2015年9月1日火曜日

月足を確認

おはようございます。
過ごしやすい天気が続いています。 

 9月に入りましたが月替わりの変化はまだ見られず、依然として株価動向を見ながらの展開が続いています。中国では中国人民銀行による大規模資金供給をSLOで実施し、市場の混乱をおさめています。景気減速の懸念は消えませんが、市場の混乱は一旦おさまっているようです。
中国は輸出依存の経済から消費をけん引役にする内需拡大型の経済へと転換をはかる端境期にあります。また中国当局がコントロールしてきた市場は今後も統制がとれるのか?今回の暴落は想定内なのか?そうでないのか?不安の残る中国経済には今後もマーケットは注目し続ける必要があります。本日は中国8月製造業PMI(10:00)が発表予定。



【NY金 月足】
 大局は米経済が金融緩和から金融引き締めへ転換する流れであり、下落方向。問題は米利上げ時期がいつになるかどうか。米利上げに向かうにつれて「金」は下落に向かっていることを忘れてはいけません。


【東京金 月足】
「NY金」とは全く違うような動きです。国内金価格が上昇しているということは、「円」の価値が下がっている表れです。一概には語れませんが、少なくても現在と同じNY1100ドル近辺で5年前には3000円/gそこそこで買えた「金」が今では約1.5倍になっているということ。この5年で収入が1.5倍になりましたか?私はなっていません。だからこそ「金」は資産運用のひとつには必要なものなのでしょう。


【東京白金 月足】
リーマンショックによる急落の切り返し後、安値は3500円近辺。今回はそこまで下げました。今後、中国、欧州などの景気減速への不安が高まれば一段の下落が進む可能性もあります。しかし、リーマンショックを始め今まで経済の建て直しには各国金融緩和など景気刺激策が功を奏してきました。今回はどうか・・・?


【東京原油 月足】
リーマンショック時の安値まで割り込むとの見方が高まっています。ただドル建て40ドル割れを覗いてからは急反発。現在は売り込みの反動から上昇しています。9月にはサウジ国王が訪米の予定。再びシェールオイル潰しを図る価格引き下げに動くのかどうか。


【東京とうもろこし 月足】
 5年間持ち合い相場の中。持ち合いを放れないと大きな相場にはなりません。それを踏まえると安値を拾いにいくほうが懸命か。


 緊急告知!

9月12日(土)、急遽セミナーを開催することになりました。
先週の大幅な株安、円高に巻き込まれてしまった商品相場に迷いを持っている方々は多いはず・・・。弊社の投資アドバイザーたちが立ち上がり、これからの相場について語ります。

講師は・・・


田栗 満   「プラティニの相場観」

ご存知の方は多いと思います。セミナーでもたびたび解説していただきますが、白金相場を語る上では欠かせない人物。


石塚 行雄  「CX-Cafe先物」

弊社若手アドバイザーの一人。冷静な相場判断で迷える投資家の方々をサポートします。講演の機会は今回が初めて。お楽しみに。


 野川 佐知  「いろはにほへと 商品先物ブログ」

紅一点。男社会と言える相場の世界に単身コミッションセールスで日々相場に立ち向かっています。男勝りの相場観をぜひお聞きください!


セミナーにご参加の方は弊社セミナーお申込みフォームか、または下記までご連絡ください。