昨晩16日の米株式は続落。対中輸出規制により多額の特別損失計上を発表したエヌビディアが、時間外で急落していた影響もありNY株式は売り先行ムードでスタート。さらに取引終盤にはパウエルFRB議長が講演の中で「トランプ政権の高関税政策が影響してFRBが掲げる物価安定と雇用の最大化の目標達成から遠ざかる」と明言。金融政策について様子見姿勢を辻ケル考えを表明し、早期の利下げ観測が後退したことで大幅に下落し2日続落となっています。主要3指数の昨晩の動きは、NYダウは前日比699.57ドル安の39669.39ドル、ナスダックは516.008ポイント安の16307.159、S&P500は前日比120.93ポイント安の5275.70。
今朝方には日米通商協議がおこなわれていましたが、赤沢亮正経済再生担当相がベッセント米財務長官らとの関税に関する協議後、為替は議題に上らなかったと記者団に述べたことを受けて円が下落し、1ドル141.60円台から142.70円台へとドル高円安に傾き、日中は142円台中盤での推移となっています。
※18日(金)は欧米はイースターにより祝日。
【NY金 日足】
< SPDR金ETF残高 >【OSE金標準先物 日足】NY金6月限セツルメントは前日比106.0ドル高の3346.4ドル。本日も日本時間でさらに高値を更新し3371.9ドル(7:20)まで上昇し史上最高値を更新。米相互関税を巡り、世界経済の先行き不透明感から安全資産への逃避買いとして金が選好され、金ETF市場への資金流入が拡大。SPDR金ETF残高も増加が続いているように、米国、欧州だけでなく、中国上海市場における金ETFの人気も高くなっているようです。OSE金標準先物2月限も15451円(10:17)まで上昇し史上最高値を更新しています。これまでの終値ベースの高値は15192円(4/1)でしたので、本日は終値ベースでの高値も超えることになりそうです。
【NY白金 日足】
セミナー 今後の予定
5/17 岡地セミナー(東京)
講師:江守哲
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
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