商品先物取引　「切り札をさがせ」: 09/24/24

2024年9月24日火曜日

金　12000円台に上抜け

おはようございます。

昨晩の米株式は米利下げが景気を支えるとして買い優勢の展開となりました。NYダウは前日比61.29ドル高の42124.65ドルで3営業日続伸し過去最高値を更新。ナスダックは前日比25.949ﾎﾟｲﾝﾄ高の17974.269、S＆P500は前日比16.02ﾎﾟｲﾝﾄ高の5718.57と反発。米グールズビー・シカゴ連銀総裁が講演で来年にかけての利下げの可能性に言及したことが好感されています。ただ米9月PMIの発表で価格指数が高水準でインフレへの可能性が警戒され、利下げペース鈍化？といった見方も出たようです。

【ドル円　60分足】

【NY金12月限　60分足】

【OSE金標準先物　60分足】

NY金12月限は前日比6.3ドル高の2652.5ドルで4営業日続伸。週末の20日時点で総取組高は55万枚台に増加しており新規の資金流入が確認できます。20日夜間から23日祝日取引にかけてドル建て価格が取引中最高値の2659.8ドル（23日11:29）まで上伸した際にOSE金標準先物8月限は12250円の高値をつけ、さらに昨晩ドル円が1ドル144.34円（23日23:09）までドル高円安が進んだ際に12254円（23日23:11）の高値を再びつけました。ドル円が今朝にかけて1ドル143円前半まで円高に下振れし、OSE金標準先物8月限は前日比265円高の12177円で今朝の日中取引をスタートしています。12000円台に乗せチャート上は上抜けたかたちとなっており、上値追いの勢いが強まるとみられます。日銀の植田総裁は本日24日、大阪経済４団体共催懇談会で講演し午後４時から記者会見の予定。総裁は金融政策を据え置いた20日の金融政策決定会合後の会見で、米景気のリスクを強調し追加の利上げ時期を吟味する上での焦点だと言及していますが、本日もハト派発言が出る可能性が・・・？

【ＮY白金10月限　60分足】

【OSE白金標準先物　60分足】

昨日、欧州経済指標の低迷で欧州景気リスクが意識されユーロが対ドルで売られ、白金族が売られています。NY白金10月限は前日比20.1ドル安の961.8ドル。OSE白金標準先物8月限は4405円（23日18:36）まで売り込まれましたが、ユーロ安が一巡すると反発し4400円台後半まで回復。本日は4428円（8:45）でスタートし10:07現在4450円までじり高の展開。4600円抜けに向けた動きに・・・？

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