2020年10月7日水曜日

金 トランプ追加経済対策協議を中止

おはようございます。

米株式は反落。NYダウは前日比375.88ドル安の27772.76ドル。ナスダックも177.89ポイント安の11154.60で終えています。欧州では英・EUの交渉はポジティブな進展があったとし、EU側は英ジョンソン首相が10/15を交渉期限としていることを無視して英側の譲歩を引き出す姿勢。米国時間でも前日からの流れを引き継ぎ、協議中の追加経済対策案成立への期待や大統領選バイデン優勢の見方からトリプルブルー(大統領・上院・下院)実現により先々の大型財政出動をも見込んだ期待から買い先行のリスクオンムードで始まりましたがトランプ大統領が追加経済対策の協議の打ち切りを指示したことをツイッターで表明すると一転反落。特に政府支援を期待されていた航空株は大きく下落。


【NY金 日足】

昨晩は英EUラウンドにおける協議進展から欧州通貨高ドル安が進んでおり堅調を維持しながらNY株式開始直後に1927.0ドル(22:33)まで上伸。しかしその後、米パウエル議長の講演では金利上昇についてのコメントはなく、リスク回避による安全資産としての需要が後退。中心限月12月限セツルメントは1908.8ドル(02:30)で本セッションを終えましたが、時間外でトランプ大統領が追加経済対策の協議の中止を表明すると株式は下落しドル高が強まり、ドル建て金価格も1878.2ドル(05:56)まで下落。トランプ大統領は追加経済対策の協議は大統領選後とし、協議中止は民主党側の責任という姿勢。

 

【金標準先物 日足】

ドル建て同様に円建て価格も6533円(22:35)まで上伸しましたが日足チャート上の一目均衡表の雲や基準線、またボリンジャー中心線などが抵抗となり反落。9/30以来5日ぶりの6400円割れとなっています。追加経済対策を巡りペロシ下院議長(民主党)とムニューチン財務長官(政府側共和党)で協議がおこなわれてきましたが、トランプ大統領の発言で市場の期待を一蹴。当面大統領選後までの法案成立は見込めなくなりました。大統領選投票日までは残り1か月を切り思惑で行き交う展開。ただ持ち合いではなくチャート上は下値探りがまだ続いている様子。



 

 

 

 

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