昨晩の米株式は反落。NYダウは前日比244.95ドル安の42098.70ドル、ナスダックは前日比98.226ポイント安の19100.937、S&P500は前日比32.99ポイント安の5888.55。引け後に発表される米半導体大手エヌビディアの2025年2-4月期決算発表を前にポジション調整によって積極的な売買は手控えられました。また5月のFOMC議事要旨が公表され、利下げに慎重な姿勢が示されたことも反落の要因となったようです。ただ引け後に発表されたエヌビディア決算が前年同期比69%増と市場予想を上回る結果となると、時間外でナスダック筆頭に反発。アジア時間でもその流れを汲み、日経平均株価は本日、前日比710.58円高の38432.98円と約半月ぶりに38000円台を回復しました。
一方、今朝方に、米連邦裁判所がトランプ大統領の「解放の日」関税を差し止めたと複数の通信社から伝えられるとドル買いが加速。そもそもトランプ大統領に「関税を課す権限はない」との判断が下されましたが、これは今後、裁判で争われることに…。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】NY金6月限セツルメントは前日比5.5ドル安の3294.9ドルで入電。ただ今朝のトランプ大統領の関税措置が違憲との司法判断でドル高が進行し、アジア時間からドル建て価格が下落。OSE金標準先物4月限は日中取引の寄付きは前日比64円安の15375円で始まりました。日中はドル円が145円台中盤で横這い推移となり、OSE金標準先物価格もレンジでの推移。終値は前日比20円安の15419円で終了しています。朝方に上昇したドルも徐々にドル安に振れており、ドル建て価格は反発傾向。トランプ政権は違憲との裁判所の判断を不服として連邦の裁判所に控訴すると表明しているため、今後の先行きはまだ不透明です。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】OSE白金標準先物4月限は本日、前日比84円高の4796円で日中取引を終えました。NYドル建て価格は一年ぶりの1100ドル付近まで上昇してきており、円建て価格も一時4800円を2月以来3か月ぶりに回復しています。ただドル建て価格は1100ドルでやや足踏み状態で、本日は円安での押し上げが強かった様子。
セミナー 今後の予定
6/28 岡地セミナー(東京)
講師:水上紀行
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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