2016年3月10日木曜日

タンス預金増加

おはようございます。
一雨ごと春に近づくのを楽しみにしていますが、本日はやや冷えます。


米株式は反発。EIAの製品在庫が減少していることで原油価格も上昇。加えて本日のECB理事会での追加緩和期待もあり、高値更新まではいきませんがリスク選好へと向いているムード。NYダウは前日比36.26高の17000.36ドル。ドル円はECBの追加緩和をやや織り込んでいる動きかドル高が進行。113円台を回復。長期金利も上昇し、米10年国債利回りは1.88%。


【NY金 日足】
 昨晩は安値1243.6ドルから10ドル近く切り返しています。長期金利が上昇しているため上昇の勢いは限定的ですがドル高進行の割には堅調な動きです。本日ECB理事会で追加緩和期待があり株式市場は好感していますが、「金」もマイナス金利拡大ということになると日銀が初導入後の動きを鑑みると買われる公算も・・・。来週FOMCもあり不安定ですが、マイナス金利拡大による金融不安というのが現在のベースとなっているのか・・・。予想レンジは1300~1230ドル。



【東京金 日足】
 NYの伸びはありませんが、ドル高円安が下支え。2月高値4479円(2/15)が定石どおり上抜け後の下値抵抗ラインになっている様子。依然買い方ペースでの展開です。予想レンジは4640~4450円。


【東京白金 日足】
 昨日の下げは小さくはありませんが、一目均衡表では9日転換線上、ボリンジャーバンドでもバンドウォークの中にあり、テクニカル的に言えばこの下げを押し目と言わずに何と言うか・・・。しっかりと強気を堅持していく考えでいます。ECB理事会が注目されます。ユーロの動きは昨年と違い、追加緩和期待でユーロが売られるのではなく、欧州経済にとってプラスという積極的な捉え方になっているようです。予想レンジは3700~3480円。


【東京ドバイ原油 日足】
米エネルギー情報局(EIA)週報では原油在庫は前週比390万バレル増加の5億2190万バレルとほぼ予想の範囲内。一方、ガソリン・ヒーティングオイルなどの製品在庫が掃けており消費拡大への期待感から原油価格は上昇。WTIでは高値38.51ドルと連日高値更新を続けています。リスク選好ムードに向かっていると思われ上値を追う展開を予想。予想レンジは30100~26300円。


【東京とうもろこし 日足】
米USDA需給報告の内容は大きく影響を与える変化はなかったようです。これでこれからの作付け動向に目を向けていくことになります。大豆との比価など価格による農家の生産意欲が作付け面積を左右しますが、よほどのことがない限りコーン優先の作付けがおこなわれる傾向は強く天候相場を期待して買いにいくのは時期尚早と考えます。


◎米国期末在庫見通し

2015/16 予想 18億6000万bus(18億700万~19億3700万bus)  前月実績 18億3700万bus

  3/9発表 18億3700万bus(据え置き)

◎世界全体期末在庫見通し

2015/16 予想 2億920万トン(2億720万~2億1040万トン)  前月実績 2億880万トン

  2015/16 3/9発表 2億700万トン(-180万トン下方修正)


◎南米生産高見通し

ブラジル 予想 8440万トン(8250万~8550万トン)  前月実績 8400万トン

  2015/16 3/9発表 8400万トン(据え置き)
 
アルゼンチン 予想 2720万トン(2650万~2800万トン)  前月実績 2700万トン

  2015/16 2/10発表 2700万トン(据え置き)






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