2021年8月10日火曜日

金 米雇用統計大幅改善で続落

 おはようございます。

週末の米雇用統計は市場予想を大きく超える改善 となりました。失業率は5.4%(前回5.9%市場予想5.7%)、非農業部門雇用者数は94.3万人増(前回85.0万人増〈修正値93.8万人増〉市場予想87.0万人増)といった内容を受けて米株式は週末NYダウ、S&P500株価指数が過去最高値を更新。翌営業日の週明けはコロナ変異株の感染拡大懸念や中国貿易統計の低迷などを受けて反落の動き。米長期金利は改善した米雇用統計を受けてテーパリング開始前倒しの観測や景気回復期待から上昇。米10年国債利回りは1.325%。

【金標準先物 日足】

週末の3連休中、NY市場は米雇用統計の改善を受けて2営業日続落。週末6日は前日比45.8ドル安の1763.1ドル、週明け昨晩9日は36.6ドル安の1726.5ドルの入電。昨日アジア時間開始直後に一時1677.9ドル(9日07:57)まで下落。ストップロスを誘うような下げとなり、急降下した相場はその後1750ドル台まで反発を見せましたが、今朝の日本市場始まってからの動きは強い反発もなく低位横這いといった様子。大きなインパクトはないだろうと予想した米雇用統計は市場予想を超える雇用回復を示し、再び金利が上昇、ドル高が上値を抑えています。一時的に戻してもドル高、金利高が当面上値の抑制要因となりますが、昨日下げたドル建て価格の1670ドル台は3月につけた年初来安値1673.3ドルとほぼ面合わせ。本日は4万枚を超える出来高となりそうで一旦売り手口は一巡するとみています。

【白金標準先物 日足】

ベクトル下向き傾向。米雇用統計のインパクトは「金」ほどの影響はなかったようですが、それでも直近安値をじりじりと更新。ベクトルはまだ下向きとなっていますが、ただ7営業日連続の下落ということもありRSI14日(相対力指数)は28.5%まで低下してきていますので一時的な反発も警戒か。



 

 

 

 

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