おはようございます。
今週から米企業第1四半期決算発表が本格化。関税によって企業の業績見通しがどう変化していくかが注目されます。週明け米株式市場では、相互関税の対象から電子関連製品が除外されたことで投資家心理が改善し、ハイテク株中心に買いが広がりました。NYダウは前日比312.08ドル高の40524.79ドル、ナスダックは前日比107.028ポイント高の16831.483、S&P500は前日比2.61ポイント高の5405.97と主要3指数は揃って2日続伸しています。ただ、TV番組でラトニック米商務長官が、除外された電子関連製品については今後発表される「半導体関税」組み入れると表明し、米トランプ政権の通商政策には不透明感が残ることが株式相場の重しにもなっているようです。
ドル円相場は相互関税への過度な警戒感が後退して一時144.07円(22:25)までドル買い円売りが進みましたが、ドル安円高の下押し圧力は根強く再び142円台に。ウォラーFRB理事が「景気後退の脅威があれば、早期利下げを支持する」としたことで早期の米利下げも意識されたとみられます。
【NYダウ 日足】
【ドル円 日足】【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】《世界のETF残高~WGC~》NY金6月限セツルメントは前日比18.3ドル安の3226.3ドルで5日ぶりの反落。関税政策への警戒が一服したことで利益確定売りに押された様子。WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)の公表したデータによると、4月以降世界のETF残高が急増しています。特に北アメリカ地域とアジア地域で急拡大。これは主に代表的な米国のSPDRと中国の華安易富黄金(HuaanYifu)などのETFに資金が大量に流入しているとみられます。金ETFは米国市場だけでなく中国市場においても需要が拡大しており、中国が金購入を拡大している一因。米国と中国が相互関税の対立を続けていくことで、金市場への資金流入は避けられない状況か?OSE金標準先物2月限は前日比7円安の14870円(8:45)で日中取引が寄付き、午前は一時14950円(10:38)まで上昇。現在は前日比43円高の14920円(11:35)近辺での推移となっています。
【NY白金 日足】
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