2023年6月26日月曜日

金 ロシア内乱!?

 おはようございます。

米株式は下落。イギリス、スイスなど相次ぐ利上げで世界的な金融引き締めの長期化が懸念されています。NYダウは5日続落となり前日比219.28ドル安の33727.43ドル。ナスダックは反落し138.092ポイント安の13492.516、S&P500も前日から反落し前日比33.56ポイント安の4348.33。ドル円は1ドル143円台後半までドル高円安が進行。世界の各中央銀行が利上げ姿勢を強め、日銀が現状の緩和政策を維持していることでクロス円では金利差拡大からもドル高円安圧力が強まりやすくなっています。口先では行き過ぎる円安は警戒されますが、週末レポートでもお伝えしている通り、介入の可能性は極めて低いとみられます。

【金標準先物 日足】

NY金8月限は前日比5.9ドル高の1929.6ドルで4営業日ぶりの反発。欧州での利上げ観測で世界的な景気減速の兆しが見え始めてきており警戒が強まった模様で、長期金利が低下。また週末、ロシア民間軍事会社「ワグネル」の反乱でロシア国内の政情不安が懸念されました。週明けアジア時間開始から一時原油価格などが高騰。ドル建ての貴金属価格も上昇。相対的に対外通貨に対してドルは安くドルインデックスは軟調。ドル円は1ドル143円台に入ってきており、日本の当局者からは過度な円安に対するけん制発言は出ていますが、実際の介入に踏み切るには至らずと市場は見ている模様で大きな動きには至らず。OSE金標準先物4月限、午前は前日比76円高の8890円(10:39)まで上昇。12:40現在前日比50円高の8864円近辺での推移となっています。終値ベースでの最高値8891円(6/19)を今週もう一度トライか?今月は納会月となり27日が納会、28日8:45日中立会い開始から先限に2024年6月限が発会します。

【白金標準先物 日足】

週末のNY白金7月限は前日比2.8ドル安の923.7ドルで5営業日続落。ただ週明けの本日、国内円建てのOSE白金標準先物4月限は8:45に前日比8円高の4180円で寄り付き、12:49現在前日比56円高の4228円まで反発しています。先週の火・水・木・金で国内日中立会い時間(8:45~15:15)での日足チャートでは3つ窓が空く「三空」を形作っており、週末ロシアの政情不安をきっかけに下げ過ぎとみた買戻しが入っていると推測されます。また別に、中国が7月から「国六排出規制6b段階」を段階的に導入することを発表。排ガス規制に適合していない車両の生産・輸入・販売が禁止されます。中国の排ガス規制は欧州の規制「ユーロ6」よりも規制値が低いとされており、米国の「ティア3」に相当するレベルとされています。NY白金市場でも相対力指数(RSI)は下げ過ぎとされる30%を下回る25.7%まで低下しており、下値として買い戻されやすい水準になっているとみられます。


 

 

 

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