し20万4000人の雇用増という良い数字が示された。

 雇用統計では20万人以上の雇用増となれば正常化であるというコンセンサスがあるそうです。

 しかし、数字自体は過去一年間の平均くらいであり、過去10年の月別平均を見ても10月というのは、一年間の間で2番目に雇用増が高い月だそうです。ご存知の通り、クリスマス商戦に向けての小売店の販売員やレストランの従業員の低賃金での臨時雇用である。今回の数字の半分以上がこの数字に寄与している

 この結果を受け、さて金融緩和縮小は年内中だというのは早計。。11月6日の雇用統計が注目されるが、当方では今年はないと考えています。

 

寒暖の差激しく

おはようございます。
通勤時、マスクをしている方を多く見かけます。急に寒くなったために風邪にはご用心。
台風が来ていたと思ったら、昨日は降雪、冬将軍到来。
相場もダイナミックにきてもらいたいです。

昨晩は米政府機関は休日のため、経済指標もなく市場は値動きなし。
国内市場夜間立会いも出来高薄でした。
13日バーナンキ議長、14日イエレン次期議長の講演内容が待たれます。

【東京金】
窓埋め完了となるか!一般投資家買い下がり。

【東京とうもろこし】
10/22の戻り高値25,140円を抜けました!



2013年11月11日月曜日

今週の予定

米雇用統計は、アナリスト予想は何だったの?

と、言う内容でしたが、今週は、米国の政策スタンスに変化が

あるのか?どうなのか?が焦点になりそうです。

バーナンキ議長の講演と、イエレン副議長の公聴会に

注目が集まると思われる

11日(月)
日本国際収支(9月)
中国第18期中央委員会第3回総会(三中全会、12日まで)
米国はベテランズデー(為替、債券は休み)(株、原油、金は通常通り)

12日(火)
ルー米財務長官来日、日米財務相会談
英消費者物価・生産者物価・小売物価(10月)
ダラス連銀総裁・アトランタ連銀総裁・ミネアポリス連銀総裁、講演

13日(水)
英失業率(10月)
英中銀四半期インフレ報告
バーナンキFRB議長、講演

14日(木)
日本GDP・1次速報(第3四半期)
ユーロ圏・独・仏・伊・ギリシャGDP速報(第3四半期)
米新規失業保険申請件数(8日までの週)
ECB月報
ユーロ圏財務相会合
フィラデルフィア連銀総裁、講演
米上院銀行委員会、イエレン次期FRB議長の指名承認公聴会

15日(金)
ユーロ圏消費者物価(10月)
米鉱工業生産(10月)
米NY連銀製造業景況指数(11月)
EU財務相理事会

2013年11月9日土曜日

年内QE縮小論 再燃

おはようございます。

前日の米GDP速報値に続き、米雇用統計も景気拡大を示す内容となりました。
失業率は7.3%(前月7.2%)と予想通り上昇したものの、非農業部門就業者数は予想の
12万人増加を大幅に上回り20万4,000人増加 と昨年12月以来の高水準でした。
今までは早期のQE縮小観測では、投機資金の流出懸念から下落する傾向だった
NYダウですが、昨晩は素直に景気拡大観測を受け、前日の最高値には届かなかった
ものの、終値ベースでは高値を更新し、15761.78(+167.80)ドルで引けています。

ドル円は米株式上昇、また来月12/17~18で開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)
でのQE縮小の可能性が強まったことで大幅にドル高・円安となり一時99.22円

NY金12月限は年内QE縮小の可能性から下落。1,300ドルをストップロスを巻き込みながら
割り込み、安値1280.5ドルまで下げ、セツルメントは1284.6(-23.9)ドル
東京金10月限は夜間立会いで安値4,089円まで下落。日足チャートにおいて空いている
10/17高値4,095円と10/18安値4,111円の窓埋めをしたかたちになっています。
フロアポジションは大幅に買い越しが増加しています。前日に続き、一般投資家の手口は
4,150円以下から買い下がりできています。
CFTCでは前週から50ドル下落しているものの、買い越しは微減でした。


【CFTC建玉明細~11/5現在~】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    18,734   92,526    -73,792
NY金       149,031   57,895      91,136
NY銀        36,134  17,231       18,903
NY白金      41,078    5,989       35,089
NYパラジウム  29,095      2,874      26,221
NY原油     436,733   137,219    299,514
CBOTコーン  370,306   488,644   -118,338
CBOT大豆   182,112    70,374     111,738


全体的に大きな変化はありませんでした。


【USDA需給報告】2013/14年度 見通し

とうもろこし 
生産高 139億8,900万bus(前月138億4,300万bus) 市場予想 140億2,200万bus
期末在庫 18億8,700万bus(前月18億5,500万bus) 市場予想 20億5600万bus
大豆
生産高 32億5,800万bus(前月31億4,900万bus) 市場予想 32億2500万bus
期末在庫 1億7,000万bus(前月1億5,000万bus) 市場予想 1億8,300万bus

USDA需給報告は、とうもろこし・大豆ともに前月から生産高・期末在庫が上方修正
されました。天候良好による豊作観測の内容ですが、市場予想ほどの伸びはなく、
市場予想に反しての反発となる値動きでした。
とうもろこしはCFTCでファンドの売り越しが10万枚を越えているものの、前週の13万枚
から、売り越しが縮小しています。巻き戻しの動きがしばらく続くと、上昇も見込めます。
国内は円安の恩恵もありますが、またギリギリのところで反発してくれています。


11/9(土)立会い終了後現在
ドル円 99.06円
NY金 1288.20ドル 換算 -27円
NY白金 1444.60ドル 換算 -3円
BRENT 104.90ドル 換算 +1,840円
コーン(期近) 換算 +460円
大豆(期近) 換算 +1,730円



2013年11月8日金曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、今夜の米雇用統計のイベント待ちで、

振幅のない動きで、ゴールドにせよオイルにせよ地味な動きでした。

昨夜の米GDPは、アナリスト予想より良好な2.8パーセントと

年内QE縮小連想で、NY株安、NYゴールと安でした

さて、今夜は月に1度の米雇用統計です

アナリスト予想は、前回数字より、悪化した内容ですが、

米国政府機関閉鎖の影響が、懸念され更なる悪化は

買い材料になると思われます

指標の時間前後は荒れると思われ突っ込みは

買い拾いたい

*非農業部門雇用者数(10月)22:30
予想 120千人 前回 148千人

*失業率(10月)22:30
予想 7.3% 前回 7.2%

*個人所得(9月)22:30
予想 0.3% 前回 0.4%(前月比)

*個人支出(9月)22:30
予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)

*PCEデフレータ(9月)22:30
予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.0% 前回 1.2%(前年比)

*PCEコアデフレータ(9月)22:30
予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
予想 1.3% 前回 1.2%(前年比)

*ミシガン大学消費者信頼感・速報値(11月)23:55
予想 74.5 前回 73.2

おまつり(お祭りではありません)

おはようございます。

昨晩は、様々な要因が絡まりあった動きとなりました。

欧州中央銀行(ECB)が予想外に利下げ(0.5%から0.25%)を発表したことを受けて、世界的な
低金利を期待してか、市場は株・商品にかかわらず一時上昇し、NYダウは最高値を更新して
15797.68ドルまで伸びました。
しかし、その後米GDP速報値が発表され、事前予想前期比2.0%を大きく上回り、前期比2.8%と
なったことで、米雇用統計の内容次第では年内の金融緩和縮小の可能性もあるという見方から
投機資金の流出を懸念し、株は下げ、円はリスク回避により買われた様子。
NY金も同じように乱高下しましたが1,300ドルを一時的に割り込んだ後は落ち着いて 低空飛行。
前日発表されたCFTC建玉明細の買い越し増加は、市場には影響はなかった様子です。

金はおそらく国内外ともに流動性の低いなかで乱高下し、市場が上下の指値をパクっと飲み込んで、東京の夜間立会い出来高は20,605枚。
フロアのポジションは夜間立会いで買い越し増加。4,150円以下を買い下がってきているようです。

現在は、ドル、NY金は値を戻してきています。


8:47現在
ドル円 98.10円
NY金 1309.10ドル 換算 -52円
NY白金 1453.90ドル 換算 -71円
BRENT 103.30ドル 換算 -1,170円
コーン(期近) 換算 -120円
大豆(期近) 換算 +80円



2013年11月7日木曜日

今夜の注目!!

東京タイムは、ビックイベント前で、様子見ムードで緩い動き

いよいよ今夜は、米政府機関閉鎖の影響で遅れていた

米GDPの発表です

GDP・速報値(第3四半期)22:30
予想 2.0% 前回 2.5%(前期比年率)
事前のアナリスト予想の平均は悪い数字なのだが

このところの、ISM製造業景気指数や、非製造業景気指数は、

良い内容が続いており、良好な内容なら、

ゴールドにとって、売り材料になる可能性がある

もし、1300ドルを割り込むようだと1250ドルくらいか?

イベントの時間には注意したい

CFTC 「金」買い越し10万枚越え

おはようございます。

昨晩は、ドイツ経済指標の内容により、ユーロ利下げ観測が後退。更に米金融緩和策の
長期化を期待する見方が再び浮上し、NYダウは反騰し、一週間ぶりに最高値を更新しました。
金もドル安ユーロ高、金融緩和縮小観測後退により反発。

また、CFTC建玉明細(10/29現在)が発表されています。これで、遅れを取り戻し
今週末の発表から通常ペースになります。


10月29日現在   ロング     ショート     ネット
CME円先物    17,483   79,878    -62,395
NY金       153,409   53,173      100,236
NY銀        36,674   18,225       18,449
NY白金      39,995    7,908       32,087
NYパラジウム  29,079      2,857      23,493
NY原油     422,864   120,648    302,216
CBOTコーン  357,962   493,216   -135,254
CBOT大豆   181,772    51,803     129,969


特に変化が顕著なのは「金」です。2週前10/15現在から約4万枚の買い越し残が増えて
います。10/15安値1,251ドルから10/28高値1361.8ドルまでの上昇は、まさしくファンドの
押し上げによることがこの推移から分かります。また今回の上昇では単なる買戻しではなく、
約2万枚の買戻しと約2万枚の新規買い建てでの買い越し増加です。
先月の雇用統計のサプライズな内容により、金融緩和縮小への道のりが一段と先延ばしと
なり、年内緩和縮小を見込んでいたファンドなどは方向転換しなければならなくなっています。
やはり、今からはファンドのポジションが徐々に買い越し増加傾向に傾いていくと考えますが、
そうなると目先は10/28高値1,361.8ドル越えが目標となります。
この流れが今後続くかどうかに注目ですので、今週末の発表は目が離せません。


2013年11月6日水曜日

今夜の予定

東京タイムのゴールドは、昼のNHKのトヨタの今年の営業利益見通しが

1.94兆円から、2.2兆円に上方修正との報道に株高、円安になり

マイナス幅を圧縮し、先物10月限は、4円安の4172円で引けた。

7日の米GDP、8日の米雇用統計のイベント前で、様子見ムード

と思われるが、今朝方の欧州銀行間取引金利(EURIBOR)の

不正取引により、JPモルガン、ドイツ銀行、HSBCなど大手6行に

罰金の報道とあったように、ユーロタイムの経済指標に

伴うユーロや、欧州株の動きに注意したい

【英国】
*ハリファックス住宅価格(10月)17:00
予想 0.9% 前回 0.3%(前月比)
予想 7.0% 前回 6.2%(3カ月・前年比)

*鉱工業生産(9月)18:30
予想 0.6% 前回 -1.1%(前月比)
予想 1.8% 前回 -1.5%(前年比)

*製造業生産高(9月)18:30
予想 1.1% 前回 -1.2%(前月比)
予想 0.8% 前回 -0.2%(前年比)

【ユーロ圏】
*ドイツ非製造業PMI・確報値(10月)17:55
予想 52.3 前回 52.3

*ユーロ圏非製造業PMI・確報値(10月)18:00
予想 50.9 前回 50.9

*ユーロ圏小売売上高(9月)19:00
予想 -0.4% 前回 0.7%(前月比)
予想 0.6% 前回 -0.3%(前年比)

*ドイツ製造業受注(9月)20:00
予想 0.5% 前回 -0.3%(前月比)
予想 5.6% 前回 3.1%(前年比)

【南アフリカ】
*SACCI企業景況感(10月)18:30
予想 N/A 前回 91.4 

【米国】
*MBA住宅ローン申請指数(1日までの週)21:00
予想 N/A 前回 6.4%(前週比)

*景気先行指数(9月)7日0:00
予想 0.6% 前回 0.7%(前月比)

米国版2014年度ストレステストの概要(2)

 FRBが設定した地域別最悪シナリオ(GDP成長率)を見るとちょっとしたサプライズがある。



         前回     今回
ヨーロッパ   -8.7     -8.3

アジア     +0.3     -2.8

日本      -6.8     -10.8

 アメリカについては、前回なみを想定しているが一方では前回に比べてアジア・日本で急激な悪化を想定している。アジア新興国が悪化した場合、日本は深刻な影響を受けるというシナリオである。

 これは、起こるだろうということではなく、あくまでも最悪のシナリオを想定した場合でのことである。 

米国版2014年度ストレステストの概要

 11月1日、アメリカ版ストレステストの内容が発表された。前回のものに比べると全体的に厳しく設定されている。

・対象銀行18行→30行

・リスク資産の算定方法のさらなる厳格化

・より厳しい経済環境を想定(2008年後半相当。若しくは、それ以上を想定)

・取引先の経営破たんを考慮(大手8行。最大級の取引先の経営破たんした場合にでも、大丈夫かどうか)

・トレーディングリスクの前提を厳格化(大手6行)

さらに、大手6行に対して急激な金融ショックが起きた場合、評価損の算出が求められる。


株の信用買い残高

 11月はヘッジファンドの決算月。20日前後~月末がその期間です。20前後のところが多いそうです。今まで日本株買い・円売りをしていたので決済に動くということはこの逆の動きが出て来るのでは。。

 信用買い残高の推移を見ると、5月に3兆円越えをして2兆円台に落ちついていたが、10月末の時点でまた3兆円越えしてきた。5月までは株価も順調に上げ、買えば儲かるという良い意味での回転が効いていたが、それ以降株価が持合いとなってからは、買っても逆に評価損もでてきているようです。

 それに加え、ここにきて金融庁は5日、空売り規制緩和とのこと。中旬頃までは今までのような動きが続くような雰囲気。

 しかし、アメリカの金融緩和縮小はまだ続くことを考えれば押し目買いなのでは。年末年始には良い結果がでそうな雰囲気。。もちろん金融緩和相場なので商品も同じこと。

中国金消費量1000トン超え!!

天津(中国)ロイターによると、 中国の産金最大手、中国黄金集団は4日、今年の同国の金消費量が1000トンを超えるとの見通しを示した。ただ、消費の拡大傾向は持続せず、来年以降はこの水準を下回る可能性があるとした。
中国黄金集団の幹部DuHaiqing氏は、今年の需要増加について、価格急落がもたらした「異常」なものと指摘。「消費は段階的に落ち着いていく。1000トンを超える水準は続かず、通常の水準に戻る見込みだ」と述べた。

金需要は相場下落を背景に今年上半期に50%超増加した。需要の伸びが生産の伸びを大きく上回り、香港からの輸入が急増した。

今年の金の国内生産量は前年比約7%増の430トンと、過去最高を更新する見通し。

長いトンネルを抜けると・・・

おはようございます。

来年のユーロ圏成長率が下方修正され、1.2%から1.1%に、失業率予想も12.1%から
12.2%へと引き上げられました。年末が迫るこの時期に、再びユーロの問題も頭を
出してきました。2011年のユーロ危機もこの11月から12月末にかけてでしたので、
まだ記憶に新しいところです。
また、米ISM非製造業 景況指数は55.4と予想外の上昇でしたが、明日GDP速報値、明後日
雇用統計の発表を控えていることから市場は膠着状態のようです。

トンネルの出口がまだ見えません・・・。

8:47現在
NY金 1312.40ドル 換算 -14円
NY白金 1452.70ドル 換算 -13円
BRENT 105.50ドル 換算 -420円
コーン(期近) 換算 -10円
大豆(期近) 換算 -330円



2013年11月5日火曜日

金融庁が大手3行に立ち入り検査

 金融庁は5日、三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行に対する立ち入り検査を開始したそうです。

 先日行われた立ち入り検査で、みずほ銀行が傘下銀行が暴力団関係者への融資を放置していた問題が浮上し世間的に話題となっていた。

 金融庁はリスク管理体制や法令順守など、同一テーマで各行を横断的に点検する。

年末へ・・・

 おはようございます。

本日、入電は連休明けですが、波乱もなくおとなしくスタートしました。
今週の注目材料は7日ECB理事会、8日 米雇用統計あたりでしょうか、EURO金利の
動向と米金融緩和縮小観測の行方次第での動きとなりそうです。
その他、週末には一ヶ月空いたUSDA需給報告も予定されています。

先週末にはCFTC建玉明細10/22現在分が発表されています。

10月22日現在   ロング     ショート     ネット
CME円先物    13,928   85,730    -71,802
NY金       147,835    71,170      76,665
NY銀        35,706    17,498      18,208
NY白金      40,325    11,113      29,212
NYパラジウム  28,023      2,624      25,399
NY原油     425,724   126,528    299,196
CBOTコーン  354,612   480,407   -125,795
CBOT大豆   209,830    70,725     139,105

今週にはCFTCの発表も遅れを取り戻す予定です。
12月決算を迎えるヘッジファンドの動向には注目です。



2013年11月1日金曜日

今夜の注目!!

FOMCの後だけに、要人発言に注意したい

22:10 ブラード・セントルイス連銀総裁 講演

2日
00:15 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁 講演
02:15 ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
緩和縮小の時間軸について反応しやすいと

考える

10月のFOMC声明からの今後

 今回のFOMCでの変更点。

・追加されたもの→住宅セクター回復の減速

・削除されたもの→金融環境の悪化

 ここ最近見られている、雇用回復の緩慢な状態や財政問題については触れなかった。要するに、金融環境は改善してきているが、住宅市場の回復が減速してきていると。

 これらを考えると今後は、直近のリスクである雇用や財政面に触れず印象を良くしようとしたのでは。しかし、金融環境はいいが住宅市場の減速、雇用回復の緩慢、その上に財政問題と考えると、バーナンキの任期での間ではテーパリング(金融緩和縮小)はないと考えるのが妥当では。となると、3月以降と考えればよいのでは??

Tapering=先細り、大きさや量を徐々に減らす行為

ハロウィーン効果

 NYのマーケットでは、根拠はないがハロウィーン効果と言われているものがあるそうです。過去30年のS&P500時期別騰落率を見ると

・11月1日~4月末まで

→7%

・5月1日~10月31日

→2%未満


 しかし、パフォーマンスの良い11月1日~4月末の直近15年の月別騰落率で見た場合、1月と2月がマイナスとなっている。先日、当ブログでご紹介した『今後の財政問題で大切なイベント』であるように、1月、2月はポイントとなりそう。



二日続落

おはようございます。

昨晩、NY市場では経済指標の内容はまちまち。新規失業保険申請件数は事前予想を上回り、
緩和縮小観測を後退させる内容でしたが、その後のシカゴ購買部協会景気指数は2011年3月
以来の高水準となり、前日の流れを引き継いで株安。NYダウは15545.75ドル(-73.01ドル)。

金は前日のFOMC声明の内容からの弱基調のまま、シカゴ購買部協会景気指数の発表を
受けて続落し安値1318.7ドル、終値は1323.7ドル(-25.6ドル)で立会い終了。

フロアでは昨晩のうちに更に買い越し減少。新規売りが増えているようで、この二日の下げで
売り込んできている様子が窺えます。フロアでは米政府機関が再開して4,150円を越えてから
買い越しが少しずつ減少すると同時に新規売り建てが増えてきています。昨晩までも増えている
ことから、この売り建てが利食い、またはやれやれの買戻しをしてくる辺りが、転換ポイントに
なりそうです。

8:57現在
ドル円 98.32円
NY金 1323.2ドル 換算 -37円
NY白金 1451.4ドル 換算 -27円
BRENT 108.9ドル 換算 -340円
コーン(期近) 換算 -170円
大豆(期近) 換算 -320円

金、押し目買いなら・・・

 金相場がもし押し目買いであれば、4150円前後がよい買い場となりそう。雇用統計発表前の価格は4140円~4170円にうろうろしていたので、押しがあるとすればこの辺まで。3連休前でこの辺まで下げてくると不安から売ってしまいたくなるが、さて連休明けどうでるか

世が世なら・・・

 31日午後、赤坂御苑で開かれていた秋の園遊会で、山本太郎参議院議員が天皇陛下に直接手紙を渡したとか。。福島の現状を知ってほしかったとのこと。。

 自民党幹部からは、世が世なら大変な刑だという声もあがっているそうな。

2013年10月31日木曜日

11月 推奨銘柄は?

いよいよ明日から11月に入ります。

10月はボラティリティの低い月となり、明日以降当社でも証拠金引き下げとなる銘柄が
多くなっています。詳しくは担当者にお問い合わせください。

さて、表題の『11月推奨銘柄』についてですが、この銘柄は直近10年間のデータで見ると
月末終値ベースで比較して、11月末に前月比で80%(10年のうち8年)の確率で上昇しています。
毎年年末年始は11月だけでなく、12月、1月についても上げ下げの傾向がデータ上偏っている
銘柄が多く、お取引の上では頭に入れておいて損のないデータです。
月足などで確認していただければ、察しがつくことですので一度確認してみてはいかがでしょうか。


押しが入るか(入ったか)・・・

おはようございます。

昨晩は夜間立会い(欧州時間)で、貴金属市場は元気が良く、買い方の期待を膨らませる
値動きで序盤スタート。
米ADP全国雇用者数は予想15万人増加が見込まれてたところ、13万人増の発表。雇用統計と
同じくして、緩和継続観測が強まりドル安を背景に貴金属が上昇。国内は前日の高値を
上抜けました。
NY時間は序盤しっかり推移していたものの、FOMC待ちで伸びが続かず軟調な展開となり、
NY金12月限は高値1359.6ドルから大きく値を下げ、終値1349.3ドルで立会い終了。
その後FOMC声明が発表され、市場予想ほど悲観的ではなく雇用改善が示されたことから
時間外取引で、一段と売り圧力が強まりました。

また、昨晩CFTC建玉明細10/15現在分が発表されています。

10月15日現在   ロング     ショート     ネット
CME円先物    25,392   84,658    -59,266
NY金       139,663    77,730      61,933
NY銀        33,368    18,600      14,768
NY白金      41,371    13,437      27,934
NYパラジウム  26,389      3,389      23,000
NY原油     416,914   113,982    302,932
CBOTコーン  344,347   473,407   -129,060
CBOT大豆   203,711    67,566     136,145


フロアのポジションは夜間のうちに買いが縮小しているようです。
『夜間で跳ねたところを売り、日中下げたところを買い拾う』方がうまく立ち回っています。
現在は夜間立会いから下げ、昨日日中終値近辺での換算となっています。

8:22現在
ドル円 98.54円
NY金 1341.0ドル 換算 +3円
NY白金 1466.7ドル 換算 +30円
BRENT 109.7ドル 換算 +700円
コーン(期近) 換算 -20円
大豆(期近) 換算 +140円


2013年10月30日水曜日

今日のポイント!!

昨夜のNYダウは、米国の量的緩和策の現状水準維持の見通しに

新高値更新15680.35ドルの111.42ドル高

間違いなく今夜のビックイベントは、

21:15   ADP雇用者数

03:00   FOMC

ADPは、発表数字に対してゴールドは逆相関する

アナリスト予想15万人より大幅増なら売り材料で

逆に大幅減なら買い材料になる。

ADPの数字は度々驚くような数字がでる事が多いので

気を付けたい 特に米国政府機関の閉鎖による影響も

懸念される


FOMCは、現在多くのアナリストが来年3月の緩和縮小を

見込んでおり昨夜のNY株高の支えになっている

FOMCメンバーは、本来、年内の緩和縮小、来年半ばに終了する

見通しをたてていた。

今回、時間軸がどう変わるのか注目される

緩和縮小や終了が先送りされるなら、ゴールドは買われる

逆に年明け早々に、開始ともなれば売られるであろう

波乱なNYタイムが予想される

アジアタイムは、上海銀行間翌日物金利(SHIBOR)

連日金利上昇中 昨日は4.446パーセント

中国発の動きにも気を付けたい

今晩が今週のヤマ

おはようございます。

昨晩のNY市場では、小売売上高、消費者信頼感指数がいずれも景気回復期待を
裏切る内容となり、本日FOMCを前にして一段と緩和継続観測が正当化されるとの見方が
広がりました。NYダウ 15680.35(+111.42)ドル、ドル円 97.90円。

CFTC建玉明細10/8現在分が発表されました。

10月8日現在   ロング     ショート     ネット
CME円先物    28,165   85,262    -57,097
NY金       140,207   57,890      82,317
NY銀        31,887   16,881       15,006
NY白金      42,339   13,955       28,384
NYパラジウム  26,212      2,719      23,493
NY原油     427,951   112,357    315,594
CBOTコーン  336,580   460,681   -124,101
CBOT大豆   201,332    72,029     129,303

今週には10/15現在分も発表される予定です。

【金】
今週に入り、買い方の値洗いが回復しています。と同時に一昨日、昨日とフロアの買い
ポジションが減少していることから推察すると、やれやれの売り指値がヒットされているよう
です。今晩のFOMCを控えて、ポジションを軽くしているといったところでしょうか。
手は空き、どちらにも対応していける状態になっているとすると、押し目もすかさず拾われる
可能性は高いと考えられます。強気方針で、まずは第一目標の4,300円をクリアしてくれるか
どうか、今晩の値動きは目が離せません。

【とうもろこし】
特筆すべきこともなく、動き待ちです。


今後の財政問題で大切なイベント

・12月13日

 超党派委員会、財政改革案

・1月1日 

 オバマケアー始動

・1月15日

 暫定予算の期限

・2月7日

 債務上限到来


 超党派委員会で、財政改革案を取りまとめることができれば債務上限問題は回避できると言われている。そして、もし取りまとめることができなかった場合、2月7日に債務上限が到来してしまうと言われているが、3月の後半には法人税が入ってくるし、4月になると所得税が入ってくるので、4月~5月までは大丈夫だろうと言われているとか。

2013年10月29日火曜日

貴金属 シンポ

おはようございます。

昨晩のNY市場は、今晩から始まるFOMCを前に手控えムードのなか、量的緩和継続の
見方からドル、株式はしっかりはしているものの、後半はやや調整されたような動き。

貴金属は、国内夜間立会いで、南アのスト懸念からか白金が買われ、金も同時に上昇。
NY市場に入ってからも高値更新でテクニカルで買われやすくなっていたようです。
FOMCを控え緩和継続観測も支援材料となっています。

シカゴとうもろこしは軟調。先週に続き、作柄報告で「優」「良」を占める割合が62%と更に
改善して豊作観測が強まっています。
シカゴとうもろこしのファンドポジションは推定10万枚以上の売り越しになっていると思われます。
国内でストップロスで考えている23,990円を割り込むようであれば、仕方がありませんが、
急反発する取組であることも確かです。買いを維持して見ていきたいところです。


2013年10月28日月曜日

CFTC建玉明細

米商品先物取引委員会(CFTC)は、10月の米政府機関の一部閉鎖により、発表が遅れていた
建玉報告について、現地10月4日発表分(10月1日現在)を25日(日本時間26日朝)に発表しました。
10月1日現在分とデータが4週間前ですので、今回はあまり参考にならないかもしれません。

10月1日現在   ロング     ショート     ネット
CME円先物    18,634  100,958    -82,324
NY金       141,541   68,494      73,047
NY銀        31,235   18,460       12,775
NY白金      42,351   11,164       31,187
NYパラジウム  26,633      2,516      24,117
NY原油     424,081   108,643    315,438
CBOTコーン  340,932   456,152   -115,220
CBOT大豆   206,304    75,050     131,254 

値動きから見れば、こんなものかなという数字です。
でもやはり、知りたいのは直近の数字です。


また、残りの未発表分については、現地10月28日から始まる週に2週分(10月8、15日)、
現地11月4日に始まる週に2週分(10月22、29日)を発表する予定となっています。
現地11月8日(日本時間9日朝)からは、通常通りの発表となる予定です。

今週の予定

28日(月)


米鉱工業生産・設備稼働率(9月)

米中古住宅販売成約指数(9月)



29日(火)

日本雇用統計(9月)

米生産者物価・小売売上高(9月)

米S&Pケースシラー住宅価格(8月)



30日(水)

独失業率(10月)

スペインGDP速報(第3四半期)

米ADP雇用者数(10月)

米消費者物価(9月)

米FOMC政策金利

NZ中銀政策金利



31日(木)

展望リポート公表

日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁、会見

ユーロ圏失業率(9月)

ユーロ圏消費者物価(10月)

米新規失業保険申請件数(25日までの週)



1日(金)

中国製造業PMI(10月)

米自動車販売台数(10月)

米ISM製造業景況指数(10月)

セントルイス連銀総裁・ミネアポリス連銀総裁・リッチモンド連銀総裁、講演



3日(日)

中国非製造業PMI(10月)

サンフランシスコ連銀総裁・パウエルFRB理事、アジア経済政策会合に出席

米国、夏時間から冬時間に移行



今週のメインは、やはりFOMCと、ADPの雇用者数だろう
今週から、欧州が来週から米国が夏時間から、冬時間に移行する

経済指標の発表の時間に注意したい

岡地セミナー in 東京

 今回は、東京証券会館9階での開催でした。いつも通りの満員御礼。お忙しい中ありがとうございました。講師の先生は、亀井先生と真壁先生でした。資料をお求めの際はメールにてお問い合わせ下さい。




2013年10月25日金曜日

チャイナ リスク!!

今週のゴールドマーケットは、22日の米雇用統計の非農業部門の

新規雇用者数が事前予想を大幅に下回りNYゴールドは買われた

翌日の23日に中国メディアにより、金融引き締め示唆の報道に

売られた。

上海銀行取引 翌日物金利をみると

10月23日   3.08

10月24日   4.088

10月25日   4.367

と、あっと言うまに上昇している

イタリアの統計学者によって考案された「ジニ係数」によると

0.61と、社会不安をこえて、革命が起こってしまうレベル

なんだとか・・・・・・

アジア発の急落に注意したい

価格帯別戸建住宅転売件数


 
 長期のローンを組む低所得・中間層は、長期金利の高騰により購入できなくなった。2億~5億の物件の転売(即金できる高所得者層)の件数は伸びている。FRBのジャブジャブマネーは、一般人ではなく高所得者層を潤わせているだけ??

NY金 1,350ドル越え

おはようございます。

NY外為市場では米週間新規失業保険申請件数が予想を上回る数字となり、雇用統計に
引き続き、雇用の改善が遅れているとの見方からドルが圧迫されドル安基調の流れと
なりました。
一方、株式市場にとっては金融緩和縮小が先延ばし、中国PMIが事前予想を上回り好調、
そして米企業決算が総じて好調だったことから、買いが先行してNYダウは15509.21ドル
+95.88ドルとなり、今年の最高値9/18の15709.68ドルに迫ってきました。

【金】
NY金12月限はドル安を背景に反発し、終値で1350ドルに乗せました。こうなると、次の
目標となるところは、QE縮小の期待が高かった9月のFOMCでサプライズの買い戻しで
上昇した1375.5ドルとなります。今晩にはCFTC建玉明細も発表されてきますので、ファンドの
ポジションの推移にも注目したいところです。
国内は一昨日の下げのように、売り物を少しずつ消化していかないと、今の情勢では
いっきに上昇していけないようです。あせらず、ポジションを作り維持していけば良いのでは。

【とうもろこし】
依然として、ハーベストプレッシャーが重しとなっている模様。ただ、株式市場も今年高値に迫る
勢いで上昇してきています。こちらも今晩のCFTC建玉明細を注目したいところです。


長期金利と住宅ローン借り換え申請件数


バーナンキが春先に出口について話し出すと、長期金利が上がり住宅ローン借り換え申請件数も激減。

出口戦略関係図



 金融緩和が効果を発揮するのは、長期金利が低く抑えられていればの話し。今年の春先にバーナンキが出口について話したとたん、長期金利が跳ね上がった。そのせいで緩和終了ではなく、縮小すらできなかったFRB。

2013年10月24日木曜日

資産価格の上がり方と体型

資産価格の上がり方には2つある。

1、流動性相場

  これは体型でイメージすると脂肪体型



2、業績相場

  こちらは筋肉質な体型



 どちらも、上がれば上がるほど図体は大きくなるが、この図体は相場だと時価総額のこと。世界中金融緩和をやっているので、マーケットが今資産価格で注目しているのは筋肉より脂肪。。ただし、脂肪がつき過ぎると様々な病気をもたらす。怖い怖い

7月ー9月期の円安効果は?

 70円台の円高から90円台の円安効果は確かにあった。この円安によってJカーブ効果か得られるということだった。
*Jカーブ効果とは、貿易収支が赤字(黒字)という不均衡の状態にあるとき自国通貨の為替レートは下落(上昇)するが,それがかえって短期的には赤字(黒字)幅を拡大させる効果をもち,その後徐々に輸出数量が増大(減少)して不均衡が解消されること。この経過をグラフに表した場合に J 字型になることからいう。

 確かに今までは円安効果があったが、もう少し具体的に見てみるとどうだろうか。本当に輸出が数量ベースで増加しているのか?

 地域別で見ると、対アメリカでは安倍政権発足時よりわずかながらプラス。EU・アジア向けは、金融緩和による円安で6月まで増加していたが安倍政権発足当時と同じ。

 品目別で見ると、

・耐久消費財(車など)→安ければ安いほど売れるものだが、80年代に全体の30%を占めていたこの分野では、現在では15%程度。輸出ではなく現地生産にシフトされている。当時ほどの円安効果を得られない。

・資本財→これは安ければ売れるというものではなく輸出先相手国の企業の生産活動があっての初めて売れる分野。アメリカの金融緩和縮小ムードにより、新興国からマネーが流出している今、こちらも効果が得られにくい。

 結局のところ、ここまではグローバルな大企業にとっては円安により、為替差益による効果はあったが、円安によって輸出が数量ベースで増加したかというと安倍政権発足時とほぼかわらずであったということ。

 貿易によるGDP成長率の増加は、大きな項目の一つである。7月ー9月期のGDPが11月14日に出るが、今の段階での予想は前期比年率換算で+0.3~+0.5%ではと。ちなみに、当初の想定だと+2.2としていた。このひらきはとても大きい。