2021年5月13日木曜日

金 米CPI 2008年9月以来の大幅な上昇でインフレ警戒感強まる

おはようございます。

米株式は3日続落。昨晩発表された米4月消費者物価指数では市場予想を大きく上回る物価上昇が示されインフレに対する警戒感が強まりました。NYダウは前日比681.50ドル安の33587.66ドル。ナスダックは前日比357.75ポイント安の13031.68。S&P500株価指数は前日比89.06ポイント安の4063.04で終えています。急速なインフレに対する警戒感で債券も売られ長期金利は上昇。米10年国債利回りは1.70%台に上昇しています。FRBがインフレ圧力は一時的との姿勢を示していますが、市場は対応が後手に回ることを警戒しているとの指摘がある一方で、単に高値警戒感から利益確定売りのタイミングを探していたに過ぎないとの楽観する見方も少なくないようです。 


【金標準先物 日足】

夜間立ち合いでは米消費者物価指数の発表直後は急落。しかし一時急落した6390円(21:31)から急速に切り返し6455円(22:04)まで上伸。国内は米長期金利上昇でドル高円安の動きとなり国内金価格は支えられていました。NY株式市場が開いてからは終始株価はインフレ警戒から売られる展開となり、金利上昇、リスク回避によってドルは対主要通貨でドル高が維持されNY金も前日比13.3ドル安の動きで伸び悩みました。Sell the Fact的な要素もあったように思われますが、インフレ圧力の高まりは金価格上昇要因であり再度高値追いの展開になるとみられます。米10年国債入札も堅調に終え、長期金利上昇は続かずか!?


【白金標準先物 日足】

インフレ圧力はコモディティーからの視点で言えば価格上昇要因。ただ株式市場は急落の反応を見せていることから急速なインフレ圧力について市場は悪材料と捉えているようです。株式市場の続落で白金価格も軟調推移。ドル高が対主要通貨で進み、新興国・資源国通貨が売られることによってドル建てのコモディティー価格も押されました。しかしチャートではトレンドが維持されている範囲内であり、上向きの流れは変わらないと見ています。

 

 

 

 

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