2015年9月30日水曜日

白金底入れ

おはようございます。
久々に曇りのない快晴。スカッとします。

満月、スーパームーンの週明け。昨日は日経平均株価は17000円を割り込み年明けの水準まで下落。株価はいいところまで来たのでしょうか。
米株式はこれから週末まで続く 経済指標を控え小動き。NYダウは16049.13ドルの+46.24ドル。米10年国債利回りは2.05%に若干低下。

【NY金 日足】
3日続落。雇用統計を控え、今月27・28日に予定されているFOMCで利上げがあるかどうかの議論がなされてきます。イエレンFRB議長をはじめ、FRB理事の講演予定が続き発言が注目されます。年内利上げは実際市場では織り込まれつつあり「金」にとって利上げ観測で下げる場面は買いにいく姿勢で良いと判断しています。今日から週末までの動きに期待。

【東京金 日足】
 再び湧き出した中国景気減速懸念で商品相場は全面安。半値以上の押しを入れたかたちとなりました。FOMC前につけた安値4225円で目先底入れしていると判断。積極的に買いにいきたいところです。

【東京白金 日足】
3500円を割り込んだところでやや下値目標達成感が出てきています。内部要因を見ると大きな変化はありませんが、今までの経過を見る限りおそらくこの先上昇しても下落しても大きな変化は出てこないかもしれません。しかし、昨日の下げで目先底入れした感があります。本格的な上昇になるかはこれからの推移次第となりますが、その可能性の線で組み立てて考えます。2011年のユーロ危機の際に大幅下落した局面を参考に。

【東京原油 日足】
昨日の流れでこの程度の下げです。下げ渋る抵抗もみられ、反発の動きを待ちます。

【東京とうもろこし 日足】
ボチボチ買い場を探さないといけなそうです。今晩全米四半期在庫の発表。



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2015年9月29日火曜日

四半期末間近

こんにちは。

昨日の中国国家統計局からの8月工業利益の発表を機に中国景気減速懸念が再燃。株式をはじめ、非鉄金属の下落がコモディティーを襲いました。本日の国内商品市場は全面安。

【NY金 日足】
中国景気減速が叫ばれる中、貴金属相場の談合問題や米利上げ観測が重なりました。FOMC以後買い戻し主体で買われた相場は急激な調整安。ここから切り返すか。

【東京金 日足】
 窓を開けて下落しました。下げても買われるのが「金」。フロアポジションは買い越しが拡大。外的環境も影響しましたが、米利上げ観測により下げたことは押し目になると判断しています。買い方針。

【東京白金 日足】
 新安値更新。後から見ればきれいなダウントレンド。本日内部要因に大きな変化はありません。苦しいながらも買い玉を維持されている方は少なくありません。心理的な支えのラインは2011年12月31日の3376円、2012年7月24日の3460円。リーマンショック後の戻りから持ち合いのなかの下限ラインです。

【東京原油 日足】
 底値形成中では?

【東京とうもろこし 日足】
玉が動きません。静観中。



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2015年9月28日月曜日

満月です。

おはようございます。
秋晴れの朝をむかえています。

週末26日土曜日におこなわれた「コモフェス2015」はたいへん盛況に終えることができました。参加者の皆様、運営スタッフ・関係者の方々、お疲れ様でした。

【今週の予定】
9月28日(月) <海外>
米8月個人所得・個人支出(21:30)
米8月中古住宅販売仮契約(23:00)
香港市場休場
9月29日(火) <国内>
2年国債入札
<海外>
インド準備銀行金融政策決定会合
米7月S&Pケースシラー住宅価格指数(22:00)
米9月CB消費者信頼感指数(23:00)
9月30日(水) <国内>
8月鉱工業生産(8:50)
8月商業動態統計(8:50)
<海外>
米9月ADP雇用統計(21:15)
米9月シカゴ購買部協会景気指数【シカゴPMI】(22:45)
10月1日(木) <国内>
日銀短観【9月調査】(8:50)
10年国債入札
国勢調査実施
スポーツ庁発足
肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合し7180九州FGが発足
<海外>
中国9月製造業PMI(10:00)
米新規失業保険申請件数(21:30)
米9月ISM製造業景況指数(23:00)
中国市場休場(~7日 国慶節)
香港市場休場
10月2日(金) <国内>
8月家計調査(8:30)
9月マネタリーベース(8:50)
<海外>
米9月雇用統計(21:30)
米8月製造業受注(23:00)
月末月初が重なる1週間になります。また、中国が週末に国慶節となりお休みとなることも気に留めておく必要があります。



CFTC建玉明細 2015/09/22現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
48,282
71,960
23,678
177,439
NY
182,080
120,955
61,125
419,304
NY
60,413
35,554
24,859
152,140
NY白金
54,537
31,695
22,842
79,193
NYパラジウム
18,492
12,097
6,395
27,147
NY原油
489,204
229,775
259,429
1,606,217
シカゴコーン
399,486
269,815
129,671
1,269,119
シカゴ大豆
172,843
155,291
17,552
688,550


集計日が米FOMC後で初の発表となります。変化が見られたのは主に「金」「銀」「原油」。「金」はロング増加ショート減少でバランス良く買い越し拡大。「銀」はショート減少で買い越しが拡大。「原油」は6週連続で買い越し拡大となります。他、「ドル円」は取組高は増加していますがポジションに大きな変化は見られません。 「白金」「パラジウム」の白金族はそれぞれマチマチ。「コーン」は変化なし。「大豆」はショートが増加しています。


【NY金 週足】
今週は1169.1ドル(8/24)の上抜けに挑戦したいところです。ここを抜けることにより価格レンジが変わってくることが期待されます。

【東京金 週足】
ドル円に動きが見られないためNY依存となります。NY上抜けトライに期待しています。

【東京白金 週足】
今週に下ヒゲをつけ陽線となれるかどうか。日柄ではボチボチのようにも感じますが、如何せん内部要因は良い状態ではなく売り方ペース。3800円越えが目先転換の条件でしょうか。

【東京原油 週足】
チャートでは底値圏を作っているように考えています。点火待ち。

【東京とうもろこし 週足】
シカゴはややベクトルが上向きになってきているのか・・・。需給相場への端境期で、昨年は10月から上昇を始めていることから考えるとポジションを取り始めてもいいかもしれません。


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2015年9月26日土曜日

コモフェス2015

おはようございます。


本日、弊社はお茶の水ソラシティでおこなわれる「コモフェス2015」に参加しています。




お越しの方はぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。
また、初めて弊社のアンケートにご協力いただいた方には特典もございますのでお楽しみに。



2015年9月25日金曜日

「金」 来週がポイントか!?

おはようございます。
連休は行楽日和でしたが、その後はもう秋の気配。街を歩いていると銀杏の香り。

連休明けはVW(フォルクスワーゲン)の排ガス不正問題で先行きの株価不安が広がっています。コモディティーでも白金相場が急落。内部要因が悪いものには追い討ちをかけるように新たな材料が出現してきます。

そんななか、昨晩にはイエレン米FRB議長が講演で年内利上げが適切との考えを示しています。利上げ時期よりもその後の利上げペースを重要視しており、緩やかな利上げペースを実現していくタイミングを模索しているようです。


【今週の予定】
9月25日(金) <国内>
9月末権利取り最終売買日
8月消費者物価(8:30)
<海外>
米4-6月期GDP【確定値】(21:30)
米9月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(23:00)
米中首脳会談(ワシントン)
米アップルが新型iPhone発売
CFTC建玉明細 2015/09/15現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
36,449
63,263
26,814
166,081
NY
174,225
134,678
39,547
413,333
NY
60,443
46,180
14,263
158,007
NY白金
50,833
27,801
23,032
73,784
NYパラジウム
18,742
13,632
5,110
27,693
NY原油
485,819
246,433
239,386
1,702,949
シカゴコーン
400,024
270,060
129,964
1,248,454
シカゴ大豆
173,129
146,072
27,057
669,738
集計日がFOMC前になります。「ドル円」のポジションは円買いが前週よりも半減しています。取組高が10万枚以上減少しておりイベントリスクを避ける動きになっていたようです。それに合わせて「金」はショートポジションが増加していました。ただFOMC後の動きを鑑みると買い戻しの動きに転じているかもしれません。「原油」「コーン」はややロングが増加。
【NY金 日足】
 チャートは好転。VW不正問題で景気先行きに不安が広がり安全資産への逃避の動き。CFTC建玉明細からみるとFOMC前に売り込まれておりそのショートカバーの動きと見られます。週足ではこのままいくと今週で2本陽線が立ち来週がポイント。年内利上げの話が出てきて押し込まれる場面もありそうですが市場は徐々に織り込んでいる模様です。

【東京金 日足】
こちらも強い動きになってきました。東京もこのままいけば今週で週足2本目の陽線。来週にかけて上昇が続くか、4500円が見えてきました。ドル円の後押しがあると上昇ペースも速まりますが・・・。
【東京白金 日足】
 8/25の3570円に向かってきています。連休明けの昨日は換算140円以上の下げでしたが、東京市場では下げきらず夜間立会いで安値を試し、また東京日中ではまた切り返してきています。内部要因は以前から改善されておらず買い方はまた期待を持たされます。切り返す可能性がないわけではありませんがまだベクトルは上を向いていないと考えます。
【東京原油 日足 】
 景気先行きに不安が残りますが、先月以降取組高は50000万枚台を上下しており取組高増加が目立ちます。上を向いてはいませんので買いにいくにはリスクがありますが週足で見ると5月高値から8月の下げは1月から5月の上昇期間の対等数値となっており2番底を打っている可能性が高いと思われます。
【東京とうもろこし 日足】
月末には四半期在庫の発表がありますが、大きな動きにはなりにくいかもしれません。他銘柄に比べると出来高が乏しくきっかけ掴めず。

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2015年9月18日金曜日

中1日で5連休へ

おはようございます。

米利上げは結局見送りとなりました。政策金利発表直後、株価は上下はありましたが、リスクオンともオフともどちらとも言えないような気迷いの動きでした。NYダウは16674.74ドルの-65.21ドル。

為替ではドル円は円高への動き。主に対ドルの新興国通貨(資源国通貨)が買い戻しの動きとなったようで、これが貴金属の反発に繋がったと言えるかもしれません。ドル円は円高へと振れましたが現在の持ち合い相場の中心の水準で方向感がまだ見えにくいところです。

結論からすると、米利上げ時期についてはまた不透明さが残り展開は読みづらくなっています。投機筋の資金がどこへ向かうのか慎重に見極めなければいけません。


【NY金 日足】
ドル安新興国通貨の反発でNY金も瞬間1130ドルまで回復。世界経済の先行きに不透明感が残り安全資産買いの動きも見られますが、力強さは今ひとつ。投機筋の売込みは7月ほどまでには至らなかったため買戻しだけでは8月の水準までの回復は難しいかもしれません。

【東京金 日足】
 4400円あたりまでの上値余地は残していますが、ドル円が円高方向への動きとなると上値は限られてしまいます。上昇しながらも上値の重たい展開。

【東京白金 日足】
買い方にとっては昨晩のFOMCは起死回生の材料にはならず期待はずれの動き。対ドルでの新興国通貨の反発もあり、上昇場面もありましたが続いていません。ドル円の動きはまだ放れた動きではありませんが、円高想定でいけば戻り売りの展開と言わざるをえません。

【東京原油 日足】
これも上値切り下がりの形に。どれこれも重い・・・。

【東京とうもろこし 日足】
円高想定でいけばまだ上昇できず。ただ、シカゴはあまり売っていく材料はないかも知れません。



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今回は今の段階でお申込みを多くいただいており、定員超えの可能性がありますのでお早めにお申込みいただいたほうがよろしいかもしれません。



米FOMC 政策金利据え置き

米FOMC後、政策金利が発表されました。

0~0.25% 前回と据え置き

ドル円は120.30円台、NY金⑫は1125ドルへ

このあと3:30よりイエレン議長の公式会見予定。


2015年9月17日木曜日

注目の米FOMC

こんばんは。

さて、いよいよ明日未明には米政策金利の発表&イエレン米FRB議長の公式会見があります。
米国内の条件は揃っている様子で利上げが実施されてもおかしくないとする見方がある一方、国際的な市場環境を理由にいまだ踏み切れずでは?との見方もあり見方は二分しているようです。

CFTCのポジションからの推察では本日のコモディティーの上昇はポジション調整の動きと考えています。理由付けでは利上げ見送りの観測とのコメントも多かったようですが、こればっかりはフタを開けてみないとわかりません。ただ本当に利上げ見送りの観測でポジションが動き出していたのなら為替が動かないとならないと考えています。現在IMMドル円のポジション(氷山の一角ですが)では大きなバランスはありません。故にFOMC後に動き出すことになるとそれは新規建てによるポジション取りと考えられ、国内商品相場はドル建てコモディティーよりも為替変動の影響を大きく受ける可能性が高く、発表後の動きに素直についていくべきではという考え方で今晩見ています。

発表は明日3:00過ぎで夜間立会い終了まで一時間しかありませんが、目を離さずにいきます。

【ドル円 日足】
国内外、株価のチャートが非常に良くなっています。米利上げが実施されるかどうかを見るのではなく、イベントを経過することにより株価がリスクオンとなるかどうか。株価上昇へ動き出すとやはりドル高への可能性は高くなるかもしれません。しかし、リスクオンの流れになりきれない場合はドルが売られ円高に動く可能性も十分あります。持ち合い後の動きについていく構えで考えています。

【NY金 日足】
7月ほどまではいきませんでしたが、先週売り込まれたショートカバーが本日出たのだと考えています。下値は浅いと見ますが、大きな上昇の力も現在の投機筋ポジションからは考えにくくドル建てに関してはあまり大きな動きはないのかも。

【東京金 日足】
発表後の動きで円安なら素直に買いスタンスで、円高なら素直に売りスタンスで考えています。先走りせず発表を見てから判断。

【東京白金 日足】
こちらもリスクオンかリスクオフか、為替どおりでいいと考えます。


FOMCが終わると日本市場はシルバーウィーク。リスクテイクには十分お気をつけください。


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2015年9月14日月曜日

金融政策発表ウィーク

おはようございます。

週末にセミナーお越しいただいた方々、長丁場お付き合いいただきありがとうございました。初めての試みでもありましたので至らない点も多々あったかと存じますが、今後も皆様の勉強のおひとつに役立てていただければ幸いです。ご参加いただきありがとうございました。

さて今週はいよいよ米FOMC。米利上げが実施されるかどうかが焦点です。

【今週の予定】
9月14日(月) <国内>
「会社四季報」秋号発売
8月首都圏マンション発売件数(13:00)
7月第三次産業活動指数(13:30)
日銀金融政策決定会合(~15日)
9月15日(火) <国内>
日銀会合結果発表
黒田日銀総裁会見(15:30)
<海外>
独9月ZEW景況感指数(18:00)
米8月小売売上高(21:30)
米9月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米8月鉱工業生産(22:15)
9月16日(水) <国内>
8月訪日外客数(14:00)
20年国債入札
 

<海外>
米8月消費者物価(21:30)
米9月NAHB住宅市場指数(23:00)
米7月対米証券投資(17日 5:00)
FOMC(~17日) 
9月17日(木) <国内>
8月貿易収支(8:50)
8月日本製半導体製造装置BBレシオ

<海外>
米8月住宅着工件数(21:30)
米4-6月期経常収支(21:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(23:00)
FOMC声明発表(18日 3:00)
イエレンFRB議長記者会見
9月18日(金) <国内>
8月全国百貨店売上高(14:30)
<海外>
米8月半導体製造装置BBレシオ
月・火が日銀金融政策決定会合。水・木が米FOMCになります。先週日銀追加緩和についての自民党議員の言及もありましたが、米利上げだけでなく日本の追加緩和への期待も市場ははらんでいるかもしれません。
CFTC建玉明細 2015/09/08現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
63,121
69,783
6,662
279,712
NY
183,615
124,322
59,293
421,732
NY
58,761
40,020
18,741
155,615
NY白金
49,031
23,665
25,366
70,035
NYパラジウム
18,551
13,130
5,421
27,515
NY原油
490,149
258,719
231,430
1,704,251
シカゴコーン
392,497
287,290
105,207
1,225,245
シカゴ大豆
170,276
135,451
34,825
654,678
再び「金」のショートが膨らんできたようです。米FOMCも近づき利上げ観測からどうしても「金」は重たい展開。一方、為替では円売りポジションがかなり解消されています。対ドルの円についてはポジションから見るとほぼイーブン。今後の展開を読むのが非常に難しいバランスです。ただおそらくイベントリスクを避けている動きであり、FOMC終了後にポジションを取り出してくるのかもしれません。「原油」はやや買われだしてきて買い越し増加。「コーン」はショートが大幅に膨らみ買い越しが減少しました。おそらく農家売りからの膨らみではないかと推察されます。所謂『ハーベストプレッシャー』ではないでしょうか。
【NY金 週足】
 陰線3本。流れは下向きのようです。大方の見方のとおり米利上げ観測により重たい値動きが続いています。CFTC建玉明細からは投機筋のショートの増加が見られます。この流れから言えばもう一段下がってくると7月と同じようなポジションバランスになることが考えられ、その辺りで目先の2番底確認となるかどうか。

【東京金 週足】
先週7月の直近安値を下回りました。ドル建てでの下げにもかかわらずドル円も円安がそれほど進まずにいます。フロアポジションから見れば一般投資家の方々は買い下がってきています。ただFOMCを睨んでも国内はその直後にシルバーウィーク入りでポジション取りに迷うところ。
【東京白金 週足】
 こちらもズルズル下げトレンドのなか。フロアポジションから見てもポジションバランスはほとんど変化しません。高値因果玉を持ちながらじっと我慢している方がほとんどです。ドル高ランド安の動きが先週で目先のピークとなるかどうか。米FOMCは対ドルの新興国通貨の動きに大きな影響を与えるのではないかと考えています。

【東京原油 週足】
二番底確認で目先の安値を打ったと考えています。しかしファンダメンタルズ論者からすればまだまだ下値を追う見方は多いようです。CFTC建玉明細から見れば落ち着いてきたように見えますが。

【東京とうもろこし 週足】
 
単収 : 8月報告 168.8bus
     市場予想 167.6bus(レンジ166.1~170.5bus)
     9月発表 167.5bus 
  
生産高 : 8月報告 136億8600万bus
           市場予想 135億9900万bus(レンジ134億7100万~138億7000万bus)
               9月発表 135億8500万bus 

大方予想通りの内容で、前月大幅に上方修正された単収は一部の地域の作柄悪化から下方修正されましたが、イールドカーブからみると順当な水準のようです。

発表後の切り上げはおそらく売り込みの反動。農家売りが出だしてきていたと見られその反発。ハーベストプレッシャーを織り込んでの反発になってきた可能性があります。買い方針で考えていくべきか・・・。