おはようございます。
昨日、中国が台湾沖に弾道ミサイルを発射。複数発射のうち日本の排他的経済水域(EEZ)内に5発の落下があった模様と伝えられています。日中両政府は4日に調整していた外相会談を中止。G7外相は米ペロシ下院議長の訪台を受けた中国の軍事圧力に懸念を表明。米中、日中の関係悪化が危惧されます。ドル円相場は弾道ミサイル発射の報道を受けて1ドル134円台前半から133円台前半へと円高が進み、また今週の米新規失業保険申請件数も26万件と労働市場が徐々に悪化していることを嫌気しドル安、米長期金利の低下が見られています。米株式は今晩の米7月雇用統計を控えて方向感欠く動きとなっています。NYダウは前日比85.68ドル安の32726.82ドル、長期金利低下によってPER(株価収益率)が高まるハイテク株を中心とするナスダックは 前日比52.421ポイント高の12720.580、S&P500は前日比3.23ポイント安の4151.94。
【金標準先物 日足】
国内円建て価格は3営業日続伸。昨日日足チャートで新値足が陽転し6/13から36営業日下げ日柄を経過してからの転換となりますので、材料的にはまだ弱いもののテクニカル上は買い進まれる可能性が出てきたように思われます。NY金12月限は前日比30.5ドル高の1806.9ドルと7/4以来約一か月ぶりに終値で1800ドル台を回復。米長期金利が低下し逆イールドが拡大する中で来年以降の利上げ観測が弱まっています。今年の年末年始に金利引き上げがピークアウトするとの見通しが強まっており米10年国債利回りの上限も6/14以降3.50%を上回る水準には達していません。台湾をめぐり米中関係の悪化懸念がきっかけとなりNY金市場では7月に売り込んだ投機筋の買戻しが続いているとみられ総取組高も45万枚台まで減少してきています。昨晩の新規失業保険申請件数も増加しやや労働市場にも悪化の陰りが見え隠れしてきています。今晩の米7月雇用統計では市場予想が前回の37.2万人の非農業部門雇用者数から24.9万人に減少する見通し。買戻しから新規買いの積み増しの流れになっていくか注目していきたいところです。円建てではドル円の動きが重要ですが1ドル130円台からのリバウンドで円高の動きも一巡したとなると下げにくくなる環境。【白金標準先物 日足】
7月中のレンジ上限を上抜ける動きを見せてきました。今朝日中取引の寄付きは前日比90円高の3885円でスタートし10:54現在3916円(前日比121円高)と大きく陽線を引く動き。ファンダメンタルズよりも内部要因の要素が強いとみられますが、国内外ともに売り込んできた向きの買戻しが主導している相場展開と言えそうです。NY白金で200日移動平均線が位置する975ドル付近までは現在の10月限930ドルからはまだ上昇余地ありか?
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