2026年4月30日木曜日

金 NY3日続落「有事のドル買い」1ドル160円台

29日の米株式は不安定な動きとなり、大半の構成銘柄が下落したものの、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトの決算発表を控え、テクノロジー株は相対的に堅調。トランプ大統領は石油業界幹部らとイラン港湾封鎖の長期化への備えを協議し、原油高、インフレの長期化が懸念され長期金利は上昇。NYダウが前日比280.12ドル安の48861.81ドルで5営業日続落、一方でナスダックは前日比9.441ポイント高の24673.240でほぼ変わらず、S&P500は前日比2.85ポイント安の7135.95。米長期金利は10年国債利回りが4.43%と2025年7月以来の4.4%台まで上昇しています。

【ドル円 日足】

【WTI原油 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】 
【OSE金標準先物4月限 60分足】
29日のNY金6月限は前日比46.90ドル安の4561.5ドルと3営業日続落。米国とイランの和平協議に進展が見られず原油価格高止まりによるインフレの長期化の懸念から米金利が上昇。「有事のドル買い」によって上値が抑えられた展開が続いています。また28,29日のFOMCでFRBは政策金利のFF金利誘導目標レンジを3.50~3.75%に据え置き。イラン情勢については様子見姿勢を維持し、慎重な政策運営の構えを示しました。ただ金融緩和維持の声明に対して地区連銀総裁3人からの反対があり、政策が若干タカ派的方向に傾いていることが示されました。
OSE金標準先物4月限は夜間取引で安値23960円(29日22:45)と4月に入って初の先限価格24000円割れまで値下がり局面がありましたが、今朝の日中取引寄り付きは24232円でスタートし、やや反発の動きを見せています。3月に売り込まれた24000円以下が抵抗となるか…。

 

 

 

 

セミナー 今後の予定


2026年5月30日(土)

講師:藤代宏一氏
㈱第一ライフ資産運用経済研究所
経済調査部 主席エコノミスト

 


 
 
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2026年4月24日金曜日

イラン情勢の行方に先走る株価と動かない金

23日の米株式はイランと米国の和平交渉が成立するのかを巡って不安が強まり総じて反落。原油相場は上昇。イラン戦争の緊迫化を示す新たな兆候を受け、ホルムズ海峡を通る輸送が早期に再開される見通しは後退しています。NYダウが前日比179.71ドル安の49310.32ドル、ナスダックが前日比219.062ポイント安の24438.504、S&P500は前日比29.50ポイント安の7108.40。今朝にはイスラエルとレバノンの停戦がホワイトハウスでのハイレベル会合を経て3週間延長されたと伝えられましたが、相場への影響は軽妙。 

【ドル円 日足】



【WTI原油 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
23日のNY金6月限は前日比29.0ドル安の4724.0ドルと反落。トランプ大統領がホルムズ海峡で機雷を敷設している船は射撃し撃沈するよう海軍に命じたと明かし、イランとの和平協議の進展に警戒が広がりました。為替市場ではドルが底堅く、ドル建て金価格には割高感が生じ、上値が重い展開が続いています。OSE金標準先物2月限は前日比60円安の24825円で推移(10:52)。中東情勢の行方が定まらず、金価格の方向性も目先は出にくい状況か…。

 


 

 

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2026年4月21日火曜日

迫る22日の停戦期限

トランプ米大統領はイランとの2週間の停戦について期限(米東部時間22日夕)までに合意に至らない場合、延長する可能性は「極めて低い」と述べ、合意が成立するまでホルムズ海峡は封鎖された状態が続くとの見方を示しことが先行き不透明感を強め、米株式は小幅に反落。NYダウは前日比4.87ドル安の49442.56ドルで3日ぶりの反落。13営業日連続で上昇してきたナスダックも64.087ポイント安の24404.493、S&P500は前日比16.92ポイント安の7109.14と6日ぶりの反落です。
また、21日にはトランプ氏が先に次期連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名したケビン・ウォーシュ元FRB理事の指名公聴会が行われ、注目を集めています。ウォーシュ氏は「金融政策の独立性は獲得されるものであり、不要な影響を排することでより良い政策判断が形成されると考えている」と発言し、「金融政策運営が厳格に独立性を維持するよう確実にすることにコミットする」としています。

【ドル円 日足】



【WTI原油 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
4月に入り、イラン情勢は予断を許しませんが、原油価格については一時的な警戒感は徐々に薄れ軟調な展開となっています。そのため米株式を筆頭に株価は急回復していますが、金価格は上値が伸び悩んでいます。原油価格は一時の騰勢は落ち着いていますが、高止まりによるインフレ懸念に対する不安要素は拭えず、金利も高止まりしていることが伸び悩みの要因となっている模様。しかしながらETF市場にも資金回帰の動きも見受けられ、目先は21日のケビン・ウォーシュ元FRB理事の指名公聴会が注目されます。ウォーシュ氏が年内の金融緩和に前向きとの見方が強まれば、金の支援材料となる一方で、インフレに対する慎重姿勢や利下げへの消極姿勢が示されれば、金にはマイナスとなる見通しがコンセンサスとなっており、出来高、取組高の回復となるか…。本日のOSE金標準先物2月限は前日比68円高の25270円近辺での推移となっています。

 

 

 

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